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国家意識や民族感情は、もともと非合理で、どろどろした可燃性のものである。
これに火がつくと外交上の解決が困難になる。 そうなると、政治の延長である戦争という手段が、大手をふってまかり通るのである。 半藤一利[はんどう・かずとし]
(ジャーナリスト、戦史研究家、1930〜2021) 『歴史と人生』
〈全文〉
国家意識や民族感情は、もともと非合理で、どろどろした可燃性のものである。 これに火がつくと外交上の解決が困難になる。 そうなると、政治の延長である戦争という手段が、大手をふってまかり通るのである。 __ Link __ 「過ちはもう繰り返しません」と誓ったところで、ほくそ笑んでマルス(軍神)は耳をかそうとはしない。 マルスに引退してもらうためにも、歴史に学ぶことは大事であるようである。 __ Link __
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