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私たちは複雑な話を、複雑なままに聴き続けたときに、その人の心を感じる。
東畑開人[とうはた・かいと]
(臨床心理学者、1983〜) 『心はどこへ消えた?』
《 心理学者・精神医学者・精神科医 》
〈全文〉
小さな物語こそが、心の場所になる。 物事をシンプルに割り切ろうとする大きな物語を否定したところに心が現れるのだ。 __ Link __ そうじゃないか。 私たちは複雑な話を、複雑なままに聴き続けたときに、その人の心を感じる。 __ Link __ あるいは複雑な事情を複雑なままに理解してもらえたときに、心を理解されたと感じる。 表だけではなく、裏まで含めてわかってもらうと、心をわかってもらえたと思える。 __ Link __
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