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[ 名言 ]
一人の人間に一つの調子が湧くとき、
すぐもう一人の人間にその調子がひびいてゆく。

[ 出典 ]
原民喜[はら・たみき]
(大正〜昭和の詩人、小説家、1905〜1951)
「鎮魂歌」
『群像』(昭和24年8月号)掲載
『夏の花・心願の国』に収載

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〈全文〉
僕は鏡に映っている窓の外のほんの少しばかし見える青葉に、
ふと、制し難い郷愁が湧いた。
「もっともっと青葉が一ぱい一ぱい見える世界に行ってみないか。
 今すぐ、今すぐに」
お前は僕の突飛すぎる調子に微笑した。
が、もうお前もすぐ
キラキラした迸(ほとばし)るばかりのものに誘われていた。
軽い浮々したあふるるばかりのものが湧いた。
一人の人間に一つの調子が湧くとき、
すぐもう一人の人間にその調子がひびいてゆくこと、
僕がふと考えているのはこのことなのだろうか。


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