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[ 名言 ]
人生には、最後の褒め役が一人いなければならん。
世の中の人、全部があれ(=息子)を軽薄に褒めても、わしだけは、仲々に褒めてやるまい。
早く褒められると、早く満足してしまう。
わしだけは、いつまでも気むずかしい顔をしていよう。
かえって侮辱をしてやろう。
しかし、最後には必ず褒めます。

[ 出典 ]
太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948)
『新ハムレット』
侍従長ポローニャが娘オフィリヤに言ったセリフ

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〈全文〉
人生には、最後の褒め役が一人いなければならん。
たとえば(息子の)レヤチーズの場合、レヤチーズも、これから、人に褒められたいばかりに、さまざま努力するだろうが、そんな時に、世の中の人、全部があれを軽薄に褒めても、わしだけは、仲々に褒めてやるまい。
早く褒められると、早く満足してしまう。
わしだけは、いつまでも気むずかしい顔をしていよう。
かえって侮辱をしてやろう。
しかし、最後には必ず褒めます。
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謂(い)わば、最高の褒め役になろう。
大いに褒める。
天に聞えるほどの大声で褒める。
その時あれは、いままで努力して来てよかったと思うだろう。
生きている事を神さまに感謝するだろう。
(中略)褒めたくても怺(こら)えて小言(こごと)をいうのは、怒りたいところを我慢するのと、同じくらいに、つらいものです。
そんなつらい役は、お父さんでなければ引き受ける人はあるまい。
親馬鹿というんだね。
親の慾だ。
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