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国家は幻想だといえば、
それから簡単に解放されたような気分になるのは 錯覚です。 幻想だからこそ厄介なのです。 幻想というのは すべて現実に出現の根拠を持っていますから、 すこぶる頑強なのです。 渡辺京二[わたなべ・きょうじ]
(思想史家・歴史家・評論家、1930〜2022) 『近代の呪い』
〈全文〉
国家は幻想だといえば、 それから簡単に解放されたような気分になるのは 錯覚です。 幻想だからこそ厄介なのです。 幻想というのは すべて現実に出現の根拠を持っていますから、 すこぶる頑強なのです。 __ Link __ 私たちは風土と言葉によって 人間となり、 個人となったのです。 __ Link __ この風土と言葉は 強く特殊性を帯びていますから、 個人としての私に 日本人という共同の網をかぶせてきます。 __ Link __ そして風土も言葉も たんなる実在ではなく、 すでに観念によって染めあげられたものですから、 日本人という幻想の網は、 それが幻想だということを知ったからといって、 どうにもなるものではありません。 __ Link __
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( 「住友訓」 )
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