名言ナビ



[ 名言 ]
みんなは、あたしなら血が吹きでるほどの打撃をうけても、のほほんと平気の平左(へいざ)。
それこそ癪(しゃく)にさわるくらい。
よっぽど鈍感なのかしら。
いや、あたしが弱虫なんだ。
あたしは少しのことにもすぐ傷がつく。

[ 出典 ]
北杜夫[きた・もりお]
(小説家・エッセイスト、精神科医、1927〜2011)
『少年・牧神の午後』

ページ内メニュー

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別今日の名言 ]

[ テーマ別の全名言 ]

[ 全文・続き ]
〈原文全文〉
あたしには錘(おも)りが足りないんだ。
重心がちっと歪んでいるのだ。
よくそんなことを考えます。
生きてゆくってやはり大変なことだ。
みんながわざと傷つけあってるような気さえする。
それでもみんなは軟体動物みたいにへんに柔軟で中々へたばらず、あたしなら血が吹きでるほどの打撃をうけても、のほほんと平気の平左(へいざ)。
__ Link __

それこそ癪(しゃく)にさわるくらい。
よっぽど鈍感なのかしら。
いや、あたしが弱虫なんだ。
あたしは少しのことにもすぐ傷がつく。
__ Link __


[ ランダム名言 ]
1.

2.

3.
( 仏教の法語 )

4.

5.

6.
( ブライアン・アダムス )

7.
( アレクサンダー・スミス )

8.

9.

10.


11.

12.

13.

14.

15.

16.
( アル・マクリー )

17.

18.

19.

20.


21.

22.

23.

24.

25.

26.

27.

28.

29.

30.


31.

32.

33.

34.

35.

36.








LINK  LINK  LINK