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今日の
文章の書き方の名言
☆ ７月３０日 ☆
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1.
ひとが誤るのは、いつでも言葉を
過信してだ。きれいな言葉は嘘をつく。
この世を醜くするのは、不実な言葉だ。
（ 長田弘 ）
2.
言葉にできない感情は、じっと抱いてゆく。
魂を温めるように。
（ 長田弘 ）
3.
芸術は試合でないのである。
奉仕である。
読むものをして傷つけまいとする奉仕である。
けれども、傷つけられて喜ぶ変態者も多いようだからかなわぬ。
（ 太宰治 ）
4.
我々は誰でも、いつの日か、きっと役立つと思われるよいアイデアや生き生きした感覚を持つのだが、それを書いておくのを怠るため、逃げられてしまうのである。
（ サマセット・モーム ）
5.
小説に於(お)いては、決して芸術的雰囲気をねらっては、いけません。
あれは、お手本のあねさまの絵の上に、薄い紙を載せ、震えながら鉛筆で透き写しをしているような、全く滑稽(こっけい)な幼い遊戯であります。
（ 太宰治 ）
6.
子どもの本のあり方をいちばん傷つけてしまいやすいのは、何にもまして子どもっぽさを優先する、大人たちの子どもについての先入観だ。
（ 長田弘 ）
7.
難しい文章を書くのは概して頭の悪い人に多い。
頭のよい人は物事をそしゃくして、わかりやすく書くものである。
（ 大宅壮一 ）
8.
仕事なんてものは、なんでもないんです。
傑作も駄作もありやしません。
人がいいと言えば、よくなるし、悪いと言えば、悪くなるんです。
（ 太宰治 ）
9.
ひよっこのぼくにも文章を書くときの心がけのようなものはある。
①知識を書かないこと。
②情報を書かないこと。
③何も書かないこと。
（ 荒川洋治 ）
10.
ことばでしか書けない光景があります。
目には見えない光景。
けれども、心にはっきりと映って見える光景。
そのような、ことばにしなければ伝えられない、心の目に見える光景をくっきりと描きとったことば。
いつもおなじような毎日の風景がちがって見えてくる。
それがことばの力です。
（ 長田弘 ）
11.
自分には、いつも作品だけが問題です。
作家の人間的魅力などというものは、てんで信じて居(お)りません。
（ 太宰治 ）
12.
書かれないことは、現に起こったことであっても、まだ事実ではない。
書くということは、考えることとイコールであるだけでなく、現実をつくり出すことでもあるのだ。
（ 作者不詳 ）
13.
見つめるものは、何であってもかまわない。
ただ何を見つめようと、まずそこにある言葉に心をむける。
そこから言葉のありように対する感受性を研いでゆくようにすることを怠らなければ、目の前にある状況というのは、きっとまったく違って見えてきます。
（ 長田弘 ）
14.
同じような長さの文章が続くと読者は単調さを感じてしまう。
よって、ときにごく短い文を入れたり、長めの文を入れたりして変化をつけるような配慮も必要だ。
（ 戸田智宏 ）
15.
詩の目的は心理や道徳をうたうのではない。
詩はただ詩のための表現である。
（ ボードレール ）
16.
想像──
事実がしまいこんである倉庫で、
詩人と嘘つきの双方で共有するもの。
（ アンブローズ・ビアス ）
17.
美しい感情を以(もっ)て、人は、悪い文学を作る。
（ 太宰治 ）
18.
女が男から受け取りたい唯一の恋文は、男が書くはずもないような手紙だ。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
19.
言葉を深呼吸する。
あるいは、言葉で深呼吸する。
（ 長田弘 ）
20.
現実にあったことを文章にした時点でフリーズドライのような現実が起こるのだ。
現実を写真に写した時点、ＴＶに映した時点で真実味が無くなるのと同じことなんだ。
（ 忌野清志郎 ）
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