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[ 名言 ]
その小説の描写が、怪(け)しからぬくらいに直截(ちょくせつ)である場合、人は感服(かんぷく)と共に、一種不快な疑惑を抱くものであります。

[ 出典 ]
太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948)
『女の決闘』

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[ 補足 ]
※直截(ちょくせつ)=まわりくどくなく、きっぱりしていること。

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〈全文〉
その小説の描写が、怪(け)しからぬくらいに直截(ちょくせつ)である場合、人は感服(かんぷく)と共に、一種不快な疑惑を抱くものであります。
うま過ぎる。
淫する。
神を冒す。
いろいろの言葉があります。
描写に対する疑惑は、やがて、その的確すぎる描写を為した作者の人柄ひとがらに対する疑惑に移行いたします。


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