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［ 名言 ］
私は小説を書きはじめた頃、
志賀直哉の小説を原稿紙に書きうつしたことがある。
十遍(じゅっぺん)よむよりは、
一度書きうつすことの方が、
ためになる。
何かがのみこめる。
行を改める呼吸や、
会話にする呼吸が、
彫刻を撫(な)でて、凹凸が理解できるように
判るものである。
［ 出典 ］
丹羽文雄［にわ・ふみお］
（小説家、1904〜2005）
『私の小説作法』
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十読は一写に如(し)かず。
（日本ことわざ）
［ ランダム名言 ］
1.
誰かに助言するのは、キスするのと似ている。
お金がかからないし、するのが楽しい。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
（ George Bernard Shaw ）
2.
努力の成果なんて目には見えない。
しかし、紙一重の薄さも重なれば本の厚さになる。
（ 君原健二 ）
（ Kimihara Kenji ）
3.
噴水のしぶけり四方(よも)に風の街
（ 石田波郷 ）
（ Ishida Hakyou ）
4.
芸術というものを私がこのように高く評価するのは、
真の芸術作品には、
「熱烈な告白」があるからだ。
（ ジョルジュ・ルオー ）
（ Georges Rouault ）
5.
飼い主が先に逝(い)ってしまえば、
飼い猫は置き去りにされて
放浪の旅に出なければならない。
飼い主は
我が愛猫に
そんな半生（猫生）を送らせることはできない。
（ 森村誠一 ）
（ Morimura Seiichi ）
6.
目で判断せずに、心で判断しろ。
（ シャイアン族の格言 ）
7.
友達に気をつけろ、
敵はほっといてもかまわない。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
（ Seiyou saying ）
8.
人から仲間だと思われないのが
一番この世を生きやすくする
ひとつの方法。
変わり者の私は、そう思います。
人が人に嫉妬したり悪く言ったりするのは、
仲間と思っているからなんです。
（ 銀色夏生 ）
（ Giniro Natsuwo ）
9.
人生のすべてには代価が必要だ。
（ パウロ・コエーリョ ）
（ Paulo Coelho ）
10.
重要なのは、はじめの一歩を踏み出すかどうかということ。
その一歩が、大変な違いを生むのである。
（ 神田昌典 ）
（ Kanda Masahiro ）
11.
百術は一誠に如(し)かず。
（ 磯辺律男 ）
12.
浄暗に夢散りやすき揚げ花火
（ 秋山朔太郎 ）
（ Akiyama Sakutarou ）
13.
本心良心にもとった言葉や行ないというものは、
それ自体がすでに消極的になっている。
本心良心にもとると、
やましい観念のために
心の力は常に萎縮してしまうのだ。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）
14.
旅だちのあさ見送られれば朝の思いがあり、談笑の友をよる小門に送りだせば夜のおもいがある。
人情と朝晩とが、いえ、人情と自然とがつながりあうと、影が深くなって、だから逆に浮きがはっきりするのだ。
（ 幸田文 ）
（ Kouda Aya ）
15.
子供はまだ生まれる。
別の相手とも再婚できる。
しかし兄弟を失ったら取り返しがつかない。
（ アラブのことわざ・格言 ）
（ Arab saying ）
16.
多くの日本人がこれまでしてきたように、全体の和を重んじるあまり、遠慮したり、言うべきことがあっても我慢してすませるようなことはもはややめたほうがいい。
（ 堀場雅夫 ）
（ Horiba Masao ）
17.
いかに世間が判断を誤りやすいとはいえ、偽の偉さを厚遇する例の多さは、真の偉さを冷遇する場合を、さらに上回るものがある。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
18.
「友あり遠方より来(きた)る。
　また楽しからずや。」
（中略）わが思想ただちに世に容(い)れられずとも、思いもかけぬ遠方の人より支持の声を聞く、また楽しからずや、というような意味なんだそうだ。
決して、その主人が退屈して畳にごろりと寝（→続きはクリック）
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
19.
逆境に陥った人間が、どんな対応を見せるかによって、その人の真価がわかるのである。
（ 作者不詳 ）
20.
早送り　したい女房の　愚痴小言
（ 沢登清一郎 ）
21.
人生最大の報酬は知的活動によって得られる。
（ マリー・キュリー〔キュリー夫人〕 ）
（ Madame Curie ）
22.
私の人生最初の成功は1957年。
この年、私は妻のバーバラに出会ったから…
（ ジャック・ニクラス ）
（ Jack Nicklaus ）
23.
飛び返し来る燕あり我は行く
（ 森田峠 ）
（ Morita Touge ）
24.
男は年をとると与えるものがなくなり、ただ受け取るばかりだ。
恋人を愛するにも、恋人の裡にある自分を愛する。
若い頃には自分の裡(うち)にある恋人を愛する。
（ バルザック ）
（ Honore de Balzac ）
25.
竹伐つて藪(やぶ)にひかりを横たへぬ
（ 那須乙郎 ）
（ Nasu Otsurou ）
26.
理屈ではわかっていても、
いいことがあれば、やっぱり
「おれの力だ」なんてのぼせるし、
わるいことがあれば
「あいつのせいだ」などと
他人(ひと)を恨んだりして、
イライラすることが多いんです。
（ 相田みつを ）
（ Aida Mitsuwo ）
27.
相手を許すということは、
相手を放免してやることである。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
28.
批評家に。
批評するヒマがあるなら
創作してくれ。
（ 竹内浩三 ）
（ Takeuchi Kouzou ）
29.
人生において、
諸君には二つの道が拓(ひら)かれている。
一つは理想へ、
もう一つは死へと通じている。
（ シラー ）
（ Friedrich von Schiller ）
30.
人間は自分が置かれている環境に
うまく適応している限りで、
その環境の本質を理解することはできない。
（ カール・シュミット ）
（ Carl Schmitt ）
31.
何が何でも働き、
何が何でもベストを尽くせば、
やがては節制、自制心、勤勉、強固な意志、満足感といった、
怠け者には想像もつかないような、もろもろの美徳が備わるようになる。
（ チャールズ・キングズリ ）
（ Charles Kingsley ）
32.
降る雪や祈り・正直・無垢・愚直
（ 小西昭夫 ）
（ Konishi Akio ）
33.
泥の浅利よいま叫ばねば鬱血(うっけつ)す
（ 佐藤鬼房 ）
（ Satou Onifusa ）
34.
雪まみれ皆んな地霊(ちれい)になつてゐる
（ 泉風信子 ）
（ Izumi Fuushinshi ）
35.
勇気とは不安を消し去ることではない。
不安に向かっていくものである。
（ マーク・トウェイン ）
（ Mark Twain ）
36.
眠っているライオンは起こすな。
（ フィリップ・シドニー ）
（ Philip Sidney ）
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