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今日の
日本の文豪の名言
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6月4日
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1.
自分の好きなひとは必ずえらい人物になって、きらいなひとはきっと落ちぶれるものと信じている。
(
夏目漱石
)
2.
自己を責めることを知っているものは善人で、他人ばかりを責めるものが悪人だ。
(
武者小路実篤
)
3.
女に於(お)ける嫉妬は愛の高雅な情操によるのでなく、実には猛獣の激情に類するところの、野蛮の本能によるのである。
(
萩原朔太郎
)
4.
良心は道徳をつくるかも知れぬ。
しかし道徳はいまだかつて良心の「良」の字を創ったことはない。
(
芥川龍之介
)
5.
あらゆる神の属性中、最も神の為に同情するのは、神には自殺の出来ないことである。
(
芥川龍之介
)
6.
時の流れは、崇高なものを、なしくずしに、滑稽なものに変えてゆく。
(
三島由紀夫
)
7.
自分で自分を裁くのは高慢だ。
本当に謙虚な人間なら、他人をも裁きはしないし、自分を裁くこともしないだろう。
(
山本周五郎
)
8.
恒産のないものに恒心のなかったのは二千年ばかり昔のことである。
今日では恒産のあるものは寧(むし)ろ恒心のないものらしい。
(
芥川龍之介
)
9.
男と女の一等厄介なちがいは、
男にとっては精神と肉体がはっきり区別して意識されているのに、
女にとっては精神と肉体がどこまで行ってもまざり合っていることである。
(
三島由紀夫
)
10.
わたしは第三者を愛する為に夫の目を偸(ぬす)んでいる女にはやはり恋愛を感じないことはない。
しかし第三者を愛する為に子供を顧みない女には満身の憎悪を感じている。
(
芥川龍之介
)
11.
人間は好き嫌で働らくものだ。
論法で働らくものじゃない。
(
夏目漱石
)
12.
人間は調子のいいときは、
自分のことしか考えないものだ。
自分に不運がまわってきて、
人にも世間にも捨てられ、
その日その日の苦労をするようになると、はじめて他人のことも考え、
見るもの聞くものが身にしみるようになる。
(
山本周五郎
)
13.
いい馬はムチを当てられる前に気配で走る。
バカな馬は、ムチを当てられて痛いので走る。
もっとしょうもない馬は、それでも走らない。
(
幸田露伴
)
14.
センスとは相手の気持ちを読みとること、ただそれのみだ。
(
三島由紀夫
)
15.
人間は何事にせよ、
自己に適した一能一芸に
深く達してさえおればよろしい。
(
与謝野晶子
)
16.
人間というやつは、いま死ぬという土壇場にならないと、気のつかないことがいろいろある。
(
山本周五郎
)
17.
古来いかに大勢の親はこういう言葉を繰り返したであろう。
「わたしは畢竟ひっきょう)失敗者だった。
しかしこの子だけは成功させなければならぬ」
(
芥川龍之介
)
18.
果実の熟する如く機熟して相会うところに、真の友情あり。
(
国木田独歩
)
19.
物質的欲望を減ずることは、必ずしも平和をもたらさない。
我々は平和を得るためには、精神的欲望も減じなければならない。
(
芥川龍之介
)
20.
生まれて来て何を最初に教わるって、それは「諦める」ことよ。
(
三島由紀夫
)
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