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[ 名言 ]
(三考という言葉はあるが)
四考、五考というのは、ことばすら存在しない。
風を入れることが
(思考の)洗練化の必須の条件であるとするならば、
当然、多考(=三考以上)がもっと行なわれてしかるべきである。

[ 出典 ]
外山滋比古[とやま・しげひこ]
(英文学者・言語学者・評論家・エッセイスト、1923〜2020)
『忘却の整理学』

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[ 補足 ]
※表題文の「(三考という言葉はあるが)」「(=三考以上)」は七瀬音弥による補足

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〈原文全文〉
われわれは気軽に、
考えた、考えた、と言うけれども、
その初考は、なお、生々しく、不純なものを含んでいる。
しばらくして(=しばらくしてから)、つまり風を入れてから、
もう一度、考えなおす。
再考である。
多くはここどまりだが、
念の入った推敲を試みるなら、
三考が必要になる。
__ Link __

それほど考えるのは例外的で、
四考、五考というのは、ことばすら存在しない。
風を入れることが
(思考の)洗練化の必須の条件であるとするならば、
当然、多考(=三考以上)がもっと行なわれてしかるべきであるように思われる。


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