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はっきりと自分を捉(とら)えているときは、何処(どこ)に在(あ)っても寂しさを感じない。
しかし落ちついて、自分をふり返ってみないときは、たとえ賑やかな都大路(みやこおおじ)のまん中に在っても、かぎりなき哀愁にとざされずには居られぬであろう。

[ 出典 ]
九条武子[くじょう・たけこ]
(教育者、京都女子学園・京都女子大学設立者、歌人、社会運動活動家、仏教婦人会創設者、1887〜1928)
自著『無憂華』
「騒音の中の哀愁」

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〈全文〉
往来の頻繁な十字路に臨(のぞ)んでは、狭い安全地帯にのがれて、始めてほっとする。
めまぐるしい焦燥のうちに、怯(おび)えながら住まなければならぬのは、堪えがたいことである。

しずかな墓地を逍遥(しょうよう)するときは、なつかしいまでに心が落ちつく。
静けさを、暗い寂寞(せきばく)とのみ見てはならない。
むしろ自分のたましいを喚(よ)び覚ます、平和な心の灯とも観られよう。
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はっきりと自分を捉(とら)えているときは、何処(どこ)に在(あ)っても寂しさを感じない。
しかし落ちついて、自分をふり返ってみないときは、たとえ賑やかな都大路のまん中に在っても、かぎりなき哀愁にとざされずには居られぬであろう。
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