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［ 名言 ］
角(つの)ある獣に上歯(うわば)なし。
［ 出典 ］
『呂氏春秋』（りょししゅんじゅう）
（中国の戦国時代末期、秦の政治家・呂不韋(りょ・ふい)が食客(しょっかく)を集めて共同編さんさせた書物）
【 『呂氏春秋』の名言 】
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［ 意味 ］
角のある動物（牛や鹿など）には牙がない。
転じて、この世に、全てがそろっているものはない。
全てを兼ね備えた人もいない。
完璧なものは何一つない。
［ 補足 ］
※食客（しょっかく、しょっきゃく）＝中国の戦国時代に広まった風習で、君主たちが才能のある人物を客として遇して養う代わりに、主人を助けるというもの。
門客(もんかく)とも。
［ 関連キーワード ］
【 天は二物を与えず 】
【 角のある動物（獣） 】
【 牙がない 】
【 『呂氏春秋』の名言 】
［ テーマ別今日の名言 ］
《 才能・素質・適性 》
《 長所・強み 》
　* * * * * * * * * *
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［ テーマ別の全名言 ］
《 　牛　 》
《 　鹿　 》
《 才能・素質・適性 》
《 長所・強み 》
［ 類似名言・関連名言 ］
《類似》
角(つの)あるものは牙をかき。
（窓梅軒可耕）
［ ランダム名言 ］
1.
旅に出ると、
旨いものは益々旨くなり、
そう大してどうということはないものでも、
やはり旨い。
（ 吉田健一 ）
2.
人は厚情と誠実。
（ 佐藤一斎 ）
3.
自分が小さいって知らないやつは、
想像もしないくらいデカイことをするもんさ。
（ 映画『シービスケット』 ）
4.
犠牲奉仕は、男と女の間では長つづきするものではない。
マゾヒズムか、サディズムの愛好者でないかぎり、人は他の犠牲になりたくないし、なってもらいたくもない。
（ 瀬戸内寂聴 ）
5.
よく学べ、よく遊べといいますが、遊べというのは学ぶべき専門外のことを学ぶことなんです。
よその分野に遊ぶことを勧めているんですから、どうぞ間違えないように。
（ 永六輔 ）
6.
（タイトルを）取りたいなどといってはだめ。
取ると決めれば取れる。
（ 落合博満 ）
7.
誰だってそうであろうが、見送人にとって、この発車前の三分間ぐらい閉口なものはない。
言うべきことは、すっかり言いつくしてあるし、ただむなしく顔を見合せているばかりなのである。
（ 太宰治 ）
8.
萩(はぎ)芒(すすき)秋の暑もけふ翌(あす)か
（ 小林一茶 ）
9.
恋は愛らしい花であり、友情は甘い果実である。
（ コッツェブー ）
10.
もし、あなたが自分のすべての力を発揮して、目標に向かって進んでいれば、行動の結果として、チャンスがあなたを見つけてくれます。
（ スチュワート・ワイルド ）
11.
翌(あす)ありとたのむもはかな小晦日(こつごもり)
（ 五升庵蝶夢 ）
12.
人生にはいやなことがいっぱいある。
中でも一番いやなものは、男同士の晩餐だ。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）
13.
三十歳までは女が温めてくれる。
三十歳からは一杯の酒が温めてくれる。
（ スペインのことわざ・格言 ）
14.
精神にとっての食物、つまり言語。
言葉をしゃべったり、書いたりするのは、
精神が喰(た)べてることだ。
（ 吉本隆明 ）
15.
なんだってできるわ。
だけど、なにもやらないでいましょ。
ああ、なんだってできるって、なんてステキなことなの！
（ 『ムーミンシリーズ』（トーベ・ヤンソン） ）
16.
お客様が納得し、喜んで買ってくれる最大限の値段。
それよりも低かったらいくらでも注文が取れるが、それ以上高ければ注文が逃げるという、このギリギリの一点で注文を取るようにしなければならない。
（ 稲盛和夫 ）
17.
人はたとえ富を持たずとも、栄誉を受けることがあろう。
（ ソポクレス ）
18.
寄り道って、すばらしいですよ。
行く先々で宝物を拾っているようなものです。
（ 東儀秀樹 ）
19.
変わることがなければ成長することもない。
成長することがなければ真に生きていない。
（ ゲイル・シーヒー ）
20.
怠惰に時間を過ごしてしまうほど無駄なことはない。
（ ナイジェル・ホーソーン ）
21.
夢を追いかけるのを忘れて、
安定した人生を選んだ人間は、
言ってみれば「退屈な人生を生きる終身刑」を自らに科しているのに等しい。
（ 本田健 ）
22.
「自分とは何か」という自己像が確立したら、それを自分に刷り込む必要がある。
刷り込むのに、自己暗示ほど効果があるものはない。
（ 中村天風 ）
23.
恋はすべて自分本位。
ちょっとしたことでスーっと冷めてしまう。
でも恋から入って、そこから架け橋を渡って愛の国に行ってしまうと、もう裏切りは無いのよ。
恋になったり、愛になったりしている最中が恋愛。
一番楽しくて、一番苦しい時期。
（ 美輪明宏 ）
24.
国家は自分にとっていつも国家であるとかぎらないし、家庭は自分にとっていつも家庭であるとかぎらない。
自分の子は自分の子であるとかぎらないし、ある時は子が親であるかもしれない。
（ 鶴見俊輔 ）
25.
もし、あなたが何の影響力もない小さな人間だと思うのなら、
蚊のいる部屋で寝て見なさい。
（ アニータ・ロディック ）
26.
性格を持たないとき、人はたしかに方法を身につけなければならない。
（ アルベール・カミュ ）
27.
恋愛の十分の九は愛する側にあって、その十分の一が愛されている対象の側にある。
（ サンタヤーナ ）
28.
自己の信ずる宗派を、絶対のものと考えることについては必然さがあろう。
それだけの真剣さこそあってよい。
しかしそれは同時に他の人にとって他の宗派が、また絶対だということをも意味するであろう。
（ 柳宗悦 ）
29.
我慢しろ。
正しいことだったら、
他人の思惑なんか構うな。
（ 曽野綾子 ）
30.
人間というものは、悲しさ、無念さを心底から味わいながら、それに耐えなければならない。
（ 本田宗一郎 ）
31.
子供には、
服従することさえよく教えておけば、
他のことは好きなようにやらせてよい。
（ プラトン ）
32.
日常は、
通常そう思われているように
不活性態、惰性態であるどころか、
むしろみずからを力動的に
編成し、また編成替えしていく
不断のプロセスなのである。
言いかえれば、
日常は歴史的に変態する。
（ 鷲田清一 ）
33.
若い娘は若い果物と同じで、
新鮮ではあるが水っぽい。
君は女として熟している。
私も男として熟しているつもりだ。
熟した果物はお互いにそっと扱わなくてはならない。
大切にして皮をむく時だって、
一滴の果汁をもこぼしてはならない。
（ 石川達三 ）
34.
各方面における看過されたる者、
忘れられたる者の中から、
真に価値あるものを発見することは、
多くの人々によって常に企てられなければならぬ仕事の一（ひとつ）であろうと思われる。
（ 柴田宵曲 ）
35.
犀(さい)の角(つの)のように、ただ独り歩め。
（ 『スッタニパータ』 ）
36.
無雑作に重ねし年や年酒享(う)く
（ 石田あき子 ）
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