ヤケ酒というのは、自分の思っていることを主張できない、もどっかしさ、いまいましさで飲む酒の事である。
太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948) 『桜桃』(おうとう) 【 太宰治の名言 】
《 お酒・飲酒 》
〈全文〉
(私は)もともと、あまりたくさん書ける小説家では無いのである。 極端な小心者なのである。 それが公衆の面前に引き出され、へどもどしながら書いているのである。 書くのがつらくて、ヤケ酒に救いを求める。 ヤケ酒というのは、自分の思っていることを主張できない、もどっかしさ、いまいましさで飲む酒の事である。 __ Link __ いつでも、自分の思っていることをハッキリ主張できるひとは、ヤケ酒なんか飲まない。 (女に酒飲みの少ないのは、この理由からである) __ Link __
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徹底的に鍛え抜かれた頭脳というのは、ふとしたはずみで調子よく働いたり、大きな(=高い)能力を発揮したりする頭脳ではなく、一定の時間があれば必ず一定の成果を引き出す態勢が常に整っている頭脳のことである。
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