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字とか絵とか生き方にさえ、
うまいへたなどありません。 ひろはまかずとし[ひろはま・かずとし]
(言の葉墨彩画家、1949〜) みなさんは、自分の書く字や、描く絵に自信はありますか?
大抵の人は、自分の字や絵に自信が無いものです。 それは、世の中から「うまい」と賞賛されている人の字や絵と比べると「へた」「劣っている」と、自分でも感じてしまい、それを恥じるからです。 ■なぜ、「へた」だとか、「劣っている」などと感じてしまうのでしょう。 それは、人には、「形が整っているもの」を「うまい」と思う性質があるからです。 その結果、「形が整っていない字や絵」は「へた」だといういうことになるのです。 ■では、「形が整っていないこと」は、悪いことなのでしょうか? 人の顔について考えてみましょう。 形が整いすぎた顔とは、人形のような顔のことです。 「モデル顔」ともいいます。 このような「完成された顔」というのは、一見すると「とても美しい」と感じるのですが、すぐに飽きてしまうのです。 顔に「面白み」「味が無い」が無いからです。 むしろ、完全な美形からやや崩れたぐらいが、「本当に美しい」と思えたりするものです。 ■字や絵も同じです。 形が整ったものは、確かに「見映えはきれい」かもしれませんが、「面白くない」のです。 だから、たどたどしく書かれた字や絵が、逆に「味がある」と人気が出たりすることもある。 「へたうま」という言葉があるくらいです。 ■一方、どう見ても「へた」にしか見えないのに、周りが「素晴らしい」と絶賛していると、なんだか「素晴らしいもの」に見えてくる場合もあります。 もしそう思えなければ、自分の美的感覚が変だということになりかねないので、無意識に、または意識的に、全力で自分を洗脳させようとするのです。 人の美的感覚なんて、所詮その程度の不確かなものなのです。 ■結局、「うまい」「へた」「美しい」「美しくない」というのは、絶対的な尺度ではありません。 そもそも、人の考え方や価値観がそれぞれ異なっている限り、人自身やその行動の優劣を決めることなどできないのです。 ■自分の字や絵に自信が無かった人は、もっと自信を持ちましょう。 よーく見れば、結構「味がある」はずです。 誰にもマネできない「自分らしさ」と「魅力」がそこにあるはずです。 そして、それは「生き方」についても、自分に関する全てのことについても、言えることなのです。
(七瀬音弥:ななせおとや)
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( 田勢康弘 )
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