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[ 名言 ]
発句は門人の中、予におとらぬ句する人多し。
俳諧においては老翁が骨髄。

[ 出典 ]
松尾芭蕉[まつお・ばしょう]
(江戸時代前期の俳人、1644〜1694)
森川許六著『宇陀法師』より

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[ 意味 ]
発句(俳句)においては、門人の中にも、私に劣らぬ句を作る者は多い。
むしろ、俳諧(連句)においてこそ、私の本分(天性の才)がある。

[ 補足 ]
※発句(ほっく)=連句における発端の五・七・五の句。
立て句。
すなわち、俳句のこと。

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[ 全文・続き ]
〈原文〉
発句は門人の中、予におとらぬ句する人多し。
俳諧においては老翁が骨髄と申されける事毎度也。


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