常に人生の最後の瞬間だと思って生きろ!
海外SFドラマ『バビロン5』
《関連》
毎日を最後の一日のように思いつつ生きよ。 (セネカ) 《関連》 生きなさい、今日が最後の日であるかのように。 (アルフレッド・D・スーザ) 《関連》 幸福になるための秘訣は、 その日その日を、 人生最後の日だと思って生きること。 (マーク・フィッシャー) 《関連》 今日が人生の最後の日のように生きよう! もしかしたら、そうかもしれないから。 (ロビー・ベンソン) 《関連》 毎日自分に言い聞かせなさい。 今日が人生最後の日だと。 あるとは期待していなかった時間が驚きとして訪れるでしょう。 (ホラティウス) 《関連》 その日その日を最高の日にしよう。 毎日がこの世の最後の日だと思わないうちは、 何一つ正しく見ることが出来ない。 (エマーソン) 《関連》 毎日、今日があなたの最後の日だと思え。 毎日、今日があなたの最初の日だと思え。 (『タルムード』) 《関連》 余命半年主義──自分の余命があと半年しかないつもりで、常に全力で生きる。 (七瀬音弥) 《関連》 今日が人生の最後の日のように生きよう! もしかしたら、そうかもしれないから。 (ロビー・ベンソン) 《関連》 一日一日を、あたかも人生最後の日であるかのように生きなさい。 なぜなら、ある日、その通りになるのだから。 (ボブ・モワッド) みなさんは、自分が何歳で死ぬか、本気で考えたことはありますか?
現在、日本人の平均寿命が男性で79歳、女性で86歳です。 しかし、平均寿命はあくまでも平均にすぎません。 約半分の人は平均寿命よりも前に死ぬということを多くの人が忘れています。 平均寿命まで生きられた方は、むしろラッキーだと思った方がよいでしょう。 ■いきなり、「死亡年齢」についてとりあげたので、ショックを受けた人もいるかもしれません。 人は、「自分の死」について考えることを嫌がる傾向があるからです。 自分がいつか死ぬという「死の恐怖」から逃れるために、意識して、または無意識的に「死」に関する話題を避けようとします。 ■例えば、友人達や会社の同僚達との飲み会で、「死」に関する話題を持ち出したりすれば、場の空気は一気に盛り下がります。 あいつは二度と呼ぶなということになるでしょう。 「死」はあらゆる真面目な話題の中でも究極の「真面目なテーマ」であると同時に、滅多に口にしてはならない「禁断のテーマ」でもあるのです。 ■そもそも、本来楽しいはずの飲み会で「死」に関する話題を持ち出すのはそれこそ、典型的なKY(空気読めない)なのでしょう。 同じように、気分爽快な朝から「死」に関する話題を持ち出す私もKYに違いありません。 みなさんを、重苦しい気持ちにさせることは必至でしょう。 しかし、「自分の死」について考えることは、「自分の人生」について考えることなのです。 人は「自分の死」から目をそむけてはならないのです。 ■現在深刻な病気を患っている方を除いて、ほとんどの人は、「自分の死」を意識せずに暮らしています。 そして家族や親しい人が死に至る病にかかったり、亡くなったときに、ようやく「自分の死」も意識するのです。 ■しかし、「自分の死」を意識するのは、あくまでも一時的なことで、結局すぐに忘れてしまいます。 大事な人を失った悲しみは残っても、自分がいつかこの世から消えるという悲しみは、すぐに消えてしまうもののようです。 これは人間の心理的防衛本能によるものだと言えるでしょう。 もし、「自分の死」をいつまでも悩んで落ち込んでいたら、日常生活がまともに送れなくなるからです。 その結果「不幸な人生」になってしまうのでは意味がないので、「自分の死」に関する意識は自動的に頭からすみやかに削除されるのです。 そういう訳で、今回の真面目かつ深刻な内容もすぐにみなさんの頭から消去されるはずです。 ご安心ください。 ただ、私としては深層心理に刻まれることを望んでいます。 ■人はいつか死にます。 多くの人は、今日や明日に死ぬわけではないと思っています。 しかし、例えば、日本では交通事故で年間約7千人、つまり毎日20人死んでいます。 これは決して予期できない死です。 また、心臓発作による突然死は、日本では年間4〜5万と推定されています。 つまり、一日110〜137人が死んでいるのです。 これも決して予期できない死です。 みなさんがこれらの突発的な死に至る可能性は少なからずあるのです。 ■自分も今日死ぬかもしれない。 今日は死なないかもしれないけど、明日死ぬかもしれない。 あさってかもしれない。 今週中に死ぬかもしれない。 今月中に死ぬかもしれない。 単純合計すれば、今月中に突発的に死ぬ確率は、今日死ぬ確率の30倍です。 はい、ここまで脅したら十分でしょう。 ■死は決して先のことではありません。 今すぐにでも訪れるかもしれないものです。 そして、それを悲しんでも、落ち込み悩み苦しんでも仕方ないものなのです。 もちろん、死が訪れるのは、ずっと先かもしれませんが、それは誰にもわかりません。 ■ならば、私達にできることただ一つです。 いつ死んでも悔いが残らないように、今この瞬間を一生懸命生きることです。 よく、「定年になってから好きなことをやるつもりだ」と言う方がいますが、それはそれまで生きられたらの話なのです。 人生、いつ終わるか分からないのです。 やりたい事があるのなら、すぐにでもやることです。 たとえ今この瞬間死んでも、「我が人生に悔いなし」と思えるよう、無為な時間をできるだけ無くし、常に全力で生きる。 そんな毎日を送りたいものです。
(七瀬音弥:ななせおとや)
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( 大山倍達 )
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( 齋藤孝 )
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( 作者不詳 )
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( トーマス・ギロビッチ )
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