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愛が滅び始める
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1.
別れには、別ればなしなど必要はないのだ。
不用意に、「もし……したら別れる」と放言したときから、すでに別れははじまっており、愛は滅びはじめたのだ。
（ 田辺聖子 ）
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1.
怠けていても一日、根(こん)かぎり働いても一日。
どうせ一日なら、存分に働いたほうが気持ちが良い。
（ 小佐野賢治 ）
2.
人は、自分が心に描くものそのものである。
（ ）
3.
愛されなかったということは、生きなかったことと同義である。
（ ルー・サロメ ）
4.
何が残酷といって、相手を愛しているのに相手からは愛してもらえない男には、女心ほど残酷なものはない。
（ サマセット・モーム ）
5.
英知に関する本の第１章は、正直さについてだ。
（ トーマス・ジェファーソン ）
6.
旅行者はその放浪によって、家庭のありがたさを学ぶ。
（ チャールズ・ディケンズ ）
7.
いつかは絶対に目覚めぬ永久の眠りにはいってしまう時がくる……という一大事を考えると、毎朝目覚めた時、自分の活きていることに限りない感謝を感じないではいられない。
（ 中村天風 ）
8.
生きていることが大切なんです。
今日まで生きてこられたなら少しくらいつらくても明日もまた生きられる。
そうやっているうちに次が開けてくるのです。
（ やなせたかし ）
9.
この世に於(お)いて、和解にまさるよろこびは、そんなにたくさんは無い筈(はず)だ。
（ 太宰治 ）
10.
よくある修辞や隠喩は使うな。
短い語で十分なら長い語は使うな。
一語でも削れるなら削れ。
外来語や専門語はできるだけ使うな。
（ ジョージ・オーウェル ）
11.
他人を苦しめることによりて
己の快楽を求むるものは、
怨みの絆にまつわる怨みから免れ得ず。
（ 『法句経』 ）
12.
あくる朝起きたら、また違う風が吹いているからね。
（ 河合隼雄 ）
13.
人間の行動はすべて次の七つの原因の一つないし、それ以上のものを有す。
機会・本性・強制・習慣・犠牲・情熱・希望が、則ちこれなり。
（ アリストテレス ）
14.
あなたの持っている最上のものを差し出しなさい。
そうすれば最上のものが返ってくるだろう。
（ マデリーン・ブリッジズ ）
15.
苦労した作品より、ひとりでにどんどん進んでしまったもののほうが、いつでもいい。
（ 岡本太郎 ）
16.
子どもが競争に負けたときは、後ろから抱く。
競争に勝ったときは、前から抱く。
（ 加藤諦三 ）
17.
自分で決めたことも守れなかったら、私が私である意味なんてないじゃん。
（ アニメ『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』 ）
18.
人は、変化は大嫌いだが、試してみることは大好きだ。
（ デイル・ドーテン ）
19.
今日にしてやっと
若い世代の本離れ、活字離れが社会的にひろく云々(うんぬん)されるようになってきたというのは、
むしろようやく本という文化が社会的に成熟の兆しをみせて、
ともすれば若い文化としてしか考えられてこなかったような時代が終わりつつある結果というふうに考えるべきだ
（ 長田弘 ）
20.
心の田んぼ──「心田」を耕すことを人は忘れてはいけない。
（ 水上勉 ）
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