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1.
事実になりうる可能性が考慮されなかったというただそれだけの理由で、長い間もしくは全く、実効のないままに置き去りにされてきた真理は少なくないのです。
2.
話を聞きたくなるような人が経営者の周りに何人いるかによって、企業が栄えるかどうかが決まってくる。また周りに話が聞きたくなる人がたくさんいる人は成功者になれる。
3.
安楽の都会を離れて、直感の荒野へ向かわなくてはならない。そうすれば素晴らしいものを発見するだろう。あなたが発見するものは自分である。
4.
生々流転、無限なる人間の永遠の未来に対して、我々の一生などは露の命であるにすぎず、その我々が絶対不変の制度だの永遠の幸福を云々(うんぬん)し未来に対して約束するなどチョコザイ千万なナンセン……
5.
(雑談では)相手が興味がないと思ったら、その話は捨てるのです。自分が話したい話をするのではなく、相手の興味のある話を提供していくのです。
6.
親は自分がえらび出した人間ではないが、友人や恋人は、自分が「選ぶ」ことによって関係の生じた人間である。親なんかより、はるかに自分に身近なのは「自分が選んだ他人」なのだ。
7.
何とかして生きたい。
8.
言葉を少なくする者は、知識のある者。
9.
いつかは自分自身をもはや軽蔑することのできないような、最も軽蔑すべき人間の時代が来るだろう。
10.
型録(かたろぐ)の鰻重大き鰻の日
11.
決断力を支えるものは、やはりカンとしか言いようがないと思う。
12.
詩歌(しいか)は屁の如し。
13.
私が疑うことのできぬ唯一の勝利は、種子の力の中に宿る勝利だ。黒い大地の中に蒔かれた種子は、すでにして勝者だ。しかし、小麦に宿るその勝利に立ち会うためには、時の流れが必要なのだ。
14.
どんな母親でもわが子が悪いとは決して考えない。わが子を悪くしたのは別の人間のせいだと必死で思おうとする。
15.
(金は)けっしてあるがままのもの以上に──よりよい生活への回答だなどと──考えられてはならない
16.
北風がふいて 木は葉を落とし 南風が吹いて 木はまた芽をだす
17.
時は流れる川である。流水に逆らわずに運ばれる者は幸せである。
18.
上の者に話を聞いてもらえるだけで、社員は満足するものだ。
19.
序列化や点数評価が、子どもたちの学びにとって多くの場合逆効果であることは、さまざまな研究によって明らかにされています。評価を気にすると、子どもたちは学びそれ自体を楽しめなくなってしまうのです。もっ……
20.
死者はいつも生者のダシに使われている。死者はそれにも抗議できない。(中略)しかし、それは、われわれの行為の合理化になってはならない。
21.
人は自分のまいたものを刈り取るのみ。
22.
脳髄(=執行権)がマヒしてしまっても、個人はなお生きうる。バカになっても、命はつづく。しかし、心臓(=立法権)が機能を停止するやいなや、動物は死んでしまう。国家は、法律によって存続しているのではな……
23.
主(しゅ)はわが命の力。わたしは誰も恐れない。
24.
定年だ 今日から黒を 黒と言う
25.
友情は人生のワインだ。
26.
小羊は虎の皮を着ても狼を恐れる。
27.
人間の迷いを 呼び覚ましてくださる仏教が 迷いの種となっている この迷妄の深さよ
28.
「どうすれば、うまくアドリブを言えるようになりますか?」って、聞かれることがあるんだけど、その答えは、“今をしゃべる”ってこと。これができるようになると、日常会話がラクになる。
29.
あなたのやることに恋をしなさい。あなたのやっていることの価値を信じなさい。絶えず改善に奮闘努力しなさい。
30.
酒を多く飲んで飯を少なく食う人は命短し。
31.
好むと好まないとに関わらず、家は持ち主の個性を表す。
32.
人をとりまく状況はいつも変化しつづけるが、ことに幸福や楽しいこと、嬉しいことは変質しやすい。変質しないうちに辞去する、というのが理想的なときもある。
33.
化け物がないと思うのは、かえって本当の迷信である。宇宙は永久に怪異に充ちている。あらゆる科学の書物は百鬼夜行絵巻物である。それをひもといて、その怪異に戦慄する心持ちがなくなれば、もう科学は死んでし……
34.
田の泥の目鼻持たざる涅槃(ねはん)かな
35.
春風といふやはらかな布に触れ
36.
理解というものは、つねに誤解の総体に過ぎない。
37.
子どものための小説と大人のための小説とのあいだに、筆者は本質的なちがいを認めない。子どもが夢中になって読む児童小説があれば、それは大人の読者にとってもきっとおもしろいはずだし、逆に大人が熱中する小……
38.
私は(人から)聞いた話をそのまま実行することはない。それが「ええ話やな」と思ったら、いったん自分の中に取り込んで、自分のものにしてから実行している。
39.
仏教では愛を「渇愛」と「慈悲」にわけている。渇愛は男女のエロスを伴った愛で、当然性的である。咽喉(のど)が渇いた時、水をむさぼり飲みたがるように、いくら愛されても、もっとほしい、もっとほしいと貪欲……
40.
セックスだけ求めている男は、男ではありません。唯の雄です。
41.
有る程の 菊抛(な)げ入れよ 棺の中
42.
ミュージシャンという存在は楽曲やステージで評価され、人々に愛される存在であって、それ以上でもそれ以下でもありません。専門外のことについては特に知識がなくても全然不思議はないわけです。
43.
みんな、陽の当たるところへ出たいと願っているのが、それは本当の楽園ではなくて、かげろうのようなものである。もちろん、お祭りも悪くない。しかし、毎日がお祭りというのはよろしくあるまい。
44.
死にたく思う苦しい夜々はあっても、夜のつぎには朝が来る、夜のつぎには朝が来る、と懸命に自分に言い聞かせて、どうにか生き伸び、努力している。
45.
大原則は、あなたより金を多く持つ者、少なく持つ者を相手に、金の話をしてはならないということだ。
46.
女性の経験が配慮されるべきだからといって、そのために個々の女性が「女性ならではの視点」を期待されることを正当化できるわけではありません。むしろ、そういう期待にこそ、女性の経験が配慮されていないとい……
47.
恋愛は(破壊をつかさどると同時に)また建設をつかさどるものである。恋愛その物の帰着点が新しい生命を造り出さんとするのにあることは否定出来にくい事実だから、随(したが)って恋愛は建設をつかさどるもの……
48.
老人も中年も若者も、自分たちが一番正しいという誤った自信を捨て、無垢(むく)な感性を取り戻し、自分をもっと柔軟にしていけば、滑(なめ)らかな人間関係が生まれてくるはずです。
49.
その日その日に、先(ま)ず机に向かうとき、なんともいえぬ苦痛が襲いかかってくる。それを、なだめすかし、元気をふるい起し、一行二行と原稿用紙を埋めてゆくうち、いつしか、没入することができる。
50.
会社経営の原理原則は、売上を最大にして、経費を最小にしていくことである。この原則を全社にわたって実践していくため、組織を小さなユニットに分けて、市場の動きに即座に対応できるような部門別採算管理を行……
51.
しゃれた詩を書く 月曜日 しゃかりき推敲の 火曜日 いきなり消します 水曜日 白紙を見つめて 木曜日 むっつり無口な 金曜日 なんにも書けない 土曜日 どうどうめぐりの 日曜日 出口なし 長田弘 ……
52.
生と死とは対立関係ではなく、場所が違っているだけのこと。
53.
個人原理確立のためには、国家原理に被害者体験を真正面からぶっつける必要があったのだが、もうそのときには、ぶっつける対象の国家原理、その背後の国家は死にひんしていた。そのことによって私たちの……
54.
私の信仰は、私の行動そのものである。
55.
他者から指摘されるということ自体、相手が上であるように思わされるし、自分が気づいていないと思われているようでみじめでもある。
56.
大善を称するよりは小善を積め。
57.
あらゆる戦争は悪だと思っています。戦争にいい戦争なんてありません。私たち老人は、そのことを語り継がなければなりません。
58.
不幸を耐え忍ぶより、人間にとって実は、幸福をしっかり受け止めることの方がずっと困難なのだ。
59.
ハリウッドには住みません。あそこに行くと、スターだけ目指して視野が狭くなる。
60.
偉大な仕事をする唯一の方法は、あなたがすることを愛することだ。(愛せる仕事が)まだ見つかってないなら探し続けろ。(見つからないからといって)落ち着いちゃいけない。まさに恋愛と同じで、見つかれば……
61.
苦しんだり楽しんだりして自分を磨き、その結果幸せになってこそ幸福は長続きする。
62.
己自身を認めてやることができない奴は失敗する。
63.
仕事に生き、仕事に勝負し、仕事の中に死ぬ。
64.
ナマコを食べたことがない人に、ナマコを売りに行ったって売れっこない。
65.
金持ちより貧しい者の味方、強い人間より弱い人間の味方、多数より少数の味方になるのが私の信念です。
66.
一度なくした信用取り戻すのは、最初に信用作るより大変なんだ。
67.
人は無邪気だった過去の自分や、もう取り戻せない大切なモノに触れると、涙が出るものなのだ。
68.
物わかりのよい夫は、決して腹を立てることがない。暴風雨の真っただ中にいる船乗りと同じように、こういう夫は帆綱(ほづな)をゆるめるのである。様子を見ている。いずれそのうちに凪(なぎ)が来るだろうと思……
69.
イヤな言葉を受け流すと、立場が逆転する。
70.
やらなければだめだよ、何だって。やればできるんだから。
71.
交(まじわ)りは薄くも濃くも月と雲
72.
何が幸福、ったって、昔のことはみな、「あの世のこと」(=前世のこと)に思えるなんてことほど、幸福な状態があろうか。それほど今の生活が充実している、ってことだもの。
73.
世渡り上手、才子、利口者の善行は、何かためにするところのある善行で、すべて偽善である。偽善の流す害毒は、不善よりもなおはなはだし。
74.
親の与えるメッセージで、子どもは自分の心の姿勢をつくります。
75.
本ひらきながき朝焼に身を托す
76.
池二つ涸(か)れてその色異(こと)なれる
77.
賢者いわく。幸せとは、欲しいものを手に入れ、そして得た物に満足することである。
78.
歴史の進展が、少なくともわれわれの生活の表層においては、急激に、破壊的に行われている時代においては、人々の季節感は鈍磨してくるのは当然である。季節感に依存している現代俳句の存在が危うくなって来たの……
79.
人間において生きるとは、ただ単に生き永らえることではありません。何のためにこの命を使うか、この命をどう生かすか、そして、命を生かすということは、何かに命を賭けるということです。
80.
心に師と仰ぐ一人を持たないでは、自己の成長はおぼつかない。師なき心は我見我執に落ちやすい。
81.
不戦宣言そののち緩む単帯(ひとえおび)
82.
私たちにおいしいという感覚がなければ、もっと世界は合理的だったろう。食べものはサプリでいいのだし、二時間も三時間も食事にかけることもない。「おいしい」が引き起こした戦争や諍(いさか)いもきっと多々……
83.
死は私たちの賢いよい兄弟であって、潮時を心得ているのだから、安心してそれを待っていればよいのだ。
84.
君ひとりの、ごていしゅだ。自信を以(もっ)て、愛して下さい。
85.
大食漢は、歯で自分の墓穴を掘る。
86.
二つ三つ淋しき雨の蛍かな
87.
現在、お米を「銀めしだなあ」と思って食べているか。感謝に値するものがないのではない。感謝に値するものに気づかないでいるのだ。
88.
人のこころも まこと信じてもらうには 十字架に のぼらなければ なるまいか
89.
死んだイヌはイヌじゃない。イヌの形をした肉だ。
90.
貧しくしてレモンの実のごとく明るきは新しきなりか。
91.
日面(ひおもて)のだんだん日陰笹子(ささご)鳴く
92.
自分たちのほうが優れている、自分たちのほうが一番だと思う心をなくす力はないのでしょうか。人との競争でものをつくるのではなく、人を愛するからいいものをつくる。
93.
子供が楽しいって思う作品は大人も楽しめると思うんです。やっぱり子供の目というのはすごく厳しくて、飽きるときは一瞬で飽きますから。
94.
家は、中に住むために建てるのであって、外から見るためではない。
95.
生きがいを感じる心を分析してみると、そこにいろんな要素が含まれていることがわかる。それを集めて煮つめたら、使命感ということになるだろう。
96.
エスカレーターには終りがある。そんな当り前のことすら、わからない人間が大部分である。退職になり、エスカレーター終りとなったら、どうしてよいかわからない。うっかりしなくても、エスカレーター症候群……
97.
肉体的な苦痛にせよ、精神的な苦悩にせよ、苦しみは快楽にくらべて長く感じられるという。烈しい苦しみにさいなまれているひとには、時間は長い拷問のようにみえ、一刻も早く苦しみが終わってくれること……
98.
芸術の美は所詮(しょせん)、市民への奉仕の美である。
99.
幸せは、見つけるものではなく、感じるものである。
100.
読書するとは、偉そうな物言いをもとめることでも、大それた定理をさがすことでもなく、わたしをして一人の「私」たらしめるものを再確認して、小さい理想をじぶんで更新するということです。
101.
失うものは何もない。守るものなどはじめから何もない。
102.
すべて相対するものがあるからこそ、価値がわかるようになる。寒いから暖かい部屋が歓びであり、まずい食べ物があるからうまい食べ物がわかる。みんな美人なら、美人の価値はなくなります。
103.
人生の意味とは、我々が人生の中で見つけたり、あるいは発見できるような何かしら隠されたものではなく、我々自身が自らの人生に付与しうるものである。
104.
大体、生きている人間というものは、どこか我慢ならない点をもっています。死んでしまうと誰だって美化される。つまり我慢できるものになる。これは生存競争の冷厳な生物的法則であって、本当の批判家とは、……
105.
賢人はしばしば、愚か者のようなそぶりをする。
106.
人間はドウモ他人を奴隷にしたがり、また自分もなりたがるものでありますが、吾人(ごじん)は飽(あく)まで自由でなければなりませぬ。筍(たけのこ)でさえも時が立てば皆な一枚一枚(皮を)脱して、……
107.
同じモノを食べてる夫と妻は、和合しやすく、仲よしになりやすい。
108.
まだ足りぬ 踊り踊りて あの世まで
109.
私は運命とともに歩んできたように感じている。私の過去の生活はすべてこの時、この試練に立ち向かうための準備だった、と。
110.
国家がどのように進んでゆくかということについて民衆は政府に、できるだけ正確な言葉、具体的な内容のある言葉でもって問いつめ、それの答えを追いもとめてゆかなければならない。
111.
生きている このなんでもないことに 躓(つまず)かねば 幸せなんて わからないんだ
112.
妻ってな、夫にな、もし結婚してなかったらって思い浮かべられることほど、悲しいことないよ。
113.
ぼく自身は自分が面白いと思われる、思われたいという欲はほとんどゼロに近い。相手に面白いことを言うたと思わしてあげたいから。
114.
千鈞(せんきん)も船を得(う)れば則(すなわ)ち浮かぶ。
115.
よろこびて馬のころがる今年藁
116.
枝の多い木に風が静まる日はない。
117.
ぼくが おもっている ほんとうも きみには うそかもしれない
118.
聴く人の期待を裏切るにせよ、音楽をやるしかない。
119.
体験を言葉にしてゆこうとすればじぶんの(体験に対する)誤解をもとに体験にちかづいてゆくことの自覚がひつようだし、むしろそうしたみずからの誤解を引きうけ、そこをくぐりぬけてゆかないとどうしようもない。
120.
「言い負かされた」という言葉があるが、議論を勝ち負けで争うことだと勘違いしてしまうと、感情的な対立が生まれ、人間関係も気まずくなってしまう。互いにとって、よりよい状況にするために主張し合うのだ。
121.
まず社会的リーダーたる人々が人間として正しい確固たる哲学を持ち、それをベースに政治や行政や経営を実践していく必要がある。
122.
人は人を服で覚える。
123.
人に施してはその報(むくい)を責むることなかれ。
124.
部下を成長させるようにしてください。そのためには、一つずつ、仕事を具体的に評価して、方向性を示し、「よくやったね。これはこういう方向のほうがいいんじゃないですか」と言わなくてはいけません。
125.
若いときには、みんなから嫌だとかうるさいとか言われている人から、あえて逃げない。(中略)(むしろ、なるべくその人のところに行くの。) すると、まわりに誰もいないから、すごい面倒見てくれるもん。
126.
しんしんと草萌え人等(ひとら)日を経(へ)たる
127.
どんなに美味しい料理でも、腹が空いていなくては「うまくない」のが、人間の悲しいところである。「すきっ腹」なら、なんでもうまい。今日はうまいものを食おうと決心したらまず働くことである。働きすぎて、疲……
128.
子をもつということは限りなくエゴを知ることだ。
129.
やはり読書というのは自分に抵触しないと駄目なんだな。自分を動かさない読書は駄目で、読んだ後はやはりどうにかなってしまいたい。読む前と違う人間になりたい。
130.
人間とは、ガス室を発明した存在だ。
131.
夫婦の誤りは、互いに相手の避け難い小さな欠点をあまりに気にして、いろいろのことがあるにもかかわらず残っている、ほんとうのよい性質を認めることができなくなる点である。相手の欠点は、全体のごく……
132.
愛に根ざし愛を基として生活すること。
133.
わかる本は一回読めばいいのね、わかんない本は何回も読んで少しずつわかって来る。書物ばかりではない。人生そのものが、少しずつわかって来るものだからで、少しずつわかって来た時、やっぱ何にもわ……
134.
比較根性は下司のやること、という言葉がある。もし本当に比較をする気なら、その人を神さまと比較しなければ、その人に対して失礼なことになる。たかが人間同士を比較して、位をつけてみてもたかが知れている。
135.
芸術はいつの世でも強烈な個性を必要とする。
136.
力を抜け、抜け。頭の力も、体の力も、手の力も、みんな抜け。
137.
人間は死ぬべきときに死なず、ただその時が来たら死ぬもんだ。
138.
金銭に不自由しない者は、身内にも不自由しない。
139.
凡才には 長生きの 一手しかない
140.
自分自身に対してどうでもよい、と無関心でいることはできない。自分自身をべつな目で見ることはできないからだ、「世間」が自分を見るようには。
141.
おなかすいたまま考え込むとね、嫌な答えばかり浮かんでくるもんだよ。
142.
卑下も自慢のうち。
143.
ああ、ジェラシィというのは、なんてやりきれない悪徳だ。
144.
仮説は実証して初めて真実になる。
145.
僕は歩いた。僕の足は僕を支えた。
146.
私は歴史はきらいで、思い出が好きであるが、それはどっちも、「過ぎ去った時代的苦痛」にすぎないならば、日付ではなく事物に執着したいと思うからである。
147.
人は死ぬ時には、血(=血縁者)にたよりたがる。
148.
あかあかと一本の道とほりたり たまきはる我が命なりけり
149.
多くの人が自らの自由を犠牲にしてでも社会秩序に従うのは、社会からの承認が自分の存在価値を証明してくれる、と心のどこかで信じているからだ。
150.
よい耳を借りて行かばや郭公(ほととぎす)
151.
読書好きな連中は、「いい文章を書くには本をたくさん読まなきゃダメだ」と主張する。だが、そういう人ほど、魅力的な文章が書けない。
152.
咳き込めば我(われ)火の玉のごとくなり
153.
インテリは理屈ばっかりで、(※他人の)行動を阻害しよる。
154.
枯草の隙間を細く氷りけり
155.
誰かを守るというのは、誰かの居場所を作ってあげること。誰かが笑って過ごせる場所を作ること。
156.
理想を求めるのはいいことだが、理想どおりでなければ真実ではないと思ってしまう心性は、このうえなく危険である。
157.
旅行の上手な人は、生活に於(おい)ても絶対に敗れることは無い。
158.
野球でもサッカーでも、最強のチームとは、(試合中は)監督が何もしないチームのことなの! 監督がいちいち細かいサインを出して、プレーを指示しているようなチームは勝てない。
159.
今日の失敗は明日の成功。
160.
偏見は心はすべての現象を歪ませ、害するものである。そして、私は心について、それを優越した知識によって矯正できると感じるには、あまりにも知るところがない。
161.
人を大事にせよ──成功の基礎はチームワークだ。コーチや選手、経営者や社員の間で交わされる普遍的な問いが三つある。それは「おまえを信じていいか」「力の限り頑張るか」「自分を大事に思ってくれ……
162.
脛(すね)に傷を持つ上司は、ストレートに部下を叱れません。正論を返されたら痛いからです。
163.
(将棋の世界では)一人前になるには50年はかかるんだ。功を焦るな。悲観するな。もっと根を深く張るんだ。根を深く張れ。(ver.0)
164.
(問題が起きたら)事実がどうなっているかを知ることが、解決のための第一歩です。
165.
暗い方面から、嫌な方面から人生を考えりゃあ、そら世の中に明るさ、何にもないわ。暗かったらたら窓を開けろ。光がさしてくる。
166.
人事異動は、人材成長の場である。