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1.嘘っていうのは結婚を長生きさせる薬だよ。嘘がなくっちゃ即死だわ。

2.母親は、何をしていても、子供を傷つけてしまうもの。

3.経営者は常にチャレンジし続けなければならない。さらには、先頭を走る経営者が倒れても、その精神を継承した社員が、経営者の屍を乗り越えてチャレンジを続けていく。そのような企業風土を作らなければならない。

4.いいたくないこと、心にもないことは、口を閉ざしていわないこと、です。せいぜい「無口な人ねえ」と気味悪がられるくらいが関の山。それでも、あなたを認め、信じる人は、ちゃんと残っていく、と私は思うのです。

5.ひとつ色で似ぬものばかり紅葉(もみじ)哉(かな)

6.ほんとうの個人の姿を隠すのが余計だと主張できるのは、自分のペルソナと自分が同一化していて自分自身がもはやわからなくなってしまっている人に限られる。

7.私は、友人から忠告されるのは嫌い。それは頑固だからではなく、私が影響されやすい性格だから。

8.プレゼントが全然愛情表現じゃないこともあるし、本当は愛がないのを隠すためにプレゼントを贈るってことさえありますよね。「いとおしむ」気持ちをプレゼントで表せるかもしれないけど、でもプレゼントは何……

9.共有のロバは、いつも荷が勝ちすぎる。

10.初めはどこから見ても疑いようがなかった考え方も、視点を変えてみることによって盲点があることがわかってくる。既成概念、固定概念とはそういうものである。

11.強いからヒーローなんじゃない。喜ばせるからヒーローなんだ。

12.料理人と酒蔵係が反目することはない。

13.好きなように楽しんでごらん。何もしなきゃ何もおこらないし、何かやってりゃ何かおきる。

14.数ある習慣のなかでも最も自覚しにくく、最も強く人生に影響を及ぼすものが、思考習慣、いわば考え方の癖です。

15.下情には通ぜざるべからず。下事には即ち必ずしも通ぜず。

16.私たちは、何かというと口癖のように「すみません」と言っています。「すみません、ご足労いただいて」「すみません、お時間をいただいて」という具合です。この「すみません」を「ありがとう」に置き換えること……

17.月に添ふ星に住みたる我らかな

18.しゃれが解らずに苦しむくらい情けないことはない。

19.自分の人格を他に及ぼさぬ以上は、せっかくに築き上げた人格は、築きあげぬ昔と同じく無功力で、築き上げた労力だけを徒費した訳になる。

20.虹消えて了(しま)へば還(かえ)る人妻に

21.誰彼もあらず 一天自尊の秋

22.元気になると、同じ事でも気にならなくなります。

23.蝮(まむし)より蝮捕り器のぶきみなる

24.一身を作り上げるにも、一国を作り上げるにも、決して一通りのことでゆかぬ。効果を数十年の後に期し、幾多の困難と障碍(しょうがい)とを排してゆく耐忍と根気とあって大業は始めて成就せらるるのだ。

25.人生は実験なの。だれもがこの世界で自分がいるべき場所を探している。

26.洗練された手腕は、巨大なものを圧縮してみせる。重大なことを、さらりと表現する。

27.戦時中は、一見、生存の役に立たないような物事が、生きる気力を保ってくれる。

28.平凡な日々からなる人生が、それぞれにとっての歴史です。平凡なというのは、誰も素晴らしいと思っていない素晴らしいもの、という意味です

29.囀(さえずり)にぼそと人語(じんご)をさしはさむ

30.あなたが挑戦されたものに勇気をもって取り組むならば、(潜在意識という)広大無辺な知恵がその答えをあなたに示してくれるだろう。山(障害)は海に入る(解決され視界から消え去る)だろう。

31.私は社会規範の偽善を拒絶する。社会規範を受け入れたことは一度もないと言える。特に私生活では。

32.賢妻は必ずしも男にとって良妻とは限らない。

33.私は、不安と苦痛の窮極まで追いつめられると、ふいと、ふざけた言葉が出るのです。臨終(りんじゅう)の人の枕もと等で、突然、卑猥(ひわい)な事を言って笑いころげたい衝動を感ずるのです。

34.むらさきに隣(とな)る白藤見えわたる

35.私は誰かを批判する時は、ほめ言葉とセットにするというルールを必ず守っています。ほめ言葉というたっぷり厚く切ったパンの間に、批判という中身をはさむのです。

36.母親を泣かすのは この世で一番いけないことなのです

37.(本と違って)映画はぐいぐい押してくる。ガキ大将みたいだ。すごく出来がよくて押しが強い。つかまったら逃げられないね。もちろん映画だって、あとで思い出して記憶の中で変わることはあるが、やっぱり本の変……

38.思ひたえ待たじとすれば鳥だにも 声せぬ雪の夕暮の山

39.試みることによって、それだけ成長できる。

40.証拠を示す責任があるのは、否定するほうではなく、肯定するほうである。

41.子蟷螂(こかまきり)生まれながらの身の構え

42.本当の欲望というものはそんな苦しいものではない。本来楽しむためのものが欲望なのだ。それは欲しがれば欲しがるほど、どんどん自分を楽しくさせてくれるものだ。

43.読書について言えば、答えを求めて読むのではなく、ひたすら読む。じっくり読む。耳を澄ますように、心を澄まして、言葉を読んでゆくほかに、読書のコミュニケーションはない。

44.身体の痛みによって身体の異常に気づくように、心の痛みによって正しい道からはずれていることに気づくのである。

45.夜の熟睡を死んだように眠るとたとえるのは、適切な表現かもしれません。人は夜、眠りの中に死んで、朝目を覚ます時は死から甦るのだと考えられるからです。「日々これ新たなり」ですね。

46.己(おのれ)を空しくして他に尽くすだけの高邁な精神の持ち主こそが、政治を託し得る人なのだ。名誉や金に動く者が人気で政治をやりかねないところに、民主主義の危険が潜んでいる。

47.彼のなさんとするところを、先んじて我なせば、勝たざることなし。

48.人間や人生の事件、事物は素材にすぎない。それは解釈する人の心によってどんなにでも変わるのだ。

49.幸運を望む男よ、お前が二つ結果を得る為に、十の事を為したら必ず、幸運は来るぞ。

50.大やんま花道を来るやうに来る

51.いい教師は生徒に答えを与えないものだ。道は示しても、その先の選択は生徒に託す。

52.心は万境(ばんきょう)に随(したが)って転じ、転ずる処(ところ)実に能(よ)く幽(ゆう)なり。流れに随って性(しょう)を認得すれば、喜(よろこび)も無く亦(また)憂(うれい)もなし。

53.住めば田舎も名所。

54.いくさというものは、六、七分の勝利で十分である。八分の勝利は危うし。九分、十分の勝利は、味方の大負けの下作りなり。

55.そうすべきでない不正な行為も、正しいとおもえば、いつでも正しい。誤ることなどありえないという正しい理由をいつでももっているのだ。

56.当世のほまれは後世のそしりとなり、いまのそしりは後世のほまれとなる事、むかしよりためし多し。今の人はそしり候とも、道理あるにはしたがいたるがよく候。(ver.0)

57.愛だけが、国籍、年齢、社会的地位、様々な状況を越えて、あらゆる人々の共通点だと思う。

58.先延ばし主義とは、判断ミスの積み重ねを示す完ぺきな例である。この場合、ひとつひとつの判断ミスが小さな損失をもたらす。それらが時間とともに蓄積して大きな損失となり、最終的には大きな後悔へとつながって……

59.絵のろうそくは百あっても、部屋を灯(とも)してはくれない。

60.秋愁や齢(とし)にはかてぬものばかり

61.地元の人が日々使ってくれる、品質を(高く)評価してくれる店、これが本物です。

62.ゆく春や身に倖(しあわ)せの割烹着(かっぽうぎ)

63.女はすべて申し分のない娘だ。なのに、悪妻はどこから来るのだろう。

64.毎朝、自分で牛乳を沸かして甘くして飲みます。新聞やテレビのニュースを見ながら熱い牛乳をすする。ただそれだけのことです。でも、毎日、そうしていると、何だか楽しいの。今日のこの日があしたにつながるとい……

65.私の名前はどういうものか、「三島由紀夫」というのを、「三島由起夫」とまちがって書かれることが多い。私は由紀夫であって、由起夫なんていう、だれか知らない人物ではない。

66.脅しの名人はめったに実行せぬ。

67.冗談を言ったり、漫談のような話をしなくても、楽しませる話をしてくれるのが本当におもしろい人だ。

68.たんぽゝと小聲(こごえ)で言ひてみて一人

69.水飯や母のおとろへほの見えて

70.失恋したからって泣いている場合じゃない。元気になって、キレイにして、次の恋を待つの。

71.経営者は権限を譲ったような顔をしながら、相変わらずなんでも自分で決めてしまう。部下に言うんだ。「それはきみの責任だ。ただ、私なら……」とね。

72.もしあなたが次に同じ苦しみに出合ったとき、その苦しみを回避できると思っているなら、あなたは自分の背後を見落としている。

73.月代(つきしろ)や昨日想へば茶の冷ゆる

74.卑下も過ぎれば自慢となる。

75.悦楽、奢侈(しゃし)──これが諸君の幸福と名づけるものである。だが私は何ものも欲しないこと、それが神々の至福であると考える。

76.黒を知らないと白さも分からない。苦労を知ればささやかな幸せもありがたい。

77.温めるも冷ますも息や日々の冬

78.根性というのは人生のスパイスみたいなもので、ほんの少しあると人生をおいしくさせるが、そればかりドバッ、ということになると、すべての味を破壊してしまう。

79.雪の結晶は、天から送られた手紙であるということが出来る。

80.自分の現在は、過去の思いを潜在意識が実現した世界である。自分の現在の思いは、必ず未来に現れる。

81.朝もよし 昼もなおよし晩もよし その合い合いにチョイチョイとよし

82.あなたの理想について、他人と話すことが少なければ少ないほどよいのです。

83.人の悪口を言うのは、自分に自信のない人。自分に自信のある人は、人の悪口を言わない。

84.ふだん人を泣かせてばかりいる人は、死んだ時には笑われ喜ばれるのです。ふだん人を喜ばせ笑わせている人は、死んだ時には泣かれ悲しまれるのです。(ver.0)

85.今日はこの世、明日はあの世。

86.あなたなんか大好きです。

87.(船の生け簀のなかに)同じ種類の魚ばかりだと、魚は緊張感を失ってしまい、港に着くまでの間に、生け簀のなかでぐんにゃりとなってしまう。ところが、敵意を感じる魚がまじっていると、いつ自分が食われ……

88.掌中の雀のほうが、遠方に舞う鶴よりもましだ。

89.夫によって女王、夫によって乞食。

90.今ある時代にむきあえるもう一つの言葉をもつことができなければ、そのもう一つの言葉の側から今という時間を新しく読みなおしてゆくということはむずかしい。

91.時には思い通りにならないこともある。でもそのために、心と想像力があるのよ。

92.人の話すことに好奇心なり関心なりを動かさなくなるとき、それが老化現象の第一歩だと思うが、社会現象としての老化徴候は言葉だけから見ても深く静かに進んでいて、既に老人のような若者もいっぱいだ。

93.少しでも興味を持ったこと、やってみたいと思ったことは、結果はともあれ手をつけてみよう。幸福の芽はそこから芽生え始める。

94.幼いころの記憶というのは、思いだすと懐かしく、そしてふしぎだ。肩車が好きだった幼い子どもは、かつての父よりおおきくなったいまも、幼いころの肩車の上の世界をはっきりと覚えている。

95.麗しき春の七曜またはじまる

96.人間が成長するということは、身体が大きくなるばかりじゃない。身体の成長につれて、内なる精神や魂も、一緒に大きくなる。

97.カルチベートされた人間は、てれる事を知っています。

98.完全に間違っているものなんて世の中には存在しない。止まった時計ですら1日に2回は正しい時間を指すんだから。

99.今の社会は、マイナスをなくそう、なくそうとし過ぎるのでは。人生はプラス、マイナス両面から成り立っている。人間はマイナスによっても育まれるということに、みんながもっと気づけば生きやすくなる。

100.死んだら死んだで生きてゆくのだ。

101.あのね、読んで面白くない小説はね、それは、下手な小説なのです。面白くない小説は、きっぱり拒否したほうがいいのです。

102.男と女が愛しあったあかしに妊娠し、その重荷は女だけに背負わされるというところに造物主のそもそものまちがいか、もしくは深慮があったのではないか。

103.ほゝづきのわかき青さや魂(たま)まつり

104.くらき世をたぐり寄せたる手毬唄(てまりうた)

105.やごとなき一筆(ひとふで)かきや宝船

106.この世は涙の谷、嘆きの谷である、と孤児院時代に教えられました。だからつらいものは読みたくない。つらいものを超えるために笑いがある。

107.持たなくてもいい重い荷物を、誰に頼まれもしないのに一生懸命ぶらさげていないか。

108.かたづけは肉体労働です。本当に大変な作業です。その上、「選ぶ」というステップでは、最大出力で脳を使います。とても疲れます。ですから、必ず体調の良いときに始めてください。

109.健全な精神にこそ、健全な肉体が宿る。

110.心は、目に見えないものを感じ取る。

111.平和主義は簡単に言ってしまえば、「殺すな」ということです。自分というひとりの人間を「殺すな」と、自分を殺しにかかる人間に言うことでもあれば、誰かほかの人間を殺しにかかる自分にも、他の人間に……

112.熟柿(じゅくし)食ひ子規(しき)大人のこころもち

113.「こう努力しましたが、うまくいきません。ほかの方法は無いですか」というのが相談です。

114.上善(じょうぜん)は水の如(ごと)し。水は善く万物を利して、而(しか)も争わず。衆人の悪(にく)む所に処(お)る。故(ゆえ)に道に幾(ちか)し。(ver.0)

115.一頭のライオンに率いられた羊の群れは、一頭の羊に率いられたライオンの群れにまさる。

116.計画に失敗すれば、失敗を計画することになる

117.われわれの思考は、隠退し退却した思考です。みんな、若い頃の罪滅しをしようとしているみたいなものです。

118.露の世の宴の酒に酔ひにけり

119.熱中するものがほしければ、まず第一に自分が実際の自分より立派なふりを自分と他人にしないことである。第二に他人に迎合しないことである。第三に自分にとって、心理的に最も困難と思えることをやってみること……

120.苦しみ多ければ、それだけ、報いられるところ少し。

121.自分が、「善なるものとなるべき道」を辿っていると思おうとしても、あまり説得力がない。自分に?をついているような気分になる。悪に走りたいわけでもない。「善」であることへのリアリティが湧かないのだ。

122.「(中流の)“中”以下の人がこれからどうなっていくか」をひとつ主眼にして、生きてる今を考え、それを広げて自分のやってることに関連づける。そこにほんとうのことが隠れているような気がする。

123.ユートピアを歴史の外に仮想し、いつも「この世のほかの土地」へ想いを馳(は)せつづけているものにとって、時と距離とは「おのれ自身との結合」をあきらめ、おのれ自身とわかれてゆかねばならないことを予告する。

124.不安が解消されると、今度は不満が出てくる。

125.教育の意義は人々に知らざることを知るように教えることではなく、人々が日常の挙動を一新せしめることにある。

126.社会が個人生活における偶発的な事態を集団的に保障するという約束を取り下げてしまったために、社会が生み出した諸問題に対策を講じ解決策を求めるのは今や個人の仕事になっている。

127.物芽出て指したる天の真中かな

128.恋しとよ君恋しとよ床しとよ 逢はばや見ばや見ばや見えばや

129.愛されるためには愛さなければならないように、心をベースにした人間関係を築くには、素晴らしい心の持ち主に集まってもらえるような素晴らしい心を、自らが持たねばなりません。

130.よしよしと言ってくださる人の前では決して自分に目覚めるということはないことであります。

131.恋する男は我を忘れ、恋する女は他の女を忘れる。

132.学問は綱渡りや皿廻しとは違う。芸を覚えるのは末の事である。人間が出来上がるのが目的である。大小の区別のつく、軽重(けいちょう)の等差を知る、好悪(こうお)の判然する、善悪の分界を呑(の)み込……

133.十分な愛で開かないドアはない。

134.〈なりたい自己〉と〈なれる自己〉を広げよう。

135.人間は常に恵まれているとは限らない。だからこそ、ベストを尽くして今日を生きなければいけないのだ。

136.愛は賢くなければ得られない。それは相手への想像力である。想像力とは? それはいま相手が何を欲しているか。その欲しているものを与え、欲していないものを与えない。それは思いやりとも言えるが、より以上に……

137.芸術には限界がない。そしてどんな芸術家も完全ではない。

138.蟷螂(とうろう)のいま死にて死へまつしぐら

139.目標は高く、希望は大きく、心は広く。

140.(※夫婦は)一心同体でも、夫は男であり、妻は女である。

141.臆病はあなたの(たちの悪い)親友です。あなたにシャベルを渡してあなたの墓穴を掘らせるのです。

142.市場は存在するものにあらず、創造すべきものなり。

143.劇場に足を運ぶ観客には言わず語らずの部分を想像力で補う能力がある。多くの人が劇場にひきつけられるのは、この〈神秘〉であり、それを解き明かしたいという願いのためなのである。

144.人間にはそれぞれ性格があるし、見るところも考え方もみんな違っている。一人ひとりが各自の人生を持っているし、当人にとっては自分の価値判断がなによりも正しい。

145.投資とは自立。自分の未来を自分で切り開くこと。

146.事業において一番大切なことは、良き後継者を得ることである。

147.三行の蓄積──信用の蓄積、資本の蓄積、奉仕の蓄積。(要約)

148.働きに行く人ばかりの電車

149.いちばんひどい嵐は、刈り入れ時に襲ってくる。

150.無理に死をいそぐ人には気取屋が多い。

151.人助けに没頭するのは、現在自分が抱えている問題や苦しみ、空虚感から目をそらしたい気持ちが働いている。

152.そのかみの神童の名の かなしさよ ふるさとに来て泣くはそのこと

153.人生とは一さつのまんがの本のようなものだ。

154.丸かじりは痛快である。食にまつわるもろもろの取り決めを一蹴して潔い。かじりつき、食いちぎる、という行為は、食べ物の食べ方の基本である。原始に帰ったような楽しさ、爽快感がある。食べ物を、生き生きと……