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［ 名言 ］
自分の心を大事にすることは、
結果的には、他人の心を大事にすることにもなってしまう。
いつも他人に気をつかっている以上に、
大事にした自分の心が他人にとどく。
［ 出典 ］
森毅［もり・つよし］
（数学者・評論家、京都大学名誉教授、1928〜2010）
池内紀編『森毅の置き土産 傑作選集』
【 森毅の名言 】
【 Mori Tsuyoshi 】
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〈全文〉
自分の心こそ、
自分の思うままにならないものだ。
でも、だからこそ、
自分の心をいとおしみ、
自分に気をつかわねばならないのだ。
＿＿ Link ＿＿

そして、自分の心を大事にすることは、
結果的には、他人の心を大事にすることにもなってしまう。
いつも他人に気をつかっている以上に、
大事にした自分の心が他人にとどく。
＿＿ Link ＿＿
［ ランダム名言 ］
1.
ぼくが　おもっている　ほんとうも
きみには　うそかもしれない
（ 神岡学 ）
（ Kamioka Manabu ）
2.
いい男とは可愛げがあって、ほどがよくて、“生きてること好(ず)き”という男である。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
3.
学校っていやなところさ。
だけど、いやだいやだと思いながら通うところに、学生生活の尊さがあるんじゃないのかね。
パラドックスみたいだけど、学校は憎まれるための存在なんだ。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
4.
お化粧は、自分を大事にする作業である。
個人の〈美しき秘めごと〉である。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
5.
事実を隠蔽することは、虚偽を納得させることである。
（ 作者不詳 ）
6.
小事に忠なるものは、
大事にも忠なり。
商売でも技術でも生活でも、
小さなことを不精せず、
あだやおろそかにしないこと。
（ 佐波正一 ）
（ Saba Shouichi ）
7.
幸いなるかな、悲しむ者。
その人は慰められん。
（ 『新約聖書』 ）
（ Shinyaku Seisho ）
8.
事実は、小説よりも奇なり、と言う。
しかし誰も見ていない事実だって世の中には、あるのだ。
そうして、そのような事実にこそ、高貴な宝玉が光っている場合が多いのだ、それをこそ書きたいというのが、作者の生甲斐になっている。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
9.
人生とは、切符を買って軌道の上を走る車に乗る人には分からないものである。
（ サマセット・モーム ）
（ Somerset Maugham ）
10.
問題の核の部分を捕まえないと、
解決は致しません。
（ 加藤諦三 ）
（ Katou Taizou ）
11.
愛は遠くにあろうとも、いつもそこにある。
星のように、とこしえに遠く、また近くに。
（ エルンスト・アルント ）
12.
なぜ我々は我々の悲しみを予期しなければならないのだろうか。
それは死の恐怖のために死ぬ人間と同然である。
（ J・ダンハム ）
13.
人は何か一つ必ず武器を持ってる。
けど、それが他人と同じである必要はない。
（ 漫画『SAKAMOTO DAYS（サカモトデイズ）』 ）
（ Sakamoto Days ）
14.
人生は一歩一歩順を追って前進す。
（ 安田善次郎 ）
（ Yasuda Zenjirou ）
15.
朋(とも)有り遠方より来たる、亦(また)楽しからずや。
（ 孔子・論語 ）
（ Koushi ）
16.
私は哲学者ではなく、
「哲学学者」だった。
（ 谷川徹三 ）
（ Tanikawa Tetsuzou ）
17.
円満は　会話少なめ　留守多く
（ 荒木貞一 ）
18.
いくつもの逆風を乗り越えてこそ大志は成就する。
その覚悟がなければ一攫千金を夢見ていることと変わらない。
（ 志茂田景樹 ）
（ Shimoda Kageki ）
19.
アドバイスは結果を見てから評価されるものだ。
その意図によってではない。
（ キケロ ）
（ Cicero ）
20.
欠点まるがかえで信ずる
（ 相田みつを ）
（ Aida Mitsuwo ）
21.
日をまともに見ているだけで
うれしいと思っているときがある
（ 八木重吉 ）
（ Yagi Juukichi ）
22.
哲学者には三つの種類がある。
第一の哲学者は、
物の心臓の鼓動を聴き、
第二の哲学者は、
人間の心臓の鼓動だけを聴き、
第三の哲学者は、
概念の心臓の鼓動だけを聴く。
（ ゲオルク・ジンメル ）
（ Georg Simmel ）
23.
人生が本だとすれば、その答えは、後ろの方にあるわけじゃあない。
（ チャールズ・M・シュルツ ）
（ Charles Monroe Schulz ）
24.
なぜ生きていなければいけないのか、その問(とい)に思い悩んで居(い)るうちは、私たち、朝の光を見ることが、出来ませぬ。
そうして、私たちを苦しめて居るのは、ただ、この問ひとつに尽きているようでございます。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
25.
何をしたか、ではない。
ひとは何をしなかったか、だ。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
26.
いわば人間は卵である。
存在してはいるものの、
いまだ運命を形作るに至っていない。
（ ポール・オースター ）
（ Paul Auster ）
27.
百生(ひゃくなり)や蔓(つる)一すじの心より
（ 加賀千代女 ）
（ Kagano Chiyojo ）
28.
過酷なことは承知のうえだが、
現に差別で苦しんでいる人もまた
差別する感情から完全に解放されてはいない。
（ 中島義道 ）
（ Nakajima Yoshimichi ）
29.
生きている時に偉大であった人間は、死ぬと十倍も偉大になる。
（ トーマス・カーライル ）
（ Thomas Carlyle ）
30.
人びとからよい目で見られることにいかに強い欲望をもつか、人間性のうちでこの欲望ほど顕著なものはない。
（ ジェームズ・ミル ）
（ James Mill ）
31.
国家意識や民族感情は、もともと非合理で、どろどろした可燃性のものである。
これに火がつくと外交上の解決が困難になる。
そうなると、政治の延長である戦争という手段が、大手をふってまかり通るのである。
（ 半藤一利 ）
（ Handou Kazutoshi ）
32.
生気があるから不倫ができるのか。
不倫ができるから生気は生じるのか。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
33.
火種がなければ、
どんな良質の薪(たきぎ)をくべても燃えないように、
人間がより高い価値にめぐりあうためには、
その人自身に火種がなければ不可能である。
（ 草柳大蔵 ）
（ Kusayanagi Taizou ）
34.
自分が苦しむか、もしくは相手を苦しめるか。
そのいずれか無しには恋というものは存在しない。
（ アンリ・ド・レニエ ）
（ Henri De Regnier ）
35.
文明人とは、
非常に経験の積んだ、
非常に賢い野蛮人のことだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
（ Henry David Thoreau ）
36.
私たちは何らかの制度＝システムに対して、人格の一部を預けてしまってはいないだろうか？
もしそうだとしたら、その制度はいつかあなたに向かって何らかの「狂気」を要求しないだろうか？
（ 村上春樹 ）
（ Murakami Haruki ）
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