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[ 名言 ]
誰もが子供に望みを嘱(しょく)しているらしく、
この子はただの一市民や一労働者ないしは凡庸な君主などになりはしない、
人間的なものの新しい啓示を意味するようになるだろうと、
ひそかに期待する。

[ 出典 ]
ハンス・カロッサ
(20世紀前半ドイツの小説家・詩人、開業医、1878〜1956)
『指導と信従』(国松孝二訳)

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[ 補足 ]
※嘱する(しょくする)=依頼する。
託す。
また、望みをかける。

※原文仮名漢字表記では、「語らいあって」「頭をさげる」「薄気味がわるく」

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[ 全文・続き ]
〈全文〉
子供はいつでも
自分が世界の中心に位(くらい)していると思っている。
大人たちのほうでも、
こっそり語らい合って、
それをそのまま認め、
どんなに頑迷な人間も
子供の前には頭を下げる。
__ Link __

そればかりか、
互いに薄気味が悪くなってくると、
子供のところへ逃げて行く。
誰もが子供に望みを嘱(しょく)しているらしく、
この子はただの一市民や一労働者ないしは凡庸な君主などになりはしない、
人間的なものの新しい啓示を意味するようになるだろうと、
ひそかに期待する。
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