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従来の日本人は魂の鎖国令の中で、春夏秋冬をくりかえす反復性を重んじたが、私はそうした歴史主義を打破して、地理的、対話的に旅しながら問い、去りながら生成したい、と思ったのである。
寺山修司［てらやま・しゅうじ］
（劇作家・詩人・歌人、1935〜1983） 『旅の詩集』 【 寺山修司の名言 】
〈全文〉
人には「歴史型」と「地理型」がある。 歴史型は一ヶ所に定住して、反復と積みかさねの中で生を検証し、地理型は拠点をかえながら出会いの度数をふやしてゆくことによって生を検証してゆくのであった。 ＿＿ Link ＿＿ 従来の日本人は魂の鎖国令の中で、春夏秋冬をくりかえす反復性を重んじたが、私はそうした歴史主義を打破して、地理的、対話的に旅しながら問い、去りながら生成したい、と思ったのである。 ＿＿ Link ＿＿
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