(税制は)上を損じて下を虐(しい)たげぬもの也(なり)。
西郷隆盛[さいごう・たかもり]
(薩摩藩の武士、明治初期の政治家・軍人1828〜1877) 『西郷南州翁遺訓』 【 西郷隆盛の名言 】
税制というのは、裕福な者に多く課税し、貧しい者を苦しめることがないようにしなければいけない。
〈全文〉
租税を薄くして、民を裕(ゆたか)にするは、即ち国力を養成する也。 __ Link __ 故に国家多端(たたん)にして、財用の足らざるを苦(くるし)むとも、租税の定制(ていせい)を確守し、上を損じて下を虐(しい)たげぬもの也。 __ Link __ 税金は、豊かな者からたくさんとって、貧しい者からはあまり取るべきではないということ。
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