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人の目
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人の目、人目
1.
人の目というが、それは人の目じゃないんだ。
人に見られている、と思っているときは、自分の心が人の目のかわりをやっていることで。
つまり、キミが人の目と思っているのは、自分の「目」なんだよ。
( )
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1.
神を恐るる癖に人を恐れず。
今の世の豪商とか金満家と云(い)うものは常に恐れつつある。
何を恐れつつあるかと云えば金を失う事と権力を失う事を恐れつつある。
金は何の為に失うか。
権力は何の為に失うか。
彼等をして金と権力を失はしむるものは何であるか。
──人である。
(
夏目漱石
)
2.
おろそかにされたものが
同じ状態を保つことは決してなく、
劣化の道をたどる。
(
リチャード・L・エヴァンス
)
3.
人間なんて、誰もが悲しいのよ。
この東京だって、悲しみが地平線まで拡がっているのよ。
(
遠藤周作
)
4.
(本を)上手に読むというのは、読んでよかったと、自分で自分に言える経験をするということです。
(
長田弘
)
5.
やり方が幾つもあると思うやつは、優柔不断に陥る。
( アラブの格言 )
6.
愚かなる者も、黙する時は知恵ある者と思われ、その口唇を閉じる時は哲(さと)き者と思われるものである。
(
『旧約聖書』
)
7.
社員は待遇や仕事内容に不満があっても、それだけでは辞めない。
むしろ、人間関係がしんどいとか社内の風通しが悪いとかコミュニケーション不全に由来する退職のほうがずっと多い。
(
小山昇
)
8.
怨恨(えんこん)は劣等感から湧き出るものである。
(
オルテガ
)
9.
オレには限界と妥協はない。
(
長嶋茂雄
)
10.
本当の物語は、みんなそれぞれに果てしない物語なんだよ。
(
ミヒャエル・エンデ
)
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