名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
8月23日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
夕日とか菫(すみれ)の花とか風鈴とか美しい小鳥とか、そういう凡庸な美に対する飽くことのない傾倒が、女性を真に魅力あるものにするのである。
(
三島由紀夫
)
2.
自分でも何かのお役に立つのだ。
このことは喜びである。
この喜びは自分の一生が無意味でないことを示している。
このことを幸福に感じるのである。
(
武者小路実篤
)
3.
自己を責めることを知っているものは善人で、他人ばかりを責めるものが悪人だ。
(
武者小路実篤
)
4.
山林に自由存(そん)す。
(
国木田独歩
)
5.
只世にをかしくて、あやしく、のどかに、やはらかに、悲しく、おもしろきものは恋とこそ言はめ。
(
樋口一葉
)
6.
強者は道徳を蹂躙(じゅうりん)するであろう。
弱者はまた道徳に愛撫(あいぶ)されるであろう。
道徳の迫害を受けるものは常に強弱の中間者である。
(
芥川龍之介
)
7.
ねぇ、あなた。
話をしながらご飯を食べるのは楽しみなものね。
(
永井荷風
)
8.
人の光を藉(か)りて我が光を増さんと欲するなかれ。
(
森鴎外
)
9.
山が来てくれない以上は、自分が行くより外に仕方があるまい。
(
夏目漱石
)
10.
男と女の一等厄介なちがいは、
男にとっては精神と肉体がはっきり区別して意識されているのに、
女にとっては精神と肉体がどこまで行ってもまざり合っていることである。
(
三島由紀夫
)
11.
前後を切断せよ、みだりに過去に執着するなかれ、いたずらに将来に未来を属するなかれ、満身の力を込めて現在に働け。
(
夏目漱石
)
12.
人間はある目的を以(もっ)て、生まれたものではなかった。
之(これ)と反対に、生まれた人間に、始めてある目的が出来て来るのであった。
(
夏目漱石
)
13.
富人(ふじん)が金を得れば、悪業が増長する。
貧人(ひんじん)が金を得れば堕落の梯(はしご)を降って行く。
(
森鴎外
)
14.
吾人(ごじん)の生涯中尤(もっと)も謹慎すべきは全盛の時代に存す。
(
夏目漱石
)
15.
人間は生よりもかえって死について知っているような気がするから、生きていられるのである。
(
川端康成
)
16.
仕事をして一盃(いっぱい)やると、同じ酒でも味が違う。
これを思うと、労働ぐらい人を幸福にするものはないかもしれない。
(
幸田露伴
)
17.
何が辛(つら)いと言ったって、
用が無くて生きているほど
世の中に辛いことは無いね。
(
島崎藤村
)
18.
善とは、家畜の群れのような人間と去就を同じうする道にすぎない。
それを破ろうとするのは悪だ。
(
森鴎外
)
19.
不安こそ、われわれが若さからぬすみうるこよない宝だ。
(
三島由紀夫
)
20.
人間の尊さは自分を苦しめるところにあるのさ。
満足はだれでも好むよ。
けだものでもね。
(
坂口安吾
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ