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今日の
美の名言
☆ ２月１９日 ☆
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1.
この子が綺麗なのは、
心の中に薔薇を一輪持ってるからだ。
（ サン・テグジュペリ ）
2.
梅も百合も、さては名もなき野の花も、自然の寵児(ちょうじ)は、自らに恵まれた個性を、素直に発揮してゆくところに、みずからの生命を愉躍(ゆやく)し、そしてよく他と調和して、自然界の平安な美を保っている。
（ 九条武子 ）
3.
地上に存在する地獄を、黒人は美へと昇華させ、芸術的貢献であるジャズをもたらしたのである。
（ マックス・ローチ ）
4.
女性は褒められると美しくなる。
表面的に美しくなるだけでなく内面も磨かれていく。
（ 花井幸子 ）
5.
差別はそれ自体としては科学の領域に属し、共同体が必然的に内包する現象と考えても差し支えないだろう。
問題は、むしろその差別につきまとう幻想と、それが生み出す集団的な虚構性の裡(うち)にある。
差別によって正邪(せいじゃ)、美醜(びしゅう)を生み出している相互的な関係が、被害者に抑圧を加えているのである。
（ 寺山修司 ）
6.
自分が絶世の美男子だったら、ひとの容貌なんかには、むしろ無関心なものだろうと思う。
ひとの醜貌に対しても、頗(すこぶ)る寛大なものだろうと思う。
ところが僕のように、自分の顔が甚(はなは)だ気にいらない者には、ひとの容貌まで気になって仕様がないのだ。
さぞ憂鬱(ゆううつ)だろうな、と共感を覚えるのである。
無関心では居られないのだ。
（ 太宰治 ）
7.
絶対的な醜悪というものはまずない。
（ ジョン・ラスキン ）
8.
死んで行くひとは美しい。
生きるという事。
生き残るという事。
それは、たいへん醜くて、血の匂いのする、きたならしい事のような気もする。
（ 太宰治 ）
9.
野の花は、そぞろ歩きながら絵画的な快感をもって緑の大地の中の色彩の島としてそれをながめる場合には、ひざをつき、からだをかがめて一本一本それを見て、いちばん美しいものをさがして摘む場合とは、まったくちがって見えるものである。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
10.
美は考えるものではない。
一見して直に感ずる事の出来る、極めて簡単な手続きのものだ。
（ 谷崎潤一郎 ）
11.
暗く長い
土の中の時代があった
いのちがけで
芽生えた時もあった
しかし草は
そういった昔を
ひとことも語らず
もっとも美しい
今だけを見せている
（ 星野富弘 ）
12.
二十歳で容姿端麗でなく、三十歳で強壮でなく、四十歳で金持ちでなく、五十歳で賢明でない者は、けっして容姿端麗・強壮・金持ち・賢者になることはない。
（ ジョージ・ハーバート ）
13.
数学は科学であるばかりか、芸術でもある。
それもきわめて美的な芸術である。
（ ローマン・シコルスキ ）
14.
歴史にその名を残さぬふたりでも
愛の詩が僕たちの美しい納骨堂だ
（ ジョン・ダン ）
15.
正しく理解するなら、数学には真理だけでなく、最高の美しさ──彫刻芸術が持つような冷たく厳しい美しさ──もある。
（ バートランド・ラッセル ）
16.
美人でツンとした顔より、ブスでもニコニコした顔のほうがよほど魅力的。
（ 美輪明宏 ）
17.
科学者とは、
自然の秘密と美しさを探し求めるおとぎの国の旅人であり、
それは大変面白く、夢のある楽しい仕事です。
（ キュリー夫人 ）
18.
美しいと感じたものを、
そのまま美しく表現しようと努力する甘さ、おろかしさ。
（ 太宰治 ）
19.
男たちの愛の言葉は（女の）美の調味料
（ IKKO ）
20.
この世のなかには人が何と言おうと、美しいもの、けだかいものがあって、（中略）それが生きる上でどんなに尊いかが、しみじみとわかったのです。
あなたはこれから、どのような人生を送るかしれませんが、その美しいものと、けだかいものへの憧れだけは失わないでほしいの。
（ 遠藤周作 ）
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