名言ナビ
→ トップページ
今日の
文章の書き方の名言
☆
7月8日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
可もなく不可もない文章など発表すべきではない。
( 作者不詳 )
2.
わかりきったことを考え、わかりきったことを書く。
これくらい辛いことはないんですが、意外なもの、邪魔なものも、ちゃんと準備しておかないと(わかりきったことは)出て来てくれないんです。
(
井上ひさし
)
3.
物語の才能というものは、出鱈目(でたらめ)の狡猾(こうかつ)な人間ほど豊富に持っている。
(
太宰治
)
4.
(漫画を)描く側の苦しみは、作品の出来に比例するんだよ。
( ドラマ『重版出来!』 )
5.
人物評論というものは、他人をあげつらうことではない。
他人にかこつけて自らを語ることである。
(
大宅壮一
)
6.
「愛をこめて」、これは何かメッセージを伝えたい時、或(ある)いは文章を書いた時、その最後に必ず添える言葉です。
どのような人間関係においても、その根っこの所に必要なのは「愛」。
愛のないところに幸せや成功はない。
私はずっとそう思っています。
( IKKO )
7.
本物の涙は、悲しい一ページからではなく、見事に置かれた言葉の奇跡から引き出される。
(
ジャン・コクトー
)
8.
いくら良い企画でも、相手に伝わらなければ道端のゴミと同じ。
相手が知りたいのは、企画書のなかの核心部分だけだ。
( 野地秩嘉 )
9.
文章をかくという作業は、じっさいには、二つの段階からなりたっている。
第一は、かんがえをまとめるという段階である。
第二は、それをじっさいに文章にかきあらわす、という段階である。
一般に、文章のかきかたというと、第二の段階の技術論をかんがえやすいが、じつは、第一の「かんがえをまとめる」ということが、ひじょうにたいせつなのである。
(
梅棹忠夫
)
10.
自分で名言を吐く以外の最善の方法は、引用することである。
(
エマーソン
)
11.
決して活字文化に対抗するつもりでマンガが生まれたのではなくて、あくまで書き手の側が、これも欲しいあれも欲しいと思った材料のなかに、絵もあり活字もあり、そして生理的にページをめくるという行為を前提としてコマ割りは成り立っています。
(
里中満智子
)
12.
空想的な物語を不自然でなく書くのには、燃える情熱が要るらしい。
こんな奇遇の可能を作者自身が、まじめに信じていなければいけないのだ。
(
太宰治
)
13.
相手を激怒させるのは風刺とは言えない。
それは単なる侮辱・悪口に過ぎない。
相手を苦笑いさせるのが真の風刺である。
(
ながれおとや
)
14.
そのうち書くものがなくなるよ、と本気で心配してくれた人が何人もいたけれど、井戸の水と同じで、くみ出した分だけ新しい水はすぐたまるものなのよ。
そしてたまった水はどんどん使わなければ腐る。
(
森瑤子
)
15.
作家がいけないのである。
作家精神がいけないのである。
不幸が、そんなにこわかったら、作家をよすことである。
作家精神を捨てることである。
(
太宰治
)
16.
実際作物の創作心理から考えてみても、
考えていたものがただそのままに
器械的に文学に書き表わされるのではなくて、
むしろ、紙上の文字に現われた行文の惰力が作者の頭に反応して、
ただ空で考えただけでは決して思い浮(うか)ばないような
潜在的な意識を引き出し、
それが文字に現れて、
もう一度作者の頭に働きかけることによって、
更に次の考えを呼び起こす、
というのが実際の現象であるように思われる。
(
寺田寅彦
)
17.
悪しき作家とは、読者に理解できない、自己の内部での文脈を考慮に入れながら書く連中である。
(
アルベール・カミュ
)
18.
小説を、くだらないとは思わぬ。
おれには、ただ少しまだるっこいだけである。
たった一行の真実を言いたいばかりに百頁の雰囲気をこしらえている。
(
太宰治
)
19.
くらい よる
ひとりで 稲妻をみた
そして いそいで ペンをとった
わたしのうちにも
いなずまに似た ひらめきがあるとおもったので
しかし だめでした
わたしは たまらなく
歯をくいしばって つっぷしてしまった
(
八木重吉
)
20.
本音を吐く本人が、吐いてることに自己陶酔して、他人に感動を強いようとする、そういういやらしさを、近頃の小説や短歌に感じる。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ