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今日の
日本の文豪の名言
☆
4月5日
☆
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1.
慰められる人は、馬鹿にされる人である。
(
夏目漱石
)
2.
自分は一個の人間でありたい。
誰にも利用されない、誰にも頭をさげない、一個の人間でありたい。
他人を利用したり、他人をいびつにしたりしない、そのかはり自分もいびつにされない、一個の人間でありたい。
自分の最も深い泉から、最も新鮮な生命の泉をくみとる、一個の人間でありたい。
(
武者小路実篤
)
3.
時代の風潮、自分を取り巻く環境、さまざまな価値観、それらを正しく見きわめ、自分の判断で行動できるのは、どこにも属さない「迷子」だけだ。
(
夏目漱石
)
4.
小説というのは、自分を読むんですね。
読者はめいめい自分を読んできたんです。
(
吉川英治
)
5.
騙(だま)されないで人を愛そう、愛されようなんて思うのは、ずいぶん虫のいい話だ。
(
川端康成
)
6.
不安こそ、われわれが若さからぬすみうるこよない宝だ。
(
三島由紀夫
)
7.
努力の生ずる果が佳良(かりょう)ならざることもある。
それは努力の方向が悪いからであるか、
然(しか)らざれば間接(=準備)の努力が欠けて、
直接の努力のみが用いらるるためである。
(
幸田露伴
)
8.
人間の、また人生の正しい姿とは何ぞや。
欲するところを素直に欲し、いやな物はいやだと言う、要はそれだけのことだ。
好きなものを好きだという、好きな女を好きだと言う。
(
坂口安吾
)
9.
清水へ祇園をよぎる桜月夜
こよひ逢ふ人みなうつくしき
(
与謝野晶子
)
10.
道徳は便宜(べんぎ)の異名である。
「左側通行」と似たものである。
(
芥川龍之介
)
11.
晴れた日は晴れを愛し、
雨の日は雨を愛す。
楽しみあるところに楽しみ、
楽しみなきところに楽しむ。
(
吉川英治
)
12.
女に於(お)ける嫉妬は愛の高雅な情操によるのでなく、実には猛獣の激情に類するところの、野蛮の本能によるのである。
(
萩原朔太郎
)
13.
人間はあやまちを犯してはじめて真理を知る。
(
三島由紀夫
)
14.
忍耐と勤勉と希望と満足とは境遇に勝つものなり。
(
国木田独歩
)
15.
仕事というものは結果からいえばその人の生活手段であるが、手段だと思ってその仕事をすることは悪い。
仕事は目的である。
(
志賀直哉
)
16.
愛なくて人は生きねばならなかったら、人生は遂に地獄のなかの地獄である。
(
武者小路実篤
)
17.
似た顔の人を、どこでも捜すようになったら、あなたの恋はもう引き返せない。
(
芥川龍之介
)
18.
目的を定めて事を起こすとき大切なことは、
目的が達せられるかという結果ではなく、
目的を達成するために努力する過程である。
(
山本周五郎
)
19.
古人は神の前に懺悔した。
今人は社会の前に懺悔している。
(
芥川龍之介
)
20.
嬉しい恋が積もれば、恋をせぬ昔がかえって恋しかろ。
(
夏目漱石
)
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