名言ナビ
→ 名言インデックス
メニュー
1.相手があることじゃけんのう こっちの思うようにはならんのう

2.家庭こそ生活の本拠である。家庭を放棄して仕事に没頭するのは、どこかに無理か不合理がある証拠で、決して人間の幸福追求に合致した生き方ではない。

3.自分で自分の心に制約をかける。それこそ時間、人生の無駄。

4.人の呼び方ってのはな、大事なんだよ。その人のことをどう思っているかの表れなんだよ。

5.馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。(ver.0)

6.愉快に過ごす。笑うような気分でなくても、とにかく笑う。すると気分が明るくなる。

7.世の中で擦(す)れっ枯らしと酔払いに敵(かな)うものは一人もないんだ。

8.孤独の中に癒しはない。癒しは孤独の対極にあるのだから。宴(うたげ)こそ癒し。癒されるためには、生きとし生けるものすべてと連れ立って、創造の祝宴に出かけなければならない。

9.企業に求められているのは、変わらないことではなく、どのように変わるかです。

10.私は自分の感情に翻弄されたくない。それを利用し、楽しみ、支配したいのだ。

11.どのような不利な局面になっても、最後まで諦(あきら)めないこと。そして同時に、負けを認める潔(いさぎよ)さも大事である。

12.勢いと熱だけでは続かないのが仕事です。夢を抱きながらも、冷静さも併せ持って欲しい。

13.人の前でパフォーマンスをやる人間にとってデブは敗北。肥満を年齢のせいにするパフォーマーは人前に出るな!

14.人生に迷ったとき、自分が何をすれば楽しいか、胸に手を当てて聞きなさい。そして、自分のハートの声を、人生の羅針盤にするのだ。

15.道尽きるあたり白露(しらつゆ)ただならず

16.きみを信じている という言葉ほど ぼくを困惑させるものはない このぼくのどこに 汚れていないもの 無垢があるというのか

17.「お客様は神様」ではないし、労働者は「お客様」の下僕ではありません。「お客様」も労働者であり、また、労働者も客になります。働いているあなたも、時には「お客様」なのです。

18.子供が失敗をして、よくやったねと言う親はあまりいない。だから、大人になる頃には、間違うことへの異常ともいえる恐怖感をもつようになる。学校でも、どんどん間違いなさいとは言われない。でも、実際の人生で……

19.ひとは生きて、存在しなかったように消え失せる。あたかもこの世に生まれでなかったように。

20.必要な時にそこに居てくれたという事実は、ただそれだけのことで、何にもましてありがたいものだ。

21.永らへば またこの頃や しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき

22.危険なつけ睫毛(まつげ)にうつつをぬかさないで、己れが心を純情にした方がよい。己れが心をやさしくした方がよい。さすれば、そのやさしい心が、純情な心が、たとえ貧しい眼もとでも、彼女独自の瞬きを……

23.死をおそれぬものは、自己のあらゆる慾望に淡白である。ために、敵からも味方からも信頼をうける。

24.恋と愛の違い──恋は普通は人間についてのことであり、愛は森羅万象いっさいについてのことである。

25.スプーン1杯のお砂糖で、苦い薬も平気で飲める。

26.給料とは我慢料です。楽あれば苦あり、苦あれば楽あり。辛く嫌なことを我慢するからこそ、給料という名の生活費を手にすることができるのです。

27.あいまいな友であるより、はっきりした敵になれ。

28.重大な危機や窮地に直面した時、「これで良かった」という肯定的で楽天的な言葉を第一声として発すると、脳は「大丈夫なのだ」と理解し、「これで良かった理由」や「うまくいく方法」を次々と見つけ出してきます……

29.古い秩序を守っていこうという人間は、つねに新しいものについてまず反対するもんだ。

30.海にふる雪は、海になる。街にふる雪は、泥になる。山にふる雪は、雪でいる。 空にまだいる雪、どォれがお好き。

31.失敗をおそれずに挑戦するには、エネルギーが必要だ。

32.人を審判する場合。それは自分に、しかばねを、神を、感じているときだ。

33.私が本当に孤独を感じるのは、大勢の友達に囲まれている時が多いのです。

34.人生はひとつのゲーム、人生を楽しみなさい。

35.子どものころの贅沢(ぜいたく)な記憶が、のちのちまで人間が生きる上の、支えになるというのは、その贅沢ゆえではなく、愛されたという自信の記憶ゆえである。

36.英国人なればとて文学上の智識において必ずしも我より上なりと思うなかれ。彼らの大部分は家業に忙がしくて文学などを繙(ひもと)く余裕はなきなり。

37.ちやほやされて悪い気分はしないよね。でも、するほうは満開の桜を見にきているようなもんでね、散ればさっといなくなる。それが解っている人はけしていい気にならないし、群がってくる人の人間性を見て、継続で……

38.言葉にする以前のもやもやした感情、あるいは突然湧きあがってくる情動といったものが人にはある。これらは出来立てほやほやだから、まだ頭脳の検閲が済んでいない。その分、新鮮で刺戟(しげき)的。当然……

39.世界中で、自分ほど価値があり大事なものはない。

40.生来の能力は自然のままの植物のようなものであって、学問による刈り込みを必要とする。

41.私は、全社員に「自営業者になりなさい」と言っています。

42.あなたが身の回りの人を非難するのをやめた時、その人たちの気分が良くなるのは、二番目の恩恵に過ぎません。他人を非難しない時にあなたが良い気分になることこそ、最高の恩恵です。

43.欠伸(あくび)して鳴る頬骨や秋の風

44.興味が続くかぎり、集中力は続くものです。

45.音楽は人類唯一の共通語。言葉の壁、心の壁を越えて、聴く人の心に届く。時には優しく、時には熱く、時には楽しく、時には悲しく。

46.タカ派とかハト派とか、あまり意味がないと思っている。ハト派と言われている人たちの傾向として、ハト派と言われることに価値を見出している人が多い。政策的な結果を求めるのではなくて、ハト派と言われている……

47.心から人に手を差し伸べる、思いやりのある人間になれば、感情全体がいつも落ち着いて深みが出るとともに、ちょうど心臓の鼓動が体に絶えず活力を与えるように、その人の魂を生き生きとさせる。

48.私にはたくさんの借金がある。金は一銭もない。残ったものは、すべて貧しい者達にゆずろう。

49.烏賊哀れ干されて海の方を向く

50.冬河原(ふゆかわら)独りになりに来てふたり

51.逃げてばかりじゃだめよ。自分から一歩を踏み出さないと、何も変わらないわ。

52.運命を変えるほどの大きな奇跡は、そうそう訪れない。「変えたい!」と思う小さな一歩を重ねることで、いつの日か奇跡の扉は開く。

53.一羽の燕が、また或(あ)る一朝夕が春をもちきたすのではなく、それと同じように、至福なひと・幸福なひとをつくるものは一朝夕や短時日ではない。

54.私は、いま人では無い。芸術家という、一種奇妙な動物である。

55.(投票における自分という)「1」の小ささにどうにも無力感を感じるのであれば、こう考えたらどうでしょうか。ひとりの「やってみるかな」という行動は、連鎖したときにはとても大きな影響を与えるのだ、と。

56.朝めざめて、きょう一日を、十分に生きる事、それだけを私はこのごろ心掛けて居ります。

57.気づかいとは、相手を慮ること。相手が“欲しい”と言う前にその気持ちを汲みとり、さりげない行動で示すこと。

58.正しい人生を歩みたいと心から願うなら、まずは動物を傷つけるのをやめるべきだ。

59.成功した人間とは、同胞から自分が与えたより以上のものを受け取る者のことである。しかし一人の人間の価値は、彼が与えたものの中にこそあるのであって、彼が得ることのできたものの中にあるのではない。

60.あたたかき猫の尾ときに切なくも

61.百里の道も一足(ひとあし)から。

62.一発逆転を起こせないのは、見逃している手持ちのコマがあるからだ。よく探せば強力な手持ちのコマが、必ずどこかにあるものだ。

63.心に驕(おご)りなき時は、人を敬ふ。

64.どんなにすぐれた人で、ふれた事物をすべて金に変えることができたとしても、ふれた人をすべて金に変えることは、できないだろう、というのが私の考えです。なぜなら、人は、事物、木石ではないからです。そこに……

65.何かが足りない それでぼくは楽しくない 足りないかけらを探しに行く

66.子供論・教育論は子供のいない人に論じさせよ、夫婦論は独身者に、小説作法は小説家よりも読者に書かせろ。

67.イデオロギーを軽蔑する政治家はまた大臣級の人物などというこれまた曖昧陳腐なものの力を過信している。そして権謀術数を弄(ろう)する。こんなことでどうして政治が能率的技術になる時があるだろうか。

68.山川草木(さんせんそうもく)万物有情(ばんぶつうじょう)の精神、(中略)そういった心の交流までも、物の姿だけに託して描くのが、客観写生の全(まっと)うな方法だ。

69.たいていの民主国家での政治家という呼び名には、どことなく嘲笑のひびきがある。

70.向日葵をつよく彩る色は黒

71.私……いろんなこと知るわ。いろんなことおぼえて、きっとすてきな人になるわ。あの人と一緒に歩けるように。

72.破壊的なことを考えるのも建設的なことを考えるのも、それに用いられる精神的エネルギーの量は同じです。

73.僕の青春は僕から逃げていく。病気というのはそのことだ。(ver.0)

74.君は運命の手中にあるものをあれこれ計画し、自分の手中にあるものを喪失している。(ver.0)

75.あらゆる執着からの自由とは、神を真理として現実化させることである。

76.悩みから逃れて、心の安らぎを求めるならば、小事にこだわってはならない。

77.(自分の)「できたこと」を見つける3つのめがね──(1)「ハッピーめがね」……その日のハッピーだったこと。(2)「ナンバーめがね」……本を3冊読んだなど「数」に注目。そのほか、「早く」できたこ……

78.山枯るる音なき音の充満す

79.経営者の心得9ヵ条──2.耳を澄まして情勢の変化を探れ。

80.人と人との間の愛は、みずから之(これ)を専有しようとするときに、もろもろの悲しみが生ずる。

81.希望がなければ、投資はできない。未来を信じることができる人しか、投資はできない。

82.潜在意識にまいた種子は何であれ、自らが刈り取らなければなりません。もし私たちが病気や恐れや憤りや憎しみといった思考の種子をまけば、私たちはそれらを刈り取らなければならないのです。

83.新しい任務を行ううえで必要なことは、卓越した知識と才能ではない。それは、新しい任務が要求するもの、新しい挑戦、仕事、課題において致命的に重要なものへの集中である。

84.民主主義は人間を殺す代わりに人数を揃えることだとは、しばしばいわれてきたことである。

85.私たちの務めは、この素晴らしい世界に何か貢献することだ。

86.女が仕事で成功するには、男以上の成績を上げる必要がある。

87.タイムマネジメント(時間管理)のための最良の道具は、「ノー」という言葉です。他人の仕事を引き受ける際には、十分注意が必要です。

88.ヤキモチ・嫉妬は、受け身の人の攻撃性です。(ver.0)

89.今は不幸だと思っている状況でも、時が経てばそれが幸福だと思える。今を一生懸命に生きていれば、必ず不幸は幸福へと姿を変える。

90.人間はみな同じものだ。そういう思想はただ人を自殺にかり立てるだけのものではないでしょうか。

91.いちばんいけないのは、じぶんなんかだめだと思いこむことだよ。

92.泣くのを我慢していると、ブスになるよ。

93.(新しい集団に入ったら)人と語るときは「それは、こういうことですか」、「こういうことではありませんか」といった言いまわしを多く用い、押しつけがましく断言しない。新参者は教わるべきであり、人に教える……

94.どんな立場から見るかによって、相手の姿はまったく違ってくる。

95.この肉体に聖なる川がある。ここに太陽と月があり、巡礼地のすべてがある。自分の肉体ほど恵みに満ちた寺を私は知らない。

96.子供の気持を一番よく知っている、と思いこんでいる親が、実は一番子供の心から遠く離れており、子供の気持がわからないと悲しんでいる人のほうが、はるかに子供の気持に近くよりそっているのです。

97.【ブスの25カ条】 15.責任転嫁がうまい

98.普段は自分の時間をケチってるくせに、何かあった時だけ「包み隠さず全部話してごらん」と親や先生は言うんだな。自分の時間はくれないくせに、おまえの時間をまるまる寄越せと言われたら? 子供が抵抗……

99.青い鳥は 大空のどこにもいない 相手の立場になり 考えていたら どこからか とんでくる鳥

100.たとえその恋に出口がなく袋小路に追いつめられて悩み苦しんでいる時でも、心をしばりあげるような感情を抱いている時、女は緊張感で美しく見えるものである。

101.気をつけないと、人生のすばらしい時期のほとんどを、お金を稼ぐことだけに使いきってしまうことにもなりかねません。

102.自らのアメーバ(採算単位)を守り、発展させることが前提だが、同時に、会社全体のことを優先するという利他の心を持たなければアメーバ経営を成功させることはできないのである。

103.人間関係をつくる過程においては、いかなる交渉術、いかなる管理テクニック、大衆のために貢献するいかなる努力によっても、人格の欠如を補うことはできない。

104.人生における経験の浅い時代には、見るもの聞くものが珍しく、新しい事物はみんな栄養となって肉となり、血となるが、その消化力はいつまでも続きはしない。

105.男は生理的にも精神的にも弱すぎるから、神様が腕力を与えたのです。女は強すぎるから、腕力をとりあげられた。

106.人とは親しめ、だが安売りはするな。

107.自然の秘密は隠されている。自然はつねに働いているが、人はその結果をつねに発見できるわけではない。

108.私はしばしば自分の中にそういう悪癖を感じるのだが、人に笑われまいと思う一念が、かえって進んで自分を人の笑いものに供するという場合が、よくある。戒めなくてはならぬ。

109.独身の人に「いい人見つかった?」、失業中の人に「仕事見つかった?」、結婚したカップルに「お子さんの予定は?」と聞くな。

110.数日では分からないことも、数年経てば分かる。

111.私たちは何よりも、都市の混乱からある程度離れる必要があると思う。

112.貧富に関係なく、すべての人間に苦楽は交互にやってくる。

113.十方(じっぽう)にこがらし女身(にょしん)錐揉(きりもみ)に

114.事業に対するモチベーションを高めるもっとも大きな原動力は、「好き」ということである。「この仕事(=事業)は社会にとって必要なのだが、私以外にやる人がいない、できない」というのは、私の中では最優先の……

115.どうも日本人は全体として、外国から来た人々と付き合うことによって自分の人生をより豊かなものにできるのだと考える前に、日本人と外国人の相違点にばかり気を取られているような傾向がある。

116.まことの友は、話すべきことが何もない友である。このような友は、私たちの非社交性と社交性を共に満足させてくれる。(ver.0)

117.やれるだけのことをやった時に、後悔は残りません。後悔している人は、やれるだけのことをやっていない人です。

118.一生涯めくら滅法(めっぽう)に走り続けて、行きつくゴールというものがなく、どこかしらでバッタリ倒れて、それがようやく終わりである。

119.ユーモアがなければ、人生は悲劇になってしまう。

120.読書は正解をもとめることとはちがうと思う。わたしはこう読んだというよりほかないのが、読書という自由だ。

121.目で聞き、耳で見る。ゼロは無限かな。

122.お腹がすいていれば、何を食べても「おいしい」と感じます。風邪が治ったとき「元気」であることに感謝します。この一瞬が「幸せ」の本質です。

123.生まれたものに死は必ず来る。死せるものは必ずまた生まれる。避けられないことを嘆いてはいけない。

124.古来、英雄豪傑とは、老獪と純情の使いわけのうまい男をいうのだ。

125.我々のビジネスを通じて社会を良い方向に持っていく。企業活動を通じてそれを実現することが自由主義だし、民主主義だし、資本主義です。

126.ホントに大事なモンってのは、もってる奴よりもってねー奴の方がしってるもんさ。

127.私は猫に対して感ずるような純粋なあたたかい愛情を人間に対していだく事のできないのを残念に思う。そういう事が可能になるためには私は人間より一段高い存在になる必要があるかもしれない。

128.みんなそれぞれの神さまがあります。それはそれでいいのです。その人の神さまなのですから……

129.独居後は しゃべる家電を 買い集め

130.君恋ひて世を経る宿の梅の花 昔の香(か)にぞなほ匂(にほ)ひける

131.立ち止まるのは最悪の選択である。世の中、先を見ようと思っても見えるものではない。見通しがないからこそ立ち上がり、一歩を踏み出すのだ。

132.肩書きを増やすより「好き」を増やす。

133.常ならぬ世にありこれの松飾る

134.他人の幸せを願うことは、とりも直さず自分の幸せを求めることである。

135.人が抜きん出ることのできるものは一つか、せいぜい二つか三つの分野である。よく出来ることを見つけ、実際にそれを行わせなければならない。

136.人の痛みや苦しみ、悲しみを自分のことのように感じられるかどうか。自分のことは差し置いて、人のことを思いやれるかどうか。

137.私は時がすべてのものを熟させるという考え方を持っている。時の力によってすべてのものは明らかになる。時は真理の父である。

138.事業は多数決ではない。99人が右へ進んでも、1人左に進んだ人が成功する。これは歴史的事実である。

139.人を磨くのは人だ。だが同時に、人を傷つけるのも人だ。(ver.0)

140.上司「いいか、『働く』とは、ハタ(周りの人)を楽にすることなんだぞ!」 部下「じゃあ部長は、気まぐれで命令したり、部下に無理難題ばかり押しつけるから、『働く』人ではないんですね!」

141.人生の美食家とは、きらいな人と付き合いたくもなく、まわりにいる人にいがみ合われたくもない。(ver.0)

142.人間的なことがらの中で、いったい何が偉大なものであり、何が永続的なものであるだろうか。このようなもの[名誉や名声]でさえ相当なものと思われるのは、私の見るところでは、われわれの弱さと命の短……

143.本を書いて良かった。妙な話だが、書くことで内なる不純物が一部、精製されたのだ。

144.立ち上がるときの悲しき巨人かな

145.暗闇の中でのみ、星を見ることができる。

146.草や木や虫や水が、そこに在り、そこに生かされ生きていると同じ私の存在

147.太陽が昇る。星々は消える。魂が明るむ。夢は消える。昼がわたしを受け入れる。地上の生活の歩みのなかで昼がわたしを守る。

148.あっさりと夢をあきらめてしまい、あとになってそれを後悔する人があまりに多い。生計を立てる仕事に打ち込むことは重要だが、自分が情熱を感じる対象を捨てる必要はない。

149.三人の石切り工の話がある。何をしているのかを聞かれて、それぞれが「暮らしを立てている」「石切の仕事をしている」「教会を建てている」と答えた。第三の男こそ、真のマネジャーである。

150.(他の立場に対する省察、自我、我慾、罪への批判、全般的情勢に就(つい)ての公平なる観察)それらのものが有るならば、人は勇気なくして我慾を主張しうるものではない。

151.もしあなたが、誰かに期待したほほえみが得られなかったら不愉快になる代わりに、あなたの方からほほえみをかけてごらんなさい。実際ほほえみを忘れたその人ほどあなたからのほほえみを必要としてる人はいないの……

152.蝸牛(かたつむり)たのもしげなき角(つの)振りて

153.音楽を作るのは音。

154.牡丹雪(ぼたんゆき)時をゆるめるごとく降る

155.力はあなたの心と霊(=魂)と、そして、あなたの思考生活と信念の中にあります。原因はいつも、その人の主観的な考えの中にあるのです。

156.正義なき力は無能なり。力なき正義も無能なり。

157.自分のために生きるな、死んだ人たちの嘆きのためにだけ生きよ、僕は自分に操返し操返し云(い)きかせた。それは僕の息づかいや涙と同じようになっていた。

158.私は客観の景色でも主観の感情でも、単純なる叙写の内部に広ごつてゐるものでなければならぬと思ふのである。即ち句の表面は簡単な叙景叙事であるが、味へば味ふ程内部に複雑な光景なり感情なりが寓されてゐると……

159.われわれをとりまく世界は、一見複雑に見えるが、本来原理原則にもとづいた「シンプル」なものが投影されて複雑に映し出されているものでしかない。これは企業経営でも同じである。

160.目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業(ぎょう)にあらず、裁きは神の領域。──そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった。

161.自分で考えたことに全力投入し行動すること。しかもやることは誠実であること。

162.老いた猿は罠にはかからない。

163.母とわれがつながり毛糸まかれゆく

164.親は子のために死ねるけど、子は親のために死ねない。

165.朴(ほお)の葉にねむる蛙(かわず)や坐禅堂

166.勝負どころで成功する人は失敗したときの策も備えて臨み、けして精神主義に陥らない。

167.芸術というものはない。全てを全力で行うだけだ。

168.我が身をつねって人の痛さを知れ。

169.(※愛する男と)一緒に住んでしまえば、経済的なこととか日常的なつまらないことがからんで色恋ばかりにひたっていられない。そうなると案外、どの男と一緒に住んでも同じです。

170.純粋な現在とは、未来を喰っていく過去の捉えがたい進行である。実を言えば、あらゆる知覚とはすでに記憶なのだ。

171.農業は、脳業だよ。体だけでなく、頭をすごく使う仕事なんだよ。

172.金魚大鱗夕焼(ゆやけ)の空の如きあり

173.生まれてきた誰もが人生という長大な作品を描くことができる。この作品が未完に終わることを怖れてはならない。

174.絶望していると君は言う だが君は生きている 絶望が終点ではないと 君のいのちは知っているから

175.人生最大の悲惨は、なにひとつとして危険を冒さないことにある。危険を冒さぬ人は、なにも成し得ず、なにも手に入れられず、何もない人生を送る。

176.世の中で一番楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事を持つことである。

177.「社会」という語は、かつては国家を表すものであった。国家は、少なくとも社会的な不正のなかで最も非道なものについては、それを是正する強力な手段、ひいては強制の手段を備えていた。このような国家は、今日……

178.立冬の女生きいき両手に荷

179.よくしゃべる職人にロクな奴はいねー。口で語る術(すべ)をしらねェ奴を職人という。ゆえに職人は腕で語る。

180.必ずしも無理に富を求めることはしなくてもよい。飢えなければ、それが富むことである。

181.悩むことは、ちっともマイナスではない。むしろ悩みは人としての深みをつくってくれる。悩んで悩み抜いて、そこから一歩踏み出したとき、何かが見えてくる。それは、ものすごく大きな一歩だ。そしてこれは、悩ま……

182.おのおの、その長ずる所にしたがい、好む所に向かわしめる。

183.尼僧きて藤のむらさきくもりけり

184.年の瀬や目付きの悪しき魚を提げ

185.酒と女と歌を好まぬ者は、一生馬鹿である。(ver.0)

186.これからの人生で、今日が一番若い。

187.富を弁解でもって償おうなどと考えるな。富はこれを咎(とが)める者に金を貸してやることで補償しなければならない。