引用文などというものは 自分に都合のよいことか、 弁駁(べんばく)するのに都合のよいことしか引用しないもので、 世の引用文のまやかしは 引用者のさもしさを人に見られないための 仮面に役立つことである。
三島由紀夫[みしま・ゆきお] (昭和の小説家・劇作家、1925〜1970) 「戯曲を書きたがる小説書きのノート」 雑誌『日本演劇』(昭和24年10月号)
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