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おもしろうてやがて悲しき鵜舟(うぶね)かな
松尾芭蕉[まつお・ばしょう]
(江戸時代前期の俳人、1644〜1694) (ver.1)「真蹟懐紙」〈夏・貞享五〉 ※ 芭蕉が1686年に岐阜を訪れた際に、長良川で詠んだ句とされる (ver.1)
おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉(かな) 最初は面白がり楽しんでいた鵜飼だが、夜が更けて鵜舟が帰りゆく頃には、悲しく切ない気持ちに変わっていたことを読んだ句。
面白い思う感情、楽しい気分というものは、時間が経てば悲しさや切なさに転じるということ。 〈解説〉
謡曲「鵜飼」の一節「おもしろのありさまや、底にも見ゆる篝火に……」「鵜舟にともす篝火の消えて闇こそ悲しけれ」が元になっている
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