名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
11月6日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
日本の精神そのものが耐乏の精神であり、変化を欲せず、進歩を欲せず、憧憬讃美が過去へむけられ、たまさかに現れいでる進歩的精神はこの耐乏的反動精神の一撃を受けて常に過去へ引き戻されてしまうのである。
(
坂口安吾
)
2.
母は一旦自分の所有するあらゆるものを犠牲にして子供に生を与えた以上、また余りのあらゆるものを犠牲にして、その生を守護しなければなるまい。
彼女が天からそういう命令を受けてこの世に出たとするならば、その報酬として子供を独占するのは当たり前だ。
故意というよりも自然の現象だ。
(
夏目漱石
)
3.
私はどんな社会でも
理想なしに生存する社会は
創造し得られないとまで信じているのです。
(
夏目漱石
)
4.
人は一人一人では いつも永久に 永久に恐ろしい孤独である
(
萩原朔太郎
)
5.
万里の道を見ず、
ただ万里の天を見る。
(
夏目漱石
)
6.
音楽の演奏者や劇の俳優達は技術家である。
彼らは芸術家でない。
なぜといって彼らは真の「創作」をもっていないじゃないか。
(
萩原朔太郎
)
7.
せつなる恋の心は
尊きこと神のごとし
(
樋口一葉
)
8.
女の品行というものは、
男が思っている以上に乱れているが、
同時にまた、
男が思っている以上に清潔だ。
(
織田作之助
)
9.
死ぬということは、生きているよりいやなことです。
けれども、喜んで死ぬことが出来れば、くだらなく生きているよりは幸福なことです。
(
谷崎潤一郎
)
10.
裏切りは友情の薬味であって、コショウかワサビみたいなものであり、裏切りの要素もその危険も伏在しない友情など、味がないと思うようになるとき、諸君はまず、青年のセンチメンタリズムを脱却した、一人前の大人になったと云(い)えましょう。
(
三島由紀夫
)
11.
何かにつけて青春が未来を喋々(ちょうちょう)するのは、ただ単に彼らがまだ未来をわがものにしていないからにすぎない。
何事かの放棄による所有、それこそは青春の知らぬ所有の秘訣だ。
(
三島由紀夫
)
12.
死んだ時に人を悲しませないのが、人間最高の美徳さ。
(
川端康成
)
13.
表現だけが現実に現実らしさを与えることができるし、
リアリティーは現実の中にはなく
表現の中にだけある。
現実は表現に比べればずっと抽象的だ。
現実の世界には、
人間、男、女、恋人同士、家庭、等々が
雑居しているだけだ。
(
三島由紀夫
)
14.
世の中から、思い違いというものだけ除いたら、ずいぶん人間の苦労は少なくなるがなあ。
(
吉川英治
)
15.
人間はみなに愛されているうちに消えるのが一番よいと思います。
(
川端康成
)
16.
悲しみ、苦しみは人生の花だ。
(
坂口安吾
)
17.
世の中を知る、ということは、
他人は決して他人に深い関心を持ちえない、
もし持ち得るとすれば
自分の利害にからんだ時だけだ、
というニガいニガい哲学を、
腹の底からよく知ることです。
もちろん、この利害という言葉には、
お金だけがからまっているわけではない。
名誉もあろうし、性欲もあろう。
(
三島由紀夫
)
18.
人間の尊さは自分を苦しめるところにあるのさ。
満足はだれでも好むよ。
けだものでもね。
(
坂口安吾
)
19.
女は常に好人物を夫に持ちたがるものではない。
しかし男は好人物を常に友だちに持ちたがるものである。
(
芥川龍之介
)
20.
自由な、調和のとれた、何気ない、殊(こと)に何気ないといふ事は日常生活で一番望ましい気がしている。
(
志賀直哉
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ