52401.どうしてあたしたち哀れな猿どもは、自分から離れて、言葉という音の後ろに隠れるんでしょう!

52402.思考とは、それ自体が目的である。音楽と同じように。

52403.真の学者は、嫉妬や羨望とは無縁でなければならぬ。誰が難問を解いたかとか、誰が目覚ましい理論を新たに作り出したかといったことは、結局のところ二の次の問題である。

52404.目標を設定するときに、人は大きな間違いを犯す。まず、自分がすべきだと思うことを目標にする。人間はすべきことをやれるほど、意志が強くできていない。

52405.自分の半身、恋人のように感じられる人は、血がつながっていなくても家族なのです。

52406.私は利口者すぎて、自分自身で何を言っているのかまったく理解できないときがある。

52407.喜劇の手法が非合理の権威や不合理な神のばからしさを、その正体をあばくのである。

52408.だれにでも同じ分量の運やツキがあると思うのです。それが、そういう姿勢で生きている人にはつかめるけれど、そうでない人には通り過ぎてしまう。

52409.現在形のまま進行しているものにだけ、生の燃焼と同じはげしさで、死もまた燃焼しているのだと言うことが出来る。

52410.素晴らしいこと夢見て、それを行動に移せ。(ver.0)

52411.酒席で印鑑を押すな。

52412.刺激がないと働かないような頭脳の持ち主は、その刺激を待っていなければならず、生涯ほとんど何一つ達成することはできない。

52413.別に金持ちになりたくて働いていたわけじゃない。仕事が面白くて仕方がなかったんだし、遊びたいために一生懸命に働いた結果、会社の若い連中もついてきて、今日まで発展してきたんだ。

52414.あなたが何に集中し、何は放っておき、どこを別の人たちに任せてその決定権を委ねるか、そういうことにあなたは賢くならなければならない。

52415.「多くの人がXを知っている」かつ「多くの人がXを正しいと思っている」→Xは常識である。

52416.あなたの発言は、相手に聞かれることによって意味が生じる。問題はどう聞かれるかだ。この点を考えずにものを言うから、「失言」が生じるのである。

52417.買いは技術、売りは芸術。

52418.利は元にあり

52419.装飾品は自己の反映以外の何物でもない。

52420.戦うんだ。じゃなきゃ、大事なものは守れないよ!

52421.いじらしく夢を持ちつづけ、神経が痛みやすく、デリケートでやさしいのは、実は男なのです。

52422.夕(ゆうべ)に朝(あした)を、朝に夕を期待するべからず。

52423.お客様と接するすべてのビジネスにとって、最終的には消費者と向かい合うすべての企業にとって、戦略的に最も重要なテーマの一つとして求められているものにホスピタリティ・マネジメントがあります。

52424.出来るだけ平素、幸福の方面から人生を考えよ。

52425.外に目を向けて、あれこれ考え込まずに、実際に動くことで解決できることもたくさんある。

52426.ライフワーク=すこしでも時間があればやってしまうこと。

52427.おれは、めしを食うとき以外は、生きていないのである。ここに言う『めし』とは、あの茶碗一ぱいのめしのことを指して言っているのだ。あのめしを噛(か)む、その瞬間の感じのことだ。動物的な、満足である。下……

52428.ふと立ちどまって、あるいはふっと顔をあげて、いまはいない人たちと話したくなることがあります。いま、ここにいない人と語らうことの必要性を思いださせてくれる、そういう存在。死者というのは、そういう存在……

52429.本を媒介にすると、精神の掘り下げ作業は驚くほど進む。書物が、地下水脈までの穴を掘り下げる〈ドリルの役目〉を果たしてくれるからだ。読み終わる頃には、その主人公がナビゲーターとなり、精神の深部へ……

52430.“悩む”というのは自覚である。“悩まされる”というのは無自覚である。

52431.なんで女はこうも「キッパリ」とか「カタをつける」とか「いいかげんに妥協しない」ことが好きなのか。(中略)白・黒をハッキリしたいのは女の本性なのだ。女は本性、マジメ・律儀(りちぎ)なのだ。

52432.奇抜さは、ドレスではなく、女性の中になくてはならない。

52433.現実の制度において勝ちっぱなしの人間が、人間の弱さ、美しさを理解できるわけがないのだ。人の気持ちを理解するためには、なんらかの形で悲しみを味わった人であろう。

52434.性の願望はあまりにも強く激しいものなので、人々は惜しげもなく誇りや生命までも賭けたりするのである。この心を揺り動かす強烈なエネルギーをもし他の方面に利用することができれば、旺盛な想像力や勇気や創造……

52435.幸福というシロモノは、陽炎のように儚いものなのです。

52436.会社員だって主体的に生きないとダメです。

52437.(漫画を)描く側の苦しみは、作品の出来に比例するんだよ。

52438.家に書物なきは、人に魂なきがごとし。

52439.お客さんは「何をしてくれたか」は覚えていないかもしれない。でも、「どんな気持ちにさせてくれたか」は決して忘れない。

52440.書物はしばしば「偉大な小人物」を作るが、人生の方はしばしばもっと素晴らしい「俗悪な大人物」を作ってくれるのだ!

52441.可能性とはつまり「未来の能力」のこと。現在の能力で、できる、できないを判断してしまっては、新しいことや困難なことはいつまでたってもやり遂げられません。

52442.歳月は少年を若者に、大人をいつか老人にする。

52443.発明は、長い間周囲に理解してもらえなくてもかまわないという覚悟が必要だ。

52444.人々の思いやりがあれば、小さな善意を大きな貢献に変えることができます。

52445.人間は思考し、観想する存在であると共に、選択する存在である。

52446.われわれの意識、われわれの知覚なんてものは、(われわれの持つ能力の)ほんの一部分で、潜在意識、潜在精神、潜在の心の推移、伝統、信仰なんていうものは無限である。われわれが全生命、全身全霊を打ち込んで……

52447.想像力がないってことは、才能がないってことだろ。違うか?

52448.戦争捕虜というのは、人を殺そうとして失敗していながら、後(のち)に殺さないでくれと頼む人間である。

52449.芸人が芸人に扮(ふん)すると、うまいね。どんな下手(へた)な役者でも、芸人に扮すると、うめえ味を出しやがる。根が、芸人なのだからね。芸人の悲しさが、無意識のうちに、にじみ出るのだね。

52450.数学という概念──それは科学一般ということだ。したがって、すべての科学は数学的にならざるを得ない。


52451.【ブスの25カ条】 3.美味しいと言わない

52452.悩んでるひまに一つでもやりなよ。

52453.応えられた祈りは私たちの手にその願いを戻すのだ。それはあまり気持ちよいものではない。

52454.「いいねえ。富士は、やつぱり、いいとこあるねえ。よくやつてるなあ。」富士には、かなはないと思つた。念々と動く自分の愛憎が恥づかしく、富士は、やつぱり偉い、と思つた。よくやつてる、と思つた。

52456.とかく招かれざる客というものは、その訪問先の主人の憎悪感に気附く事はなはだ疎(うと)いものである。

52457.成績は出ているから今の自分でいいんだ、という評価を自分でしてしまっていたら、今の自分はない。

52458.復興には時間がかかる。ところが、復興という奴が、又日本人の十八番なのである。どうも日本人は、改革の情熱よりも、復興の情熱に適しているところがある。

52459.くたびれたら寝ころべ!

52460.人は究極の健康人になるのが生きる目的ではありません。健康は方便の一つに過ぎないと自覚することが大事です。

52461.貧しさの中で学んだ教えに感謝しなさい。なぜなら、物を持っていない者が貧しい者ではないからです。より多くを欲する者だけが貧しいのです。

52462.時勢は利によって動くものだ。議論によっては動かぬ。

52463.大きなことを続けて失敗が続いたら小さなことをやってみる。小さなことを続けて成功が続いたら大きなことをやってみる。この切り換えは、負のリズムに陥ることを防いでくれる。

52464.他人が、美人だ、ブスだ、とさわぐ前に、一番よく知っているのは自分自身である。

52465.激情はけっして言葉を正しくしない。恨みつらみは言葉をだめにしてしまう。

52466.障子しめきつて淋しさをみたす

52467.客単価の高い商品やサービスを取り扱っているところで百人、低い会社で千人単位の人たちを満足させれば、小規模のビジネスなら、十分にやっていけます。

52468.我は人の世の痛苦と失望とをなぐさめんために生まれ来つる詩の神の子なり。

52469.古き道徳を破壊するは、新しき道徳を建立(こんりゅう)する時にのみ許されるものなり。

52470.結果を出すにはどうすればいいか。正しいことを正しくやる。自分が間違っていたら、即改める。

52471.運がいいということは、平素悪いことをしていないということ。

52472.笑顔は友情の合い言葉。

52473.「友達がいない」と言うと、ほとんど人格破綻者のように扱われる世の中である。

52474.個性や才能は、誰でもない自分自身が信じることができなければだめだ。これができるようになると、小さいことに、くよくよしなくなる。

52475.「怖いか」 「怖さも素敵よ。あなたと一緒なら」

52476.言葉はねえ、言霊(ことだま)というのが本当なのよ。言葉は魂から出てくる叫びなんだから。

52477.愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。

52478.近きをもって遠きを論ず。

52479.なんでここまで寝坊できるんだ? 言いたくないけどね、君は人生を寝過ごしてるよ…

52480.プロセスと結果という関係で見れば、プロセスはどれだけ手を抜いていても結果が出ればいいわけだ。

52481.人が不当な目にあったとき、最もしてはいけないのが、不当な方法による復讐です。なぜしてはならないか、分かりますか? それは、あなたが最初に受けた不当を、誰も不当だとは思わなくなってしまうからです。そ……

52482.わたしが怖いのは、力があってお金のある人たちが、どんどん日本語を変えていっていることです。それがわたしたちの生活に、やがて効いてくるだろうということなんです。

52483.生まれる前には、存在は人の感覚で明らかでない。生まれてから死ぬまでの間だけ明らかであり、死とともに、また明らかでなくなる。ここになんの悲しむべきことがあろう。

52484.「暗黙智」とは、潜在意識を基盤として、心に描くイメージの構図であり、「人物としての基本」をつくる。この基本ができていてこそ、高等教育における専門的な知識が身につき、幅広い「専門人」を育成す……

52485.結局のところ、文章という不完全な容器に盛ることができるのは不完全な記憶や不完全な想いでしかないのだ。

52486.自分にあう世界で生きればいいんです

52487.しあわせを感じられるってのは、同時に不幸を感じることができるってことにもなるんだ。

52488.歴史家の能力とは、半分だけしか真実でないような個々の事件から、真実な全体像を創り出すことにある。

52489.否定的な感情を持続させているのは、あなたの思考以外のなにものでもないのです。

52490.宇宙はどっちつかずの態度をとる者を排除する。

52491.与えられた仕事のなかで、自分は何ができるかを考え、答えを見つけたら実行する。その繰り返しが、いつの間にか力を貯えることになり、隠れていた自分の才能が目覚めていく。

52492.ひょっとしたら、鉄面皮というのは、男の美徳なのかも知れない。とにかく、この文字には、いやらしい感じがない。

52493.普通の人間は、自分のため、といった自己中心的な生き方しか、普通には出来ないのではないだろうか。たとえ、そうした生き方は、「生きる価値がない」という生き方にしても。

52494.こぶしを固めたまま握手はできない。

52495.合理化を突き詰めれば、人間はいらなくなる。

52496.運命いうんは、決まっとるものでも、選ぶものでもない。気づいた時には、すでにそこにあるもんなんや。

52497.師から教えられることでいちばん尊いものはその人間性で、それを学んでこそ技量も生きる。それを踏まえると、どういう師を選ぶかが何よりも大事になる。

52498.満たされない成功は失敗だ。

52499.君自身への信頼、決意こそ、君の金星なのだ! 君に災いをもたらすただ一つの凶の星、それは迷いだ。

52500.人より優れていても、気高くはない。真の気高さとは、過去の自分を超えることだ。


52501.私の現実に対する防衛の最前線は、睡眠と呼ばれているものだ。

52502.「疲れた」ではじまる話はよそう。

52503.みずから歌をつくって歌うのがシンガー・ソングライターなのではない。みずから一つのアルバムをなす歌をつくるのが、シンガー・ソングライターという歌うたいだ。

52504.筆を用いて工(たく)みならざる患(うれ)えず、精神の到らざるを患う。

52505.十回斧(おの)を入れて倒れない木はない。

52506.幸せになるのが怖い。幸せすぎるといつも、悪いことが起きるんだ。

52507.成功とは太陽のようなもの。最初は日差しを浴びているのが気持ちいいけれど、次第に肌がダメージを受けて破壊されてゆきます。

52508.人に不義理はしていねえ、という事が唯一の誇りだとか言っているが、無理なつき合いはしたくねえ、というケチな言葉も、その裏にはありはしないか。

52509.人間は、安楽な座布団に座るとそれを続けたがる。私は心地よい座布団に今座っていると気づいたら、自分ではずすように心がけている。

52510.「けれど……」という奴は 結局は何もやらない

52511.人がいなければ、その人になれ。

52512.成功哲学の本には「人を喜ばせよう」とよく書いてありますが、私はその上のレベルがあると思っています。それは「どんなことにも簡単に喜べる人になる」ということです。

52513.またひとつ しくじった しくじるたびに 目があいて 世の中 すこし広くなる

52514.ミスはミスを呼び、悪手は悪手を呼ぶ。プロがミスをしないのは、ミスしにくい局面を選択しているからなんです。本当に見たこともない新手は、閃きみたいものからしか生まれない。でも、それは、先入観をすべて捨……

52515.芸人はバカだと思われてもいいし、ワルだと思われても構わない。だけど、同情されちゃ商売にならない。

52516.運命は材料を与えてくれるだけで、それをどう料理するかは自分しだいである。

52517.人は、無意識に理由づけを求めている。恣意(しい)的に動こうとして、そこに何か理屈がないと身うごきできぬように思いこんでいる。

52518.宣伝というと程度が上の者に標準を合わせがちである。教育してやろうとか、啓蒙してやろうと考えがちだが、それではダメなのである。

52519.世界にあなたが見たい秩序であれ!

52520.良きにつけ悪しきにつけ、女性は多少なりとも男性の運命を左右する影響力を持っている。

52521.人間がそれぞれに違ってるってのは本当にいいことだ。みんながすべてについて意見一致なんかしたらひどいことになるよね?

52522.美しい家具や室内装飾品は金で買えますが、(人の)魅力的な雰囲気は保証できません。魅力は魂の特質であって、売り買いできないのです。

52523.人間は感情の動物であるが、また感情をコントロールする動物でもある。当然ながら、社会生活では、後者がより強く求められる。

52524.腹が立っている時でも、手紙は書いてよい。だが、それを郵送するな。

52525.人柄を知るには三つ、酒と財布と怒り方。

52526.惨めな自分やトラブルを笑い飛ばすユーモアは、先人の知恵。どんなに辛い深刻な時でも、明るく生きる、世渡りの高等技術なのです。

52527.笑いは私たちの足を地につけ、喪失や拒絶をひしひしと感じているときも、手元に残されたものを上手に活かす手助けをしてくれる。心から笑うことができるのは、涙を知る者のみだ。

52528.善をなしながら誹謗されるのは、国王の宿命である。

52529.稼いだお金の一部は自分自身にとっておくべきである。

52530.お浄土という言葉で言われておる世界は、我々人間が願わずにおれない世界をお浄土と言うんです。願いの中にお浄土はすでにある。願いが我々の生活を開き、我々の片寄った認識を開いてくる。

52531.権力は肉体を奪えても自由は奪えない。

52532.勇気あるのみ。

52533.僕が親としてダメだったことは、あります。これは本当にダメ親だという証拠です。うちの上の子がまだ小さいときです。子どもがちょっと反抗的なことを言ったのかもしれない──そのあたりは覚えていませんが、僕……

52534.わずかに他人より優れているというだけの知恵や知識が、この時勢に何になるか。そういう頼りにならぬものにうぬぼれるだけで、それだけで歴然たる敗北者だ。

52535.人はみな多かれ少かれ、自分の人生を自分なりに満足いくものに作るために目に見えぬ血を流しているのです。当りさわりのない人生なんて、たとえ平穏であったとしてもぬるま湯の中で飲む気の抜けたサイダーみたい……

52536.「生きる力」と「よく生きる力」は違う。

52537.伸びる社員と伸びない社員。片や仕事を追いかけ、片や(仕事に)追いかけられている、という違い。

52538.自身の母親の悪口を言う人間は信用するな。

52539.自分は何か知っていると思うなら、その人は、知らなければならないほどの事すらまだ知っていない。

52540.相手の張った罠に落ちたふりをしてみせるくらい、巧妙を極めたずるさはない。

52541.両親の価値観の違い。それは子供にとっては選択肢が増えたことを意味します。

52542.明日に向かって何もしないなんて、オレには耐えられない。

52543.おそばのタレは、たっぷりとつけたい。たっぷり、というよりドップリといった方がいい。野暮と笑われようと田舎者とさげすまれようと、好きなものは好きなのだから仕方がない。その代わり、いよいよご臨終という……

52544.ひとたび勇気をふるい起こし、周囲に流されないで人生に立ち向かえば、人生が新しい意味を持ち始める。あなたの中に、新たな力が生まれるのだ。

52545.老いるのは簡単、長生きすればいだけだから。

52546.政治のレベルは、その国民の平均レベルに等しい。

52547.世の中には、多くの「書物」を読み、該博な「知識」を身につけた人物を、「知性」を身につけた人間と思い込む傾向があります。しかし、実は、どれほど該博な「知識」を身につけても、それが「知性」を身につけた……

52548.善意で山は動かない。山を動かすのはブルドーザーである。使命と計画書は善意に過ぎない。戦略がブルドーザーである。戦略が山を動かす。

52549.馬鹿な客の悪口を言ってはならない。「別のやり方があるかもしれない」と言わなければならない。

52550.自分に嫌われないために、人から嫌われる。


52551.愚かな者は、怒りをことごとく表す。

52552.無自覚というのは、全く価値のないものである。

52553.“無心、無欲でいけ”だけではなく、具体論こそ必要。

52554.人の目に映った通りの自分に、満足せよ。

52555.純真な幼年時代などは大人の目から見たうそなのです。

52556.結婚とは一つの賭(かけ)といってもいい。生涯にわたる確実な保証などどこにもない。偶然と偶然の結合である。恋愛によって結ばれたときでさえ、恋愛そのものが美しい誤解に基づくものであるから、その永遠……

52557.人と違うことをして世界を変えたい、とします。これまでと全く違うことをするのですから、アドバイスをできる人はいないはずです。経験なんて必要ありません。経験は、過去にうまくいったことであり、将来うまく……

52558.医者とは、ほとんど知識を持っていない薬を処方し、さらに少ない知識しか持っていない病気を治療し、全然知識を持っていない人間を健康にしようとする者のことである。

52559.試しなどいらん。やるか、やらぬかだ。

52560.「そんな貧乏な人生になったのは、あなたの努力が足りなかったからだ」他人は言うことでしょう。言わせておけばいいのです。もちろん世の中には努力して成功した人もいることでしょうが、努力して成功しなかった……

52561.すべての虚を衝(つ)き、また衝き、さらに衝き、ここに呆れ果てるほどの根気をひとり白熱しつつ注ぐほかはない。そうして死にぎわにたったひとつのこと、虚を衝くことに白熱しつづけた自分を肯定できれば、それ……

52562.もし生活が信仰に合致していなければ、それは信仰ではない。

52563.(父親は)幼い息子には教師として、成長した息子には兄として振る舞え。

52564.「こういうのがあったら」は、ライフワークの第一歩。

52565.美は見る人の目の中にある。

52566.私たちオトナが、これからの子どもに対して教えることは、人を愛することのできる人間になることだけである。

52567.外から(日々の生活を)眺める時には必然的に、実際に生きるという事実から遠ざかってしまう。

52568.当たり前のことを規律正しくやってればいいの。それが幸福というものだよ。

52569.(人は)風景によって生かされているという歴史を残さないと、そういう残し方を考えていかないと、記録や映像だけでは体験というのは伝わっていかない。

52570.お礼を言っても、心で感謝してないのは、「お礼お礼詐欺」だよ!

52571.女は汝の影のようなものである。彼女を追えば彼女は飛び、彼女から飛べば彼女が追う。

52572.確率論以上に我々の考慮に値する学問はなく、これを国民教育の体系に組み入れることは、きわめて有益である。

52573.人間は生産を通じてでなければ付き合えない。消費は人を孤独に陥れる。

52574.自立してこそ人は、自分の力量いっぱいに他者を愛することができる。

52575.罪は死である。

52576.嫌なだけの人間はいない。悪いだけの人間はいない。どの方向から見ても同じ性格の奴はいないし、どの時点でも同じ性格の奴もいない。

52577.文学と武術とは、甚だ縁の遠いもので、青白く、細長い顔こそ文学者に似つかわしいと思っているらしい人もあるようだが、とんでもない。柔道七段にでもなって見なさい。諸君の作品の悪口を言うものは、ひとりも無……

52578.政治はパートタイムではできない仕事。

52579.中傷は確固たる証拠や証人なしにはびこり、留まる所を知らないほどに広がる。従って、中傷する者には厳しい罰を与えなければならない。

52580.恋人同士の話題は、やはり映画に限るようだ。いやにぴったりするものだ。

52581.理想の結婚というのは、毎朝毎晩、一緒に暮らしている相手が誰よりも好きであることです。

52582.業績をあげられないのでは、企業は他のいかなる責任も遂行できない。よき雇用者にも、よき市民にも、よき隣人にもなれない。

52583.いい友達を持ってる、いうのが、人間のいちばんのお手柄や、思うわ。

52584.みんな頭がいいから、(昇進・昇給した人を見て)こういう実績や勤勉さを持てば報われるんだな、と気づきます。辞めさせられた人を見て、あの程度の実績や勤勉さではだめなんだ、とも思うでしょう。

52585.「知性」とは、「答えの無い問い」に対して、その問いを、問い続ける能力のこと。

52586.馬鹿でも考えれば、何か思いつくよ。馬鹿の考えは、損得を抜きにすれば、たいてい正しい。何しろ単純だからね。

52587.精神には二種類ある。ひとつは幾何学の精神、ひとつは繊細と呼ばれる精神である。幾何学の精神は緩やかであるが厳格かつ堅固(けんご)な見方をする。繊細の精神は柔軟な考え方をし、愛するものの多様な部分に対……

52588.日本には、ほかの人と違っていることは良くない、という風潮があるんですかね。全員で同じ方向に走り出しちゃうというのはどうかな、と思う。

52589.その道に入らんと思う心こそ わが身ながらの師匠なりけれ

52590.恋をしている人の心が揺れ動くのは当然である。

52591.お前はもう自分の為の人間であることは許されていない。

52592.努力が報われていないと思っている人へ。それでも努力するしかないのです。努力しながらチャンスを待つしかないのです。その努力は報われるのか? ……必ず、報われます。問題は、いつどこで報われるのかわから……

52593.いまの仕事が面白くなければ、さっさと足を洗うことを考えた方がいい。なにしろ、私たちの眠っていない時間の半分、そして人生の40年間は仕事に費やされるのだ。仕事を通じて自尊心や充足感を得られないのであ……

52594.繰り返し相手の名前を呼ぶと、(相手の自分に対する)親近感が高まり、誘いや要請などに乗りやすくなる。商談では、会話の中で積極的に相手の名前を呼ぶといい。

52595.苦しみが人格を磨くというのは嘘だ。幸福はそうすることもあるが、苦しみは多くの場合人間を弱くし、執念深くする。 (ver.0)

52596.あなたがとがめてよい人は誰もいません。いるとすれば、それはあなた自身です。

52597.良い妻は大きな財産に匹敵する。

52598.繊細な神経を持って生まれるとつらいことがあるね。ちょっとした無礼な発言にも酷く傷ついてしまうんだ。

52599.おいしいものをさがす、つくる、食べる、ということはとってもたのしい人生の快楽である。ついでに、それについてしゃべることも。

52600.念仏は、私が仏を呼ぶ声ではなくて、仏が私を呼びたもう声。


52601.現状が苦しくてたまらないなら、しばらく考えることはヤメてしまうという手もある。そうして、とにかく、日々を淡々と生きていくことだ。気がつけば、あなたはきっと、最もつらいところを抜け出しているはずだ。

52602.老いてはますます壮(さかん)なるべし。

52603.愛を怖れることは生命を怖れることだ。そして生命を怖れる者はすでに、四分の三、死んでいるのと変わらない。

52604.人が一番マジになるのは、好きな人のために何かをしようとする時だよ。

52605.幸福になるための心得。6.できるだけ健康を保つ。

52606.「子供が大きくなるまでは離婚したくない」という考え方は、たいてい子供を不幸にする。

52607.仮に父親がいい加減な人間であろうと、道楽者やろくでなしであろうと、母親さえ善良で立派であれば、母親が愛情をもって家族に正しい軌範を示すことで、子供を脇道にそらすことなく、正しい道を進ませることがで……

52608.惚れ合う男女がいっしょになるのは自然の摂理だと思うな。

52609.人間の幸せって、心が通うことなんです。個人の気持ちをどんなふうに生かしていくか。そういう道具になれるようにコンピュータも開発するべきでしょう。

52610.毎日、今日があなたの最後の日だと思え。毎日、今日があなたの最初の日だと思え。

52611.いたずらに他人の力を頼み、その施しを待ってはならない。

52612.大洋の激浪や、砂漠の暴風に対しては、どんな文学的な形容詞も思い浮ばない。

52613.心にはたたへてぞゐしその人を 口にはいたくそしりてぞゐし

52614.人生で大切なことは、バランスです。

52615.できない子は、生まれつきではなく、できる子であるわけがないという決めつけから作られる。

52616.名将と凡将との差は、作戦能力の優劣よりも、責任観念の強弱によることが多い。(ver.0)

52617.上司と部下が手を取り合えば、従来の管理機能、つまり指示を与え、監督し、チェックするなどという体制はまるで意味を持たなくなる。

52618.座禅を組まなければ雑念、妄念が取れないなどというバカなことがあるものか。

52619.自己愛が強い人というのは、たいていの場合はそれが満たされず、常に不満を感じている。

52620.愛は、憎しみによって麻痺した人生を解き放ちます。

52621.真実とは、今現在のありのままのものだ。かくあるべき、というのは汚い嘘にすぎない。

52622.ああ、人間は、ものを食べなければ生きて居られないとは、何という不体裁な事でしょう。

52623.できないことを心配するより、できることを考えるのだ。

52624.些細な多数 Vs 重要な少数

52625.どんなに信仰をもっていても、肉体の恐怖は意思とは関係なしに襲ってくるのです。

52626.人間はいつも無いものねだりなのです。そして心はいつも満たされない思いで、ぎしぎし音を立てています。欲望はほどほどに抑えましょう。

52627.イギリス人の家は彼の城である。

52628.動物は決して天国や地獄について思い悩んだりはしない。私もそうだ。だから仲良くやっていけるのかもしれない。

52629.人生なんて楽しいもんやないんや。だから楽しまなあかんねん。

52630.二十一世紀は情報社会だけど、情報の情は「情(こころ)」なんです。そう考えれば、現代は“こころ”の時代ということになりますね。

52632.プロジェクトリーダーは突然任命されたほうがいいんだ。いきなり始めたほうが、未知の能力を引き出されて大きく成長する。

52633.人生は40で初めて一人前になるのだから、真の人生は40にしてようやく始まるのだ。(中略)労少なくして得るところ多い楽しい生活は、40以後に初めて味わえるのだ。

52634.生きるという技術の中には、いかに美しく忘れるかということも大切な要素としてふくまれているのではないだろうか。

52635.僕たちの方ではね、自分を外(ほか)のものとくらべることが一番はずかしいことになっているんだ。僕たちはみんな一人一人なんだよ。

52636.実のところ、販売とマーケティングは正反対である。同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。

52637.あのな、坊主。国やしゃべる言葉ががちがう人は、べつの考え方をもっとることはしってるか?

52638.小さなことを確実に積み重ね、大きなアイデアにする。

52639.悩むのはもうやめることだ。過去のことであれ、将来のことであれ、一時間悩めば、幸せが一時間ぶん奪われる。

52640.良い妻は特に金銭の問題はできるだけ夫の耳に入れないようにする才覚が必要である。

52641.「戦略」とは戦を略することだ。つまり、不要の戦を止めることだ。

52642.酒屋で水を飲んでも、世間は酒と見る。

52643.義務はひとが他人から期待するものだ。

52644.何かしら、発光体、発光源を身内にもっていない人間が、たくさんの大衆たちから愛情にしろ敬意にしろ、ヒイキ感情にしろ、惚(ほ)れ心にしろ、軽蔑にしろ、笑いにしろ、とにかく何かを奪うことはむりである。

52645.食物を夫と妻が、男と女が、一緒に食べるということは、何かとても大きい意味がある気がする。カロリーやたんぱくなどより、もっと大きな何かが、一緒に食べる食事の中にはある。

52646.今日では、標準語は政治や経済を語る言葉になってしまった。──人生を語るに足るのは、方言しかないからだ。

52647.芳醇なワインや日本酒ができあがるまでには、たっぷりとした時間が必要である。いわゆる「寝かせる」という時間が。人もまた同様ではないか。「早く、早く」と急いでばかりいては、ゆったりとした豊かな人間は育……

52648.残り物には訳がある。

52649.親は、他人の子どもの能力は素直に(=能力の種類によらず公正に)評価できるけれども、わが子に対してはそれがうまくできません。それどころか、能力の価値に高低をつけ、勉強ができるという能力を最上……

52650.12)(上に立つ者は)為すべきこと為すために、いかなる情実も、いかなる困苦もこれを排し、断乎として為すべし。


52651.迷うのは、いいことなんですよ。だって、迷うこと自体チャンスなんですもん。今をもっと楽しくするための。

52652.言葉で丁寧に理解し合う「やり方」が不在なまま、感情による共感がコミュニケーションに対し支配的になる。そうやって、人々がお互いに感情でつながることを求め、その感情が社会を動かす最上位のエンジンに……

52653.うんとひどい嘘、たくさん吐くほど、嘘つきでなくなるらしい。

52654.不倫もあってはならぬことである。(こういうことをしておっては、あかんなあ……ワルイことを)と思いつつ、ついつい……というところがある、これはひたかくしに秘めている所に、(※人生の)香水の魅力があ……

52655.幸福は、好奇心から生まれる。

52656.心が積極的であれば、積極的なものを引きつけるし、心が消極的であれば、消極的なものを引きつける。

52657.自分だけで(=自分の判断だけで)何を買うかを決められる人はあまりいない。ほとんどの人は、他人の行動を参考にして何を買うかを決めるのだ。

52658.孔子の言わんと欲する所は、道理をもった富貴(ふうき)でなければ、むしろ貧賤の方がよいが、もし正しい道理を踏んで得たる富貴ならば、あえて差支えないとの意である。

52659.目前の事実に対して、あまりにも的確の描写は、読むものにとっては、かえって、いやなものであります。

52660.不屈の精神は強情なことです。がんばりよりも肝が据わっています。

52661.人を目覚めさせるのが私の仕事。

52662.恋とは彼なしでいるより、彼と一緒に不幸でいたいと願うこと。

52663.アノネ にんげんはね あすのいのちの保証された者は 一人もいないんだよ

52664.心のよりどころは、「この俺がこれほど打ち込んでいる以上、絶対に成功する」という自尊心であった。

52665.あゝ変化ある未来は計り兼ね、仮令(たとえ)悪く変わるとしても面白いではありませんか。

52666.もし、子育てをやり直せるなら、意地を張らないで、子どもをもっと抱きしめます。

52667.自分の好きなものを食べると神経作用が消化機能を促進し、十分に吸収させる。好きなものを口にすると唾液や胃液が多量に分泌される。だから第一に考えるべきことは、その人がその食物を好きかどうかということで……

52668.日本人はいつも何かうしろから追いかけられているような感じで、周囲が気になり、自分自身を見失っていますね。

52669.常識は破っても構わないが、非常識であってはならない。

52670.耐える心に、新たな力が湧くものだ。全てそれからである。

52671.よい木はよい実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。

52672.理智や、打算や策略には、それこそ愛の魚メダカ一匹住み得ぬのだ。

52673.技術は短期間で廃れるが、生み出された物語は、何十年、何百年と受け継がれていく。

52674.チャンスが見つけられないなら、自分で作れ。(ver.0)

52675.理想は高く姿勢は低く、学習を終生の業として一歩づつ前へ前へと進もう。

52676.外に媚び、内を脅かす者は、天下の賊である。

52677.厳しい時代こそ、企業の体質改善や人材育成の大いなるチャンスです。

52678.自分自身を戦友だと思い、戦友としてかわいがることが大事だ。誰にも認められず孤軍奮闘していた、かつての自分を知っているのは自分だけだからだ。

52679.越えていけ。過去も、私も。

52680.あらゆる書物はあらかじめ書かれてしまっていた。

52681.敵意にみちた中で育った子はだれとでも戦います。

52682.みんなが着ている服を買って、みんながよく行く店に行って、それでOKなのかね。そーじゃねーだろ。君にしかできないブルースがあるんじゃないのか。「今年はこれが流行です」って言われて、それを買いにいくの……

52683.誰でもその日(寿命)は決められている。生きている時間は誰にとっても短く、取り戻すことのできないものだ。しかし手柄を立てて名誉を長くすることこそ勇者の仕事なのだ。

52684.人間ってものはね、どんな人間でも可能性としては宝を内に秘めている。

52685.この世の中は、苦しいものでも悩ましいものでもない。本質的に楽しい、うれしい、そして調和した美しい世界なのである。

52686.弁護士とは、悪い奴を悪い奴と知りながら弁護して、その悪い奴から悪い金をもらう、悪い人間。

52687.倒産とは、その時代時代の道から「通さん」と遮断された状態を言う。

52688.どんな〈未来〉に価値を認めるかで一つになろうとせず、〈過去〉の怨念で一つになろうとしても社会構想につながりません。

52689.文化とは、人間が他の人々と、仕事と、愛と、環境とに対して心安くなれることだ。

52690.優れた上司は、人事部がいい部下を送ってくれるのをじっと座って待ってたりなんかしない。彼らは実にうまく才能ある人材を見つけ出して口説き落とすんだ。

52691.まがった道も、歩いているひとにはまっすぐに思える。

52692.マンガのストーリーやヒントは、ぼくの頭のなかだけでは出てきませんから、人に会ったり、本を読んだり、映画を観たり、つまり外に出ないとダメなんですね。

52693.あなたが犠牲を払うから、(あなたは)幸せになれないのです。

52694.本当に良い師匠とは、誰も言ってくれない批判を、辛辣に、厳しく指導してくれる人である。そういう師匠に出会えるかどうかで、人間の出世が決まる。嫌われても、何が何でも付いてゆくべきである。

52695.交響楽は公園のようなもの。指揮者はその管理人、公園を整備し美しくするが、やがて死んでいく。しかし、次の管理人が来て、公園は永遠に維持される。市民が公園を必要としているからである。

52696.学ぶべきことが何もなかった場合は、その前にしていたことに高い価値をおくべきだ。

52697.わが英国には、永遠の友もいなければ、永遠の敵もいない。あるのは永遠の国益だけである。(ver.0)

52698.(店員の)言葉や態度が店相をつくる。あなたはお店の代表である。

52699.失敗していいのです。失敗をしたら、反省をし、そして新しい行動へと移る──そのような人は、たとえどんな窮地に陥ろうとも、後に必ず成功を遂げていくことができるのです。

52700.人生の幸せとか、災いとかは、みな自分自身の心の中から起こってくるもので、決して、境遇に左右されるものではない。


52701.分別を忘れないような恋人は、恋人ではない。

52702.柔らかき物も二十七度噛め。

52703.生と死とのあいだには、バルコニーのドア位(くらい)の仕切りしか存在していない。

52704.けっして、あなた自身が自分を否定したり、笑ったりしないように。

52705.山は、のぼつても、すぐまた降りなければいけないのだから、つまらない。

52706.何回となく「余裕がなくて買えない」を繰り返して言っている間に、潜在意識はその言葉を真に受け、自分の欲しいものを買えない状況にあなたを導く。

52707.生産性を高めるには、より賢く働くことが生産性向上の唯一の鍵である。

52708.相手を憎めば相手から憎まれる。愛する心が性格改造の第一歩だね。

52709.確かに短期的に見ると、中途で採る方が戦力になるかもしれない。でも中途(採用者)に細かく仕事を教えるのは、誰もが躊躇してしまう。

52710.幸福とは客観的な条件ではありません。お金や権力、学歴や才能。そういったものと幸福とは、本来は別のものです。

52711.腹も身の内。

52712.本物のイスラム教徒の怒りは、ターバンをきちんと整える間しか続かない。

52713.時代が変わると左翼が右翼になり、右翼が左翼になる。ボタンを付け替えるように、簡単に変わっちゃう。

52714.幸福になるには順序があるべきなのだ。まず真の自分になり、それから、するべきことをして、自分の望むものを手に入れるのである。

52715.人は自分自身についてよいイメージを保ち、自尊心を高めたいという欲求を持っている。また、人から認めてもらいたいと考えている。そのため、自分を受け入れてくれる人、自分を高く評価してくれる人には……

52716.言葉というものは、生きている事の不安から、芽ばえて来たものじゃないですかね。よろこびの言葉もあるにはありますが、それにさえなお、いやらしい工夫がほどこされているじゃありませんか。

52717.空気も水も土も火もみんな命のある生き物です。黙って私たちを養ってくれています。時々は感謝の言葉をかけましょう。

52719.一つの成果をうるためには数千のアイデアを育てなければならない。

52720.(※男にとって愛情は)分けるんじゃない、(※愛する人の数だけ)ふえていくのさ。(中略)何人、女がいようと、どの女も可愛い、というのが男の真実だよ。

52721.自分を変えることが少しでもできてくると、相手も変わる可能性が高まってくるのです。

52722.死者がその存在を失っても、死者との関わりは消えることはない。

52723.結果がどうなろうと──民衆の側に立て! そこが生まれついた場所なのだ。

52724.同じ花から、蜜蜂は蜂蜜を作り出し、蛇は毒液を作り出す。

52725.神にできないことはない。

52726.作家にはその作品の価値がわからぬというのが小説道の常識である。

52727.西洋の価値観である「真・善・美」のような大ぶりな感覚は、日本人の美学ではない。それを無理やりグローバリゼーションに合わせて、そこへ走りこませようとする。なじまないと失敗だという。私たちはおろかなこ……

52728.(人は)「バカだな、お前」って言ってくれる相手(=師)がいないと、成長しません。周りから「さすが」と言われているの(=人)に、ろくなやつはいないでしょう。

52729.他人を凌(しの)ぎたいと思うなら、まず最初に越えるべき、だけど一番難しいステップは、“並みの人”をやめることだ。

52730.人は鏡、万象は我が師。大自然の表情は、実世界の表情の投影。己の姿は心の表情。

52731.人間は平和を求めて争い、争いを求めて平和を壊す。

52732.ほかの者が彼の貢献を利用してくれるときにのみ、成果をあげることができる。

52733.運は寝て待て。

52734.英語の「understand」(わかる、理解する)という単語は「under+stand」、つまり「下に立つ」が語源だそうです。相手と同じ目の高さからではなく、下に立ってものを見て、考える。これが「……

52735.自分にとって関係ない試合でも、相手にとって非常に重要な勝負の場合がある。そういう時こそ、自分の力を出しきらなければいけない。

52736.人間は真剣に考えることによって豊かになることができる。

52737.談話を行う時は、談話の相手、材料、場所の三つについて注意せよ。

52738.運命を好転するには、いいことだけを絶え間なく心に抱くんだぞ。悪く悪く考えこまないように。

52739.自分を救えるのは自分だけだ。(ver.0)

52740.どんな商売でも、創業者は人並みはずれた才覚と努力で成功を勝ち取った人であり、その子供が二代続けて創業者と同等かそれ以上の資質を持っている確率は皆無(かいむ)に近い。

52741.日本のモノ作りの強みは従来、設計から製造に至る工程で部門間が連携して品質改善などに取り組む「すり合わせ技術」において発揮されてきました。デジタル家電など標準タイプの部品を集めて組み立てる「組み合わ……

52742.自分でパンツを脱げない男は、男ではない。

52743.好奇心は人を成長させる最大のエネルギーだ。

52744.真実というものは、案外、自分が厭だと思っているところに在るのかも知れない。

52745.たがいの人間関係がすべてであるような毎日を前にすると、風景はそうした毎日の背景のようでしかなくなりがちです。

52746.自分は正直なつもりであろうが、実はそんな人間が一番不正直な人間であろう。

52747.全て自分の事だと思って全力を尽くす。自分の事と思えば、どんな辛いことでも我慢できる。そして、人の喜びを自分の喜びとする。

52748.欠点? これが欠点だって!? 違うよ…これはみんな個性だよ!

52749.脅してもサーベルの刃渡りは伸びない。

52750.夢に挑戦するのは、「いつか」じゃない。「今」だ!


52751.いつもオーバーの中に子犬を入れているような、ほのぼのとした気持ちで日々を送れるといいだろうな。

52752.ひとりのときにはため込んでも、人と会ったときには吐き出す。この循環ができるとベストだ。

52753.愛しなさい、一度も傷ついたことがないかのように。

52754.企業とは有機体である。

52755.映画ってね、「嫌だな、あの人」と皆が思うような、ずうずうしい演技をする人が交じることで、思いがけない面白さが出ることがあるのよ。

52756.私は鈍感だから 人間であることの ふかい味わいは 最後のさいごまで 生きてみないと わからぬようにおもう

52757.自分にたずねよう。「今日はどうやって金を生み出そうか?」と。金が足りないと考えないで、金を生み出すことに意識を集中する。そうすると宇宙に送るエネルギーに莫大な差が出て来る。金を生み出そうとするとき……

52758.大いなる喜びは、大いなる苦しみと同じに、無言である。

52759.人生は選択でできている。

52760.お金はおもしろいもので、その人にとっては、自分の信じるものになってしまうんです。権力だと思う人には権力になるし、友情を示す道具として見れば、そうなります。

52761.ほんとうに教養のある人というのは、どういう人のことを言うか。それは要するに、日本の現在の社会状況、それに付随するあらゆる状況がどうなっているかをできるだけよく考えて、できるだけほんとうに近いことが……

52762.(戦争を回避するためには)外交努力はしなければいけません。相互理解も深めていかなければなりません。と同時に、防衛力というものを、きちんとした法律、きちんとした権限、きちんとした装備、きちんとした人……

52763.幸福に酔いしれているように振る舞いながら、同時に浮かぬ顔で沈み込んでいることは、肉体的に不可能だ。

52764.「どの川に棲(す)んだか」じゃなくて、「棲んだ川でどう泳いだか」

52765.根づきたいという魂の欲求は、最も重要でありながら、最もないがしろにされている。

52766.利害を超えた友情は、人生でいちばん大切なものの一つだ。すべてを投げ出しても、大切に思える友人がいたら、君は幸せだ。

52767.女は(私を)引き寄せて、つっ放す、或(ある)いはまた、女は、人のいるところでは自分(=私)をさげすみ、邪慳(じゃけん)にし、誰もいなくなると、ひしと抱きしめる

52768.つまずくのは恥ずかしいことじゃない。立ち上がらないことが恥ずかしい。

52769.真の革新者たちが新しい世界を切り開き、開拓することができるのは、彼らが経験豊富であるからではなく、また常識があるからでもありません。それは彼らが本当に崇高な人間の本質を知っており、基本的な原理原則……

52770.自信をなくすことのない人なんているのでしょうか。私は自信を持つ時がありません。だから物を書いているのです。

52771.新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。

52772.(映画)スターというのはファンの代理人である。ファンの「かわりに愛し」「かわりに唱い」そして「かわりに泣く」のである。

52773.詩は書くことがいっぱいあるから書くんじゃない。書くこと、感じることなんにもないからこそ書くんだ。

52774.また挑戦しよう。また失敗しよう。もっと上手く失敗しよう。

52775.自分にとっての天職がどこかにころがっている、なんていうのは幻想です。AV監督なんて仕事は、そもそもなかったのです。

52776.人生20年。体の物質も頭の配線も、20年もすればすっかり変わるんやから、20年前のオレは赤の他人やと思えと。人生は20年ずつやったら、80年でも4回あるやないの。4回あったら1回やそこらどうなろう……

52777.鷹は餓(う)えても穂を摘(つ)まず。

52778.信じる理性の力を失ってもなお信じるところに、信仰はある。

52779.天下の世話は実に大雑把なるものにて、命さえ捨てれば面白きなり。

52780.人は必ずしも外見で判断できないが、外見は常に、その人間を知る重要な一つの手がかりである。

52781.自分に何ができて、何ができないかを誰からも強制されず、すべて自分で決められるというのはすばらしい。

52782.こころ、ころころ、ころころ、こころ。ころころ、ころがる、こころ、ころころ。

52783.種は流れ着いたところの文句を言わない。そこからどう生きるかを実践するのみ。適応するが、自分の本質を変えない。

52784.家庭に温かな絆があればこそ、子供たちは自信をもって外の社会に飛び出していけるのです。

52785.4.子どもの身になって考えてみること。自分が子どもの立場に立ったところを想像してみましょう。私だったらどう思うだろう、と自問してみてください。

52786.いいと思った事は、どんな小さな事でもするがいい。

52787.始め半分。

52788.お客さんは、何が欲しいのか、わかっていないことも多い。だから、つくり手から提示する。自分に問いかけ、売れるに決まっているものを探すんです。

52789.肉体を与えて心を与えない情婦は、棘(とげ)のない薔薇(ばら)をふんだんに与える。

52790.溺れる者は真っ赤な針をもつかむ。

52791.おまえら、満足か?こんな世界で…。俺は…嫌だね。

52792.9個の記号を使い、それらに形による意味の他に、書かれる位置による意味を与えることによって、すべての数を表そうとする考えは、きわめて簡潔で、そのためこの考えがどれほど素晴らしいものであるかが、理解し……

52793.大事なものほど身近にある。

52794.入社試験の時に体育会系のノリで「僕は何もできませんけど、人とはうまくやっていけます」っていうタイプ。いまの時代、そんな人間は求められていない。人とぶつかっても正しい事をやり遂げられる勇気を持ってい……

52795.ひとりぼっち? 今 この瞬間だけですよ

52796.根拠のない楽観主義をかたくなに持ち続けることは愚行以外のなにものでもない。

52797.人間いつ死ぬか分からないから、その時の全てを出し切りたいんだ。

52798.友情は人間が事物的に扱われてゆく「科学の法規」から身を守るための、最後の熱い砦(とりで)だと思われる。

52799.(株で)損をしたあとに、それを取り返そうとして頑張ると、余計空回りして、悪い結果になりやすい。

52800.まさに「成熟はブームの終わり」で、すべてのエンターテインメントってのは、技術が上がれば上がるほど食えなくなるという矛盾と戦っていくしかないんだよな。