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[ 名言 ]
(俳句とは)生滅滅已(しょうめつめつい)の人生とあきらめはするが、その底の方からほのぼのとした勇気が湧いて来て、それが四季の運行に心を止めて、それを諷詠するという積極的の行動である。
あきらめきって何もしないのではない。
あきらめた上に生じた勇気が俳句の行動となって現れ来るのである。

[ 出典 ]
高浜虚子[たかはま・きょし]
(明治〜昭和期の俳人・小説家、1874〜1959)
「ほのぼのとした勇気」と題する文章
『立子へ抄』に収載

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[ 全文・続き ]
〈全文〉
「あきらめ」という文章に書いたように、俳句という詩は一応人生に対しあきらめの上に立って居るものとも言えるのであるが、しかしながらそればかりではない。
冬が極まって春がきざすという大地自然の運行とともに、あきらめというものの果に自ずから勇気が湧いて来る、その勇気の上に立っているものとも言える。
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生滅滅已(しょうめつめつい)の人生とあきらめはするが、その底の方からほのぼのとした勇気が湧いて来て、それが四季の運行に心を止めて、それを諷詠するという積極的の行動である。
あきらめきって何もしないのではない。
あきらめた上に生じた勇気が俳句の行動となって現れ来るのである。
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俳句は消極的な文学ではなくて積極的な文学である。
そうしてその勇気は人生に対する行動の上にも及ぶ。
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