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［ 名言 ］
最上の帽子は
頭にのっていることを忘るる様な帽子である。
最上の政府は
存在を忘れらるる様な政府である。
帽子は上にいるつもりで
あまり頭を押つけてはいけぬ。
［ 出典 ］
徳冨蘆花
［とくとみ・ろか］
（明治〜大正の小説家、徳富蘇峰の弟、1868〜1927）
『謀叛論　他六篇・日記』（中野好夫編）に収載
【 徳冨蘆花の名言 】
【 Tokutomi Roka 】
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《 政治全般 》
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〈全文〉
諸君、
最上の帽子は
頭にのっていることを忘るる様な帽子である。
最上の政府は
存在を忘れらるる様な政府である。
帽子は上にいるつもりで
あまり頭を押つけてはいけぬ。
我らの政府は重いか軽いか分らぬが、
幸徳君らの頭にひどく重く感ぜられて、
とうとう彼らは無政府主義者になってしもうた。
［ ランダム名言 ］
1.
かっこ悪い夢なんて、この世に一つもないよ。
（ かんぽ生命のテレビCM ）
2.
ぜいたくは、みたされたとき、単なる物欲となってしまう。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
3.
笑いは緊張を解いて、安堵感をもたらす。
だがそれはたいていの場合、（絶望的な事態の）当初のショックが収まってからのことだ。
その時が来るまでは人は笑えない。
そして解放されない。
しかしひとたび「笑いどき」が来れば、ユーモアは死に際しても（→続きはクリック）
（ アレン・クライン ）
（ Allen Clein ）
4.
愚かなる者も、黙する時は知恵ある者と思われ、その口唇を閉じる時は哲(さと)き者と思われるものである。
（ 『旧約聖書』 ）
（ Kyuuyaku Seisho ）
5.
世界で最も影響力のある生き物は、
雨に濡れて震えている犬である。
（ アンブローズ・ビアス ）
（ Ambrose Bierce ）
6.
アナウンサーのように淀みなく流れるように話す人の言葉は案外心に残らないものだ。
とつとつとしていても、自分の言葉で訴えかける人の話のほうがはるかに心に響いてくる。
（ 堀場雅夫 ）
（ Horiba Masao ）
7.
偽善とは、不徳が徳に対してほんのわずか捧げた敬意である。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
8.
夢を抱くのはやめときな。
抱くなら目標。
目標ならいつでも捨てられるから。
でも夢は捨てられないだろう？
（ 萩本欽一 ）
（ Hagimoto Kinichi ）
9.
紅さして寝冷の顔をつくろひぬ
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
10.
戦争の終わり、それは子供には何の意味もない。
子供は〈歴史〉のなかで生きているわけではない。
子供はいろいろなできごと、作り話、すばやく捉えた他人の言葉、目覚めたまま見た夢しかしらない。
（ ル・クレジオ ）
（ Le Clezio ）
11.
苦痛──友人の繁栄に曝(さら)されることによって罹(かか)る病気。
（ アンブローズ・ビアス ）
（ Ambrose Bierce ）
12.
トマトより
メロンのほうが高級だ
なんて思っているのは
人間だけだね

それもね
欲のふかい人間だけだな
（ 相田みつを ）
（ Aida Mitsuwo ）
13.
本物のロックンロールは死なない。
（ ブルース・スプリングスティーン ）
（ Bruce Springsteen ）
14.
ドグマにとらわれてはいけない。
それでは他人の思考の結果とともに生きることになる。
他人の意見の雑音で、自分の内なる声をかき消してはいけない。
（ スティーブ・ジョブズ ）
（ Steve Jobs ）
15.
しづけさの集まつてゐる蟻地獄
（ 大竹照子 ）
（ Ootake Teruko ）
16.
不要な会社は淘汰され、不要な社員も淘汰される。
不要にならないようにがんばるシステムが倒産制度であり資本主義の神髄だ。
（ 長谷川慶太郎 ）
17.
数学の圧倒的に多くの論理構造の中で、数の概念は、他の概念によって定義されず、公理とともに、最初の材料を構成する種類の概念に属する。
（ アレクサンドル・ヒンチン ）
（ Aleksandr Khinchin ）
18.
あなたの潜在意識は全知であって、あらゆる問題に対する解答を知っています。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
19.
賢人のもっとも美しいあり方は、きわめて控えめな言葉を使って、きわめて強烈なことを言うにある。
（ ルイ・ド・ボナール ）
（ Louis De Bonald ）
20.
言葉は、言葉の限界にゆきつく努力によって言葉になる。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
21.
有名人は死んだら死亡記事になるけどさ。
無名人は静かにいなくなるだけだもの。
スーッと消えるってわけさ。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
22.
人類は原理的に不安定なものです。
各人は彼が心のなかで真だと知っているものしか信じません。
そして同時に、
各人は他者
──この種の意見が好ましいと思わせるよう〔各人を〕導く他者──
との一定の関係にすでに取り込まれたものしか
考えないし決意しません。
（ モーリス・メルロ＝ポンティ ）
（ Maurice Merleau Ponty ）
23.
熊に追われている時は）熊より速く走る必要はないが、ただ隣のヤツよりは速く走れ。
（ 欧米の古いことわざ ）
24.
「豊かさ」とは、自分がやりたいことを、やりたいときにできる才能をいう。
（ バシャールの言葉 ）
25.
貴方にとって「良い人」も「悪い人」も、みんないい人なんだよ。
（ 大西順教尼 ）
26.
旗のごとなびく冬日をふと見たり
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
27.
弱気になって逃げようとしたら、
絶対に状況に負けてしまう。
逆に、挑むのだ。
（ 岡本太郎 ）
（ Okamoto Tarou ）
28.
変化というものは、
伝統を変えるものではない。
むしろ、それを強めるもの。
（ エディンバラ公爵フィリップ王配 ）
（ Prince Philip ）
29.
世の中には幸福も不幸もない。
ただ、考え方でどうにでもなるのだ。
（ シェイクスピア ）
（ Shakespeare ）
30.
こういう生活（＝日々極度の疲労を強いられる労働生活）がもたらすもっともつよい誘惑に、わたしもまた、ほとんどうちかつことができないようになった。
それは、もはや考えることをしないという誘惑である。
それだけが苦しまずにすむ、ただ一つの、唯一の方法なのだ。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
（ Simone Weil ）
31.
何度も繰り返し読みたくなるような書物でなければ、
少しも読む価値はない。
（ オスカー・ワイルド ）
（ Oscar Wilde ）
32.
読書は、秘密結社員みたいにこっそりするものだ。
（ 中井久夫 ）
（ Nakai Hisao ）
33.
真の悪漢は、
その悪の本体を決して見せぬものだ。
それでなくては、
人を偽ることもできぬ。
（ 池波正太郎 ）
（ Ikenami Shoutarou ）
34.
人の情けというものは、恋愛したことのある人とない人とじゃ、まるで違いますね。
それが人柄の面でいろいろと反映されてくるんです。
恋愛したことのない人がいたら、その人には人間的なやさしさとか、丸みといったものが出て来ないと思いますね。
（ 本田宗一郎 ）
（ Honda Souichirou ）
35.
親にもできない深刻な悩みも打ちあけて相談できる同輩。
人生の転機に立つとき、ひたすら信じて決断できるほどの先輩の一言。
自分の志いまだ果たし得ず、それを託して悔いなき後輩。
これぞまさに人生の三宝である。
（ 宗廣力三 ）
36.
苦痛と恐怖を征服した人間が、神となるのです。
そのときにこそ新しい生がはじまる。
新しい人間が生まれる。
すべてが新しくなるのです。
（ ドストエフスキー ）
（ Dostoevskii ）
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