|
鳥は羽で数えられる
魚は尾で数えられる 口で数えられる 人間の口のせつなさ 新川和江[しんかわ・かずえ]
(詩人、1929〜2024) 『新川和江詩集』(角川春樹事務所)に収載 鳥は一羽(いちわ)、二羽(にわ)と、一組の羽の数で数える。
魚は一尾(いちび)、二尾(にび)、と尾の数で数える。 つまり、鳥も魚も、その種族の特徴的な部位の数で数えられる。 一方、人間はどうだろうか? 人間の最も特徴的な部位と言えば、言葉を話す「口」である。 だがそれは、ものを食すという意味においては、鳥や魚にもある部位だ。 人間には、鳥や魚のような外見上の特徴的部位がない。 単なる口では、自由に空を飛ぶことも、海や川を泳ぐこともできない。 それは悲しく切ないことである。
〈全文〉
鳥は羽で数えられる 魚は尾で数えられる 口で数えられる 人間の口のせつなさ __ Link __ 難民も王様も つまるところ一個の口で 最低ひとつの椀(わん)と いっぽんの匙(さじ)が要る __ Link __
1.
2.
( 作者不詳 )
3.
( 格言 )
4.
5.
6.
7.
( レクスロス )
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
( ジョエル・バーカー )
18.
19.
20.
21.
( 月山貞一 )
22.
( ジョン・F・デマルティーニ )
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
30.
31.
( 能村龍太郎 )
32.
33.
34.
35.
36.
【 船坂ちか子 】
【 松岡青蘿 】 【 山村修 】 【 高橋新吉 】 【 宮澤章二 】 【 田代青山 】 【 中嶋陽子 】 【 杉田旦藁 】 【 渡辺水巴 】 【 槐本之道 】 【 田中裕明 】 【 市堀玉宗 】 【 ジョージ・ソーンダーズ 】 【 三井孝子 】 【 岡本眸 】 【 高橋順子 】 【 聖なる日にする 】
【 ありきたりの言葉で逃げる 】 【 自己啓発に責任を持つ 】 【 自分自身を主にする 】 【 潜在意識に祈りを引き渡す 】 【 造作もなくだまされる 】 【 欠陥を帳消しにする 】 【 嫌いなことに関心を持たない 】 【 何もない町 】 【 夫の良い点をほめる 】
|