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健康人とは、たぶん、
基本的に「気の晴れている人」のことではないか。 たまに気がふさぐことがあっても、 いつか知らぬうちに晴れている。 基本モードが、晴れなのである。 したがって 気晴らしについては面倒がない。 山村修[やまむら・おさむ]
[書評時ペンネーム:狐] (書評家、随筆家、1950〜2006) 『気晴らしの発見』 〈全文〉
健康人とは、たぶん、 基本的に「気の晴れている人」のことではないかと思う。 たまに気がふさぐことがあっても、 いつか知らぬうちに晴れている。 本人がそれを意識できない。 基本モードが、晴れなのである。 したがって 気晴らしについては面倒がない。 __ Link __ ただし、健康人が明日も必ず健康でいられるかどうかは分からない。 心がつまずいて、不調に陥ると、 なかなか厄介だ。 心の不調な人は、 基本モードが曇りなのである。 その上、 曇った心をほんの一時でも晴らすのは 容易なことではない。 __ Link __
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人は、目に映るものを信じてしまう。
それは、分かりやすいものだから。 人は、目に見えないものを疑ってしまう。 それは、心の中にあるものだから。 そして、ときには、生きているうちに、大切なものを見失ってしまう。
( Yoshi )
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