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今日の
日本の文豪の名言
☆
4月24日
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1.
あらゆる文章は形容詞から古くなっていく。
(
三島由紀夫
)
2.
およそ「自分ほど苦労した者はありません」などと自ら云(い)える人の苦労と称するものなどは、十中の十までが、ほんとの苦労であったためしはない。
(
吉川英治
)
3.
なんとなく好きで、その時は好きだとも言わなかった人のほうが、いつまでもなつかしいのね。
忘れないのね。
別れたあとってそうらしいわ。
(
川端康成
)
4.
車夫でも、立ちん坊でも、泥棒でも、僕がありがたいと思う刹那(せつな)の顔、すなわち、神じゃないか。
(
夏目漱石
)
5.
ナルシスムは、彼自身のなかで、美と悪とを強引に化合させる力である。
(
三島由紀夫
)
6.
日本には妙な悪習慣がある。
「何を青二才が」という青年蔑視と、もう一つは「若さが最高無上の価値だ」という、そのアンチテーゼとである。
(
三島由紀夫
)
7.
人は新しく生きるために、絶えず告別せねばならない。
すべての古き親しき知己から、環境から、思想から、習慣から。
(
萩原朔太郎
)
8.
青年時代の煩悶(はんもん)は要するに、夢のようなものだね、君。
青年時代の煩悶には、まだいくらも余裕がある。
(
田山花袋
)
9.
笑う世間の方がおかしい。
(
吉川英治
)
10.
意地の悪い人間は、その意地悪さを発揮する相手がいないと寂しいに違いない。
(
谷崎潤一郎
)
11.
恋というのは一つの芝居なんだから、筋を考えなきゃ駄目だよ。
(
谷崎潤一郎
)
12.
花に嵐のたとえもあるぞ。
「さよなら」だけが人生だ。
(
井伏鱒二
)
(
于武陵
)
13.
戦場は大いなる牢獄である。
いかにもがいても焦っても、
この大いなる牢獄から脱することはできぬ。
(
田山花袋
)
14.
この世にあるもので、一つとして過ぎ去らないものは無い、せめてその中で、誠を残したい。
(
島崎藤村
)
15.
丸うならねば思う事は遂げられまじ。
(
樋口一葉
)
16.
親しくなればなるほど礼節をわきまえるのが理想の人間関係である。
(
三島由紀夫
)
17.
他を嘲(あざけ)るものは同時にまた他に嘲られることを恐れるものである。
(
芥川龍之介
)
18.
好(よ)い笑いは、暖かい冬の陽ざしのようなものだ。
誰でも親しめる。
(
島崎藤村
)
19.
近頃の人は、怒らぬことをもって知識人であるとしたり、人格の奥行きと見せかけたりしているが、そんな老成ぶった振る舞いを若い奴らが真似するに至っては言語道断じゃ。
若い者は、怒らにゃいかん。
もっと怒れ、もっと怒れ。
(
吉川英治
)
20.
人間の生きているということが「善」であるし、その為すこともすべて「善」なのだ。
なにをするかは問題ではない。
人間が本心からすることは、善悪の約束に反しているようにみえることでも、結局は善をあらわすことになる。
(
山本周五郎
)
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