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一見無駄な何もしない
時間を食いつぶすとは 負の行為に見えますが、 逆に何もしない時間の圧力のようなものが、 突然、創造の衝動となって、 いても立ってもおれないほど 創作意欲をかり立てる動機になることもあります。 横尾忠則[よこお・ただのり]
(美術家、グラフィックデザイナー、1936〜) 『飽きる美学』
〈原文全文〉
一見無駄な何もしない 時間を食いつぶすとは 負の行為に見えますが、 逆に何もしない時間の圧力のようなものが、 突然、創造の衝動となって、 いても立ってもおれないほど 創作意欲をかり立てる動機になることもあります。 __ Link __ そのことを無意識が知っているために、 何もしない時間を充電時間として、 やがて起こる(創作への)衝動を待っているのかも知れません。 そう考えると 無駄な時間こそ有効な時間ということになるのではないでしょうか。 __ Link __
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