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[ 名言 ]
時分の花を誠の花と知る心が、真実の花になほ遠ざかる心なり。
ただ、人ごとに、この時分の花に迷ひて、やがて、花の失(う)するをも知らず。

[ 出典 ]
世阿弥[ぜあみ]
(室町時代の猿楽役者、1363〜1443)
『風姿花伝』(『花伝書』)

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[ 意味 ]
旬で咲き頃の花を「真に美しい花」と思い込む心が、自分を「真の花」から遠ざてしまう。
そして、咲き頃の花に心を奪われ、心を迷わせているうちに、「真の花」が失われてしまうことにも気づかない。

[ 補足 ]
※時分の花=能楽で、若さという好条件によって現れる一時的な面白さ。

[ 関連キーワード ]
時分の花

真の花

真実の花
遠ざける
迷う

失われる
気づかない
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