|
私は日記というものを、つけることが出来ないのである。
一日中に起った事柄の、どれを省略すべきか、どれを記載すべきか、その取捨の限度が、わからないのである。 太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948) 『作家の象』 《 文章の書き方 》
〈全文〉
私は日記というものを、いままでつけた事がない。 つけることが出来ないのである。 一日中に起った事柄の、どれを省略すべきか、どれを記載すべきか、その取捨の限度が、わからないのである。 __ Link __ 勢い、なんでもかでも、全部を書くことになって、一日かいて、もうへとへとになるのである。 正確に書きたいと思うから、なるべくは眠りに落ちる直前までの事を残さず書いてみたいし、実に、めんどうな事になるのである。 それに、日記というものは、あらかじめ人に見られる日のことを考慮に入れて書くべきものか、神と自分と二人きりの世界で書くべきものか、そこの心掛けも、むずかしいのである。 __ Link __
1.
2.
3.
( チャールズ・ブコウスキー )
4.
5.
6.
7.
( 福地泡介 )
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
( ビバリー・ジェミニアーニ&キャロル・クライン )
30.
31.
32.
( ヴィクトル・ブリューゲン )
33.
34.
35.
36.
【 倉本智明 】
【 ジョン・フレッチャー 】 【 加賀まりこ 】 【 ポール・セザンヌ 】 【 赤川次郎 】 【 北村西望 】 【 森田まさのり 】 【 ジャン=フランソワ・デュシス 】 【 チェスター・ベニントン 】 【 テネシー・ウィリアムズ 】 【 リチャード・ブランソン 】 【 『海道記』 】 【 柳沢幸雄 】 【 ライオネル・バリモア 】 【 藤田孝典 】 【 ハンス・ヨナス 】 【 男ではない 】
【 興味を引きつけられる 】 【 お金は平和をもたらさない 】 【 大きなストレスをこなす 】 【 頭がおかしくなる 】 【 妻は夫の仲間 】 【 働いて生きていく 】 【 仕事の種類 】 【 涙と共にパンを食べる 】 【 生の歓喜 】 【 年老いた人 】 【 憧れの傾向 】 【 実力を充実させる 】
|