自分でも考えたことのないことが、 乱談のスクランブルで飛び出すことも少なくない。 乱談でないと経験できない“おもしろさ”である。 この“おもしろさ”を大切にしないといけない。 それ自体は、発見ではないが、 その前触れなのである。 (要約)
外山滋比古[とやま・しげひこ] (英文学者・言語学者・評論家・エッセイスト、1923〜2020) 『乱談のセレンディピティ』
※「乱談」は外山滋比古による造語
〈原文全文〉 自分でもそれまで考えたことのないことが、 乱談のスクランブルで飛び出すことも少なくない。 自分ながら、ひどく“おもしろい”と思う。 乱談でないと経験することのできない“おもしろさ”である。 この“おもしろさ”を大切にしないといけない。 一時的なこととして忘れてしまうことが多いようだが、 人生において、もっとも、価値のある思いであるということもできる。 そのおもしろさ自体は、 発見ではないが、 その前触れなのである。
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