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[ 名言 ]
ふだんは忘れていても、
ふとした瞬間に思い出し、
背筋のあたりに冷たいものが走り抜けていく記憶、
というものがある。
何十年たとうが、
その種の記憶はいつまでも、
私たちに変わらぬ戦慄をもたらす。

[ 出典 ]
小池真理子[こいけ・まりこ]
(小説家、エッセイスト、1952〜)
「緋色の窓」
『異形のものたち』に収載

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