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1.
事業は無理してはいけない。病人に無理が禁物なように、事業も無理をしたら必ず失敗する。事業経営にあたってまずなすべきことは、大方針を立てること、計算(=採算)の基礎を確立すること。
2.
物をたくさん持っていれば、失うとなるとたくさん失う心配がある。だから、財産家であるよりは、むしろ貧乏であって失う心配のないない暮らしのほうがましだと悟るべきだ。
3.
世代論を論じる人は、自身の世代をなんの根拠もなく基準として設定し、自分より下の世代と上の世代がいかに自分と違うかを列挙して、自分の世代が「まとも」で「正しい」ことを証明したつもりになっている……
4.
腹をすかしている人は、ソースを吟味(ぎんみ)しない。
5.
人が最期を迎えるときに神が知りたがるのは、その人が物持ちだったかどうかではないはずだ。
6.
大きいものに対しては、常に、もっと大きいものが存在する。
7.
(政治家の)不徳のいたすところは顔を見れば一目瞭然だが、これをいうときの表情はクソッタレメ¥!といっている。ほんとうに不徳だと思っているのなら即刻、政治家をやめるがいい。
8.
秋の蠅(はえ)少しく飛びて歩きけり
9.
おほぞらがひろくて月を古びさす
10.
子が妻が花挿し呉(く)るる暮春の卓
11.
今すぐ答えを捜(さが)さないで下さい。あなたはまだそれを自ら生きておいでにならないのだから、今与えられることはないのです。
12.
山いくつ越えて行くらむ春の雲
13.
近頃の子どもに「お父さんとお母さんとどっちが好き?」って聞くと、ほとんどが「お母さん」って答える。どっちが好きっていうより、父親のことを憎んでる子どもが多い。お母さんが子どもの前でボヤくからだよ。……
14.
(大文豪になるためには)大(おおい)に人生に触れて主観の修養をしなければならん。(中略)何から何如(どう)手を着けて好(い)いか。(中略)まあ、社会現象が一番面白そうだ。面白いというのは其処(そこ……
15.
鯛よりも目刺のうまさ知らざるや
16.
ある年齢になったら、ちゃんとシンボルを読み取って、紙の花として心に咲かせることを覚えないとだめだな。映画を見ていると、わかってないのに何でもわかったような気になる。映画からは逃げようがない。
17.
われわれ凡人はどうしても現実にとらわれ過ぎる傾向がある。そして現実のように豹変し、現実のように複雑になり、現実のように不安になる。
18.
あをぞらの突つぱつてゐる二月かな
19.
百聞は一見に如かず、百見は一考に如かず、百考は一行に如かず。
20.
なんでもある世の中で 本当にほしいものを見つけた人は それだけでもう、しあわせに近い。
21.
日本では家族を支援するためのさまざまな社会政策が導入されているが、それらの政策は、共働き・共育てモデルではなく、主として男性稼ぎ手モデルを維持するべく設計され、企業の現場で実践されている。
22.
鋭敏な人にとっては、容貌は言葉である。
23.
徳を以(もっ)て人に分かつ、之(これ)を聖と謂(い)う。財を以て人に分かつ、之を賢と謂う。
24.
生まれたからには、幸せになるのだ。
25.
本を読み過ぎても、悪い副作用はありません。
26.
君たちの時間は限られている。その時間を、他の誰かの人生を生きることで無駄遣いしてはいけない。(ver.0)
27.
不滅の肉体はない。不屈の精神があるのみだ。
28.
人間はどんな人にでも老いと死だけは平等にやってきます。年を取りたくなければ死ぬしかありません。
29.
人ごみに母失ふまじき額の汗
30.
行く人は蕎麦屋の湯気のようなもの
31.
白薔薇の城のやうなる蕾かな
32.
アメーバ経営とは、アメーバ(採算単位)同士が助け合い、切磋琢磨し合う結果としてともに発展していくこと、そして、アメーバ間の取り引きが市場ルールでなされることにより、「生きた市場」の緊張感やダイナミ……
33.
どのような厳しい状況にあっても、それを正面から受け止め、誠を尽くし、誰にも負けない努力を続けることが、成功するためには必要なのです。
34.
もしも「○○がない」ことが悩みだとしたら、なぜそれが悩みだろうか。事実なら受け入れればいいし、受け入れるしかない。受け入れれば悩みはなくなる。もし○○がほしいなら努力すればいい。もし手に入らなけれ……
35.
どんな酒かて寝かせれば、ええ味に変わるかもわからん。
36.
海に流れ出た水は、川には戻らない。(ver.0)
37.
読むひまもなくて、読めなくて、でもね、これは読みたい、って思っている本がいつも胸に少しずつある、少しでもある、そういう人はやっぱり、考える世界とか、高い世界、文化、そういう世界へ近いってい……
38.
不安が極限に達すれば、人はもう不安なくしては生きられぬと感ずる。不安は彼の神ではないとしても、少なくとも彼の支柱となる。
39.
日々日々につもる心のちりあくた 洗ひ流して吾(われ)をたづねむ
40.
男はだれでも死について想っている。男にとって「いかに死ぬべきか」という問いは、「いかに生くべきか」という問いよりも、はるかに美的にひびくのだ。
41.
磨かれた石は、いつまでも地面にとどまっていない。
42.
ソーダ水言訳(いいわけ)ばかりきかされぬ
43.
「大衆」とは、みずからを、特別な理由によって――よいとも悪いとも――評価しようとせず、自分が《みんなと同じ》だと感ずることに、いっこうに苦痛を覚えず、他人と自分が同一であると感じてかえっていい気持……
44.
政治についての考察は悪しき政府が生じる可能性をはじめからよく勘案しておくべきではないか、最上の政府を望みつつも最悪の指導者に備えるのがよいのではないか。
45.
過去の延長線上に(企業の)未来はない。
46.
小説に於(お)いては、決して芸術的雰囲気をねらっては、いけません。あれは、お手本のあねさまの絵の上に、薄い紙を載せ、震えながら鉛筆で透き写しをしているような、全く滑稽(こっけい)な幼い遊戯であります。
47.
きみはある日、突然おとなになったんじゃなかった。気がついてみたら、きみはもうおとなになっていた。なった、じゃなくて、なっていたんだ。ふしぎだ。
48.
この世で成功する人は、代名詞の使い方に気をつけねばならない。“私”を1回言う間に、“あなた”を20回言いなさい。
49.
つねに反省を怠らない者は、なしたる事がみな良薬となるが、つねに他の過失を責める者は、心を動かすことがそのまま自分を傷つける凶器になる。
50.
努力。そんなものは、ただ、飢餓の野獣の餌食(えじき)になるだけだ。みじめな人が多すぎるよ。
51.
知らぬ間に 撮られた写真 気に入らないが そのままの自分が 写っている
52.
人類がそもそもの初めからいだいてきた印象や感情を理解する能力が、私たちの誰にも潜んでいる。
53.
不安に支配されると、人は消耗していきます。心にとっての最大の敵は、不安なのです。
54.
不倫が夫婦より面白いのは、どちらもエエところばかりを見せ合うからである。
55.
ほんとうに、人間、淋しくなると思わず、「お母さぁん」と言うんですよ。お父つぁんとは絶対に言わない。親爺、しっかりしろよ、ほんとうに。
56.
誇張は正直な人々の嘘だ。
57.
月光に掻き鳴らすギターは出鱈目
58.
読書は充実した人間を作り、会話は機転の利く人間を作り、書くことは正確な人間を作る。
59.
武士道なんてろくなもんじゃないな。(「忠臣蔵」というのは)仇を討つことは素晴らしい、どんなに困難でも仇は取らなければいけない、それが日本の心なんだということを教えてるんだよね。
60.
人は空想するが、問題はそこから始まる。空想しなければ問題もないのだ、空想がなければ目の前にあるものを取るだけでいい。
61.
戦争とは、要するに殺し合いで、お互いに“正義”を立てます。どちらも聖戦ですから、やっかいです。
62.
運命のよくないとき、運命にこだわれば、運命に負けてしまう。
63.
一人の人間が死んだというのに、外界はまるでそんなことがなかったかのように、先程と同じ営みを続けている。
64.
この世に生まれたものは、死ななければならない。生けるものは、いつか、それぞれの小さな死を死んでゆかなくてはならない。
65.
大体、知識いうのは本に書いてあることをそのまま物うつしにしておぼえたり、知ったりすること、だからそれをそのまま伝え、教えるのは、私なら何やら気恥ずかしい。知ってる(※だけ)ということは、……
66.
第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。
67.
親からもらった銭、企業が宣伝のために投じた銭、そういう銭は(観劇料としてもらっても)あまりありがたくないし、その手の銭で成り立っている芝居などどうせたいしたことはない。
68.
子どもの頃に読んだ、あるアートの本の中に、若いアーティストは自分に正直に、と書いてあったんだ。それで、僕はどちらかというと平凡な人間だったから、当たり前なやり方をしてみることに決めたんだ。
69.
夕方は滝がやさしと茶屋女
70.
皆さんが、六十年、七十年生きてきたということはこれはもう確かなことなんです。そして、その確かさこそが大変な宝だと思うんです。その宝を生かして俳句を詠んでほしい。みんな宝物をもっているんです。人生の……
71.
自ら働いて得たパンほど、うまいものはない。(ver.0)
72.
少しは生きる苦労があった方がいい。あまり平坦な一本道は歩かない方がいい。王様たちが万事思いのままだとすれば、気の毒なことだ。
73.
平均的な人間ほど何か問題が起こると、自分の外に原因があると考えます。そういう人は自分の置かれている状況や、環境、境遇などを嘆いたり、恨んだりしますが、すべての問題は、その人の潜在意識に……
74.
自分は(=自分には)本当らしく思えないといって、いつまでたっても、それを軽蔑して、偽りだと決めつけるのは、愚かしい思い上がりである。これは、自分には並の人間以上に能力があると思いこんでい……
75.
川水は海へ天へと 雷雨へと
76.
人間は模倣からはじまる。はじめから独創的な思想をもってこの世に生まれた者などいるはずがない。だが、模倣者のまま生涯をおえる人と、なにかを創造して、社会に有形無形の遺産を残す人とわかれるこ……
77.
朝が来た。雀等は窓に鳴いてる。起きよ。起きよ。起きてまた昨日の如く、汝の今日の生活をせよ――。
78.
いつだって革命は、僻地(へきち)の住人の熱狂から始まる。
79.
文学はかなし夜(よ)ごろに蟇(ひき)啼けば
80.
人生それ自体は虚構であり、疑惑であり、また夢の中に夢見るごとし。
81.
人生は解かれるべき問題ではなく、経験されるべき現実である。
82.
人は花束のよう。みんな色が違っていて、においも違う。だからこそ、一緒になると素晴らしい。
83.
女性が毎日やっている普段の仕事は、大抵、創造的生活や思索的生活、あるいは聖者のような謹厳(きんげん)な生活とは、縁遠いものである。
84.
ワルツ(=恋愛)を踊ってめまいがした後は、つまずくものです。
85.
同じ草でも、どうしてこんな、むしりとりたい草と、そっと残して置きたい草と、いろいろあるのだろう。可愛い草と、そうでない草と、形は、ちっとも違っていないのに、それでも、いじらしい草と、にくにくしい草……
86.
病気の時には自分が一歩現実の世を離れた気になる。他(ひと)も自分を一歩社会から遠ざかったように大目に見てくれる。こちらには一人前(いちにんまえ)働かなくてすむという安心ができ、向こうにも一人前とし……
87.
死んでいく のではない お浄土に 生まれゆくのだ
88.
がくぜんと秋や不貞寝の床を出て
89.
大山動かすも小石から。
90.
生きてゆくってやはり大変なことだ。みんながわざと傷つけあってるような気さえする。それでもみんなは軟体動物みたいにへんに柔軟で中々へたばらず、あたしなら血が吹きでるほどの打撃をうけても、のほほんと平……
91.
花が咲いている すぐ近くまで 虻(あぶ)の姿をした他者が 光をまとって飛んできている 私も あるとき 誰かのための虻だったろう あなたも あるとき 私のための風だったかもしれない
92.
人間は弱いものをいじめてはいけません。
93.
われらの命は、体ばかりで生きているのでもなければ、はたまた心ばかりで生きているのでもない。
94.
転んでも、ただでは起きるな。
95.
学問に時間を費やしすぎるのは、怠惰である。
96.
私達は、何の理由もなしに人を愛し、何の理由もなしに人を憎む。
97.
「君は工作がうまい」「料理ならナンバーワンだね」と、自分がうまくできることを、先生や親からほめられれば、子供はコンプレックスを感じないですむ。自分に自信を持ち、得意なものをもっと伸ばして、自分……
98.
もしあの人(=キリスト)が愛そのものならば、何故、ユダを最後は突き放されたのだろう。ユダが畠で首をくくり、永遠に闇に沈んでいくままに棄てておかれたのか。
99.
大切なのはやる気です。問題意識をもって日常業務に取り組む積極的姿勢と不断の向上心が、将来において大きな人間の成長を約束してくれる。
100.
小説を、くだらないとは思わぬ。おれには、ただ少しまだるっこいだけである。たった一行の真実を言いたいばかりに百頁の雰囲気をこしらえている。
101.
ソーダ水友達のまま又逢ひて
102.
私は勝利を盗まない。
103.
蜩(ひぐらし)の啼きかはしけり滝の面
104.
中年と呼ばれる年になり、いつしか、生より死の比重が勝って来た。もう、夕暮れは、かなしくはない。自身の死へのかなしみよりも、置き去りにされる、かなしみのほうが、より重たい。
105.
数学が頭の体操であるとするなら、(普通の人が)興味をそそられる数学の基礎課程は、数学の学習に際して不可欠な、頭の情緒的トレーニングと見ることができる。
106.
始めが良ければ、半ば終わったようなものだ。
107.
誰だって自分自身の人生において、愛ある人になることができる。
108.
亡くなった人が後に遺(のこ)してゆくのは、その人の生きられなかった時間であり、その死者の生きられなかった時間を、ここに在(あ)るじぶんがこうしていま生きているのだ。
109.
冒険を恐れぬ勇気、それが己の魂を輝かせる。
110.
栄養のよくない人は、長時間の労働に耐えられない。すぐに疲れてしまい、汗まみれになって、仕事を続けられなくなる。そういう人にとっては、休息とは単にそれ以上動けないことを意味する。
111.
性欲の対象にされていることと、愛されていることとは別。
112.
世の中はいろいろと変わってゆくが、そのなかで最も変化しないのは酒じゃないだろうか。大昔の人たちだって、なにかで気分がくさくさした時には、こうやって酒を飲んだにちがいない。いまだって同じだし……
113.
燃え尽きる人は皆、善良な人です。
114.
何故(なにゆえ)に何かが存在し、何故(なにゆえ)に無ではないのか。
115.
信仰とは人生の意義の悟得であり、その悟得より生まれいずるもろもろの責務の認識である。
116.
絶対に消極的な言葉を使わないことだ。「駄目だ」「つらい」「困る」というような言葉を使っていると、心はいよいよ消極的になり、すべてがうまくいかなくなる。
117.
占いじゃ 大器晩成 だったのに
118.
人の仕事は自分の仕事を見つけ、それに全身全霊で打ち込むことである。
119.
ソフト産業は、安全運転ばかりやっていると具合が悪い。
120.
人は歩んできた道によって作られるの。すべての思い出が、今の私たちを作っているのよ。
121.
「暇だ、暇だ」と言っている人は、どんどん暇になっていきます。だって、暇だと言っている人に、人は仕事を頼みません。「忙しい」と言っている人に頼みたいのが人情です。だからたとえ暇でも、忙しいふりをした……
122.
還暦の近しや月夜(つきよ)葉が落つる
123.
蝶よ川の向こうの蝶は邪魔ですか
124.
地獄みたいな生活は、その時に逃げようと思ってもおそい。地獄の入口がみえたら、なるべく早く気づいて入口に入らんようにしなければいけない。
125.
経験は授業料の高い学校であるにも関わらず、愚者は他の学校で学ぼうとはしない。
126.
若者は挨拶ができない、敬語が使えない、と言われるが、それはまったくの誤りだ。どの世代にも、挨拶からしておぼつかない人は同じ割合で存在する。
127.
絵本のような子どもの本の読み方に教えられるのは、読書というのは自分の時間の手に入れ方なのだ、ということです。
128.
国際化って、そうむつかしいことじゃないんだ。五親等以内に外国人がいることだ。
129.
海を前にする時、言葉は不要だと思う。
130.
受験勉強なんて、何の役にも立ちません。要するに記憶力とクイズでしょう。金太郎飴みたいな人間を作り出しているだけで、本当に頭を使う受験勉強なんてほとんどない。現場の仕事には何の役にも立ちません。
131.
我々は、他人が厳しく矯正されることを望むが、自分自身が矯正されことは嫌がる。(ver.0)
132.
いつもつぎのことを考えなさい いま自分は何をしているのか 自分のしていることは 自分にとって大事なことなのか 人にとって大事なことなのか そして大勢の人にとって大事なことなのか 国じゅうの人にとっ……
133.
時評を「同時代の精神史の光景」という次元に還元すると、表層現象から消えずに残る文章はあまりに少ないことに驚く。
134.
幸(さいわい)に明日という日が恵まれたら、新しい贈り物として、感謝のうちに迎えよう。
135.
(戦争の)酸鼻な局面をほんとうに知るのは死者だけである。戦争そのものは死そのものほど語りえないものかもしれない。
136.
(私は)自分は悪いことが何もできないのに、自分の中に悪いことに対する趣味があるということをいつも感じていた。そして私の芸術に対する関心というようなものはそこに始まったので、自分には悪いこと……
137.
クリスマスはお祝いをしてすぐに忘れてしまうような、ただの日ではありません。それは私たちの人生の至る所に浸透すべき精神なのです。
138.
自分が今抱えている問題は、自分一人が背負っているのではない。人間が誕生して以来、ずっと変わらず、繰り返し繰り返し悩み抜かれている問題なのだ。自分は孤立した一個の点ではなく、延々と続く長い川の一……
139.
本当に自分に自信がないと、自分を笑うことはできません。自尊心を持ち、バランスのとれたものの見方ができれば、自分の欠点を笑うことができます。
140.
女が一番いきいきと魅力的にみえるときは、ある目的のため(=後ろめたいことを男に隠すため)に、ウソをついて、必死に演技するときだろう。
141.
遠火事に深き酔ひ寝の起さるる
142.
遠い昔、人間が意識と共に与えられた言葉という吾々(われわれ)の思索の唯一の武器は、依然として昔乍(なが)らの魔術を止めない。
143.
2人以上の人間が同じ屋根の下に住むには、努力と忍耐とあきらめが必要です。家族とはそれ以外の何物でもありません。
144.
積極的なことを考えただけで、その心の中に燦然(さんぜん)たる光りがでてくる。そして、その光りが闇を消す明かりなんだよ。
145.
吾(わ)が影へ向日葵(ひまわり)の影王冠たり
146.
夕焼は一段低く空にあり
147.
異常に激しい嫉妬は多くの場合、その人が父親や母親から真実の愛情を受けていないときに生じます。
148.
もう二千年も前から孔子がすでに言っているだろ。「学んでいよいよ苦しみ、極めていよいよ迷う」と。いい悪いがわかればわかるほど、人間は苦しいんですよ。
149.
ファンタジーのない者は私の音楽に近づくな!
150.
人間の社会では、顔が君臨する。身体は奴隷で、二重三重に布でくるまれ、包み隠される。その(=身体の)役割は、騾馬(らば)のように、蝋(ろう)のように黄ばんだ聖遺物を上に載せて運ぶことだ。
151.
変人というのは自分の世界を持っていて決断できる。
152.
この世あゝ蜆(しじみ)はなべて小さすぎる
153.
ニートたちがこぞって口にするのが、「したいことが見つからない」というセリフである。私はそうではないと思う。ニートたちは目を閉ざしているだけだ。すぐ目の前にある「したいこと」を見ようとしないだけなの……
154.
冬あたたか五十のわれに母在れば
155.
私は私だけの生を紡(つむ)いでいく。全世界を覆うこのペシミズム、この沈潜に関わることを、私は断固拒否する。目に目隠しを、耳には耳栓をする。殺されるのなら、踊りながら殺される。
156.
トラブルに遭遇したら、「これを乗り越えれば、自分は一段階スキルアップできる。人間的にも一段階ステップアップするチャンスなのだ」と前向きに考えよう。常に前を向いていれば、前途のかすかな光明も、……
157.
「教育は平等であるべきだ」という考え方に異論はない。だが今の教育は意味のない部分で平等に神経をとがらせすぎている。
158.
“人々に喜んでもらうため”にあなたがいるのさ。
159.
秋の風石に目鼻の見えはじむ
160.
ロマンチックというのは、人生が一瞬、あけぼの色に、仄(ほの)明るんでくることです。
161.
学ぶためには、いつも自分の心が開かれていなければならない。
162.
人間各々(おのおの)一様に耳目鼻口(じもくびこう)を具備する動物だ。この間に一頭地を擢(ぬ)かんとするは大概の事でゆくものか。
163.
人間の愚かさをまなぶために、本は読むべきだ。地球上でもっとも思いあがっているのはまちがいなく人間だろう。
164.
役に立たないものでも、生かして使っていくところに、思いやりというものが「もののあわれ」として出てくると思います。
165.
自分の才能なんて、自分で見つけるもんじゃないんだ。
166.
海に出て木枯帰るところなし
167.
老いはいや死ぬこともいや年忘れ
168.
誰もが国語を習得できるのだから、幼児から適切な指導をすれば誰でもヴァイオリンを弾くことができる。
169.
精神的健康を保つ秘訣は、絶対に気の合わない人間とは、絶対に会わないことである。
170.
劣等意識など捨て去り、「好きな自分」のイメージをできるだけたくさん持つように心がけてみてください。「なりたい自分」「こうありたいと思う自分」を、積極的にイメージするのです。他の人と比べる必要などあ……
171.
人は、親しむべき友と親しむべきではない友とを見分けなければならない。
172.
松は寸にして棟梁(とうりょう)の機あり。
173.
全部をつかめば、全部を失う。(ver.0)
174.
個々人が、自分の関心を持つ事柄に影響を及ぼすことができると感じられれば、世界をより良い場所にすることができる。そのためには、人々が選択の自由を行使できる環境をつくる必要がある。