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今日の
日本の文豪の名言
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6月21日
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1.
人はなんでも平和を愛せばいいと思うなら大間違い、平和、平静、平安、私は然(しか)し、そんなものは好きではない。
不安、苦しみ、悲しみ、そういうものの方が私は好きだ。
(
坂口安吾
)
2.
若いということは
何物にも代えがたい宝である。
(
武者小路実篤
)
3.
自分の好きなひとは必ずえらい人物になって、きらいなひとはきっと落ちぶれるものと信じている。
(
夏目漱石
)
4.
(男には)嫌な女も好きな女もあり、その好きな女にも嫌なところがあって、その興味を持っている全ての女の中で、一番あなたが好きだと云(い)われてこそ、あなたは本当に愛されているんじゃありませんか?
(
夏目漱石
)
5.
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて、画ができる。
(
夏目漱石
)
6.
吾人(ごじん)は自由を欲して自由を得た。
自由を得た結果、不自由を感じて困っている。
(
夏目漱石
)
7.
音楽の美は、その一瞬の短さにおいて生命に似ている。
(
三島由紀夫
)
8.
恐ろしきは涙の後の女子心(こころ)なり
(
樋口一葉
)
9.
青春の、暴力を伴わない礼儀正しさはいやらしい。
それは礼儀を伴わない暴力よりももっと悪い。
(
三島由紀夫
)
10.
敵は多きを恥じず。
されど、敵として其(その)人を選(えら)め。
卑しき敵は持ちたるだけにて此方(こちら)の敗北なり、恥辱なり。
(
国木田独歩
)
11.
自分の欲望を制すれば成功し、自分本位では失敗するということ。
人間が言葉を使うと同時に、言葉も人間を使うことがある。
(
谷崎潤一郎
)
12.
生きたくないと思ったって、生きるだけは生きなけりゃ成りません。
(
島崎藤村
)
13.
人間は自然が与えた能力上の制限を越えることはできぬ。
そうかといって怠けていれば、その制限の所在さえ知らずにしまう。
だから皆ゲーテになる気で精進することが必要なのだ。
(
芥川龍之介
)
14.
結婚は早すぎてもいけない、おそすぎてもいけない、無理が一番いけない、自然がいい。
(
武者小路実篤
)
15.
人間はとしをとるにつれて、一種のあきらめ、自然の理法にしたがって滅んでゆくものをたのしむといった風な心境がひらけてきて、しずかな、平均のとれた生活を欲するようになるのですね。
(
谷崎潤一郎
)
16.
人の年老いていくことを、だれか成長と考えるか。
老は成長でもなく退歩でもない。
ただ「変化」である。
(
萩原朔太郎
)
17.
程よい怠けは生活に風味を添える。
(
梶井基次郎
)
18.
生き抜く力こそ、生命の生きたるしるしである。
進歩して止まぬものを生命は持っている。
そこに生命の神秘はある。
(
武者小路実篤
)
19.
どうすればいいのだ。
己(おれ)の空費された過去は?
(
中島敦
)
20.
特別に女子のためとして作られた書物は、すべて女子を低能児たらしめる劣等の書である。
(
与謝野晶子
)
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