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1.
数多(あまた)の宝を積まんよりは
誠の心にしかず。
（ 『曽我物語』 ）
（ Soga Monogatari ）
2.
今すべきことは、
怒りのホウキをつかんで、
不安という猛獣を追い払うことだ。
（ ゾラ・ニール・ハーストン ）
（ Zora Neale Hurston ）
3.
自然は自然に戻ります。
化学製品は自然に戻らないのです。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
4.
消息を淋しめば空(そら)風花(かざはな)す
（ 岡田順子 ）
（ Okada Junko ）
5.
失敗を恐れない者が勝者となり、失敗を恐れる者が敗者となる。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
6.
人格はゆっくりと出来上がるものだが、
一瞬のうちに壊れてしまうものでもある。
（ フェイス・ボールドウィン ）
（ Faith Baldwin ）
7.
我々はだんだん大人になってくると、
大人の考えになってきて、
抱いていたあらゆる希望が崩れてしまう。
それは渇いた土に水が浸(し)みこんでいくようなもので、
今までの希望はすっかり消えてしまう。
人の世のはかなさを思うようになる。
（ ロバート・ルイス・スティーヴンソン ）
（ Robert Louis Stevenson ）
8.
何かをやって時間を損する
ということは絶対にない。
貧乏旅をすれば、
大学を二つ出たようなものだ。
（ 永倉万治 ）
（ Nagakura Manji ）
9.
軽い苦しみは言葉になるが、大いなる苦悩は沈黙する。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
10.
君は君、僕は僕、
だが仲良く。
（ 武者小路実篤 ）
（ Mushanokouji Saneatsu ）
11.
天才とは、異常なる忍耐者をいう。
（ トルストイ ）
（ Lev Tolstoy ）
12.
思考の節約が最も発達している学問は、
形式が最高度の進歩をとげた数学であり、
自然科学はしばしばこれに助けを求めている。
（ エルンスト・マッハ ）
（ Ernst Mach ）
13.
「ツキの流れ」や「ツキ」それ自体も、既に起こった出来事を振り返って名付けた呼び名にすぎない。
つまり、過去のその時点では、「ツキ」や「ツキの流れ」の実体はないのである。
（ 谷岡一郎 ）
14.
影響を与えようと思えば、
まず影響を受けることだ。
（ スティーブン・Ｒ・コヴィー ）
（ Stephen R. Covey ）
15.
歴史は農業と同じように、
高い丘からではなく谷間から、
つまり卓越した人間からではなく、
平均的な社会水準（の人間）
から養分を摂取するのである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
（ Ortega Y. Gasset ）
16.
遅過ぎた、遅過ぎた、余りに遅過ぎた。
（ ベートーヴェン ）
（ Beethoven ）
17.
真の愛国者は、かえって国の悪口を言うものです。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
18.
若いうちはどんどん走って欲しい。
走りながら考えるぐらいでちょうどいい。
そのほうが前向きな行動ができる。
充実感も出てくる。
たとえ失敗しても、いくらでも立ち直ることができる。
（ 岩泉拓哉 ）
19.
恋には、たくらみもあれば、おとし穴も用意される。
欺瞞も恫喝も存在する。
──というのは、恋におちいっているときは世俗を忘却するが、やがて、恋自体が“世俗”になるときがくるからである。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
20.
うれしいときには食べられず、悲しいときみじめなときに、おなかはすくものである。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
21.
（練習を）やらない理由を探すな！
自分への言い訳は後を引く！
（ 漫画『ウィッチウォッチ』 ）
（ Witch Watch ）
22.
流行にろくなものなし、ついて見るにうなずかるるふし絶えてあらず。
（ 斎藤緑雨 ）
（ Saitou Ryokuu ）
23.
人間は年齢に関係なく、
いつも第一線で活躍しとらにゃダメなんじゃ。
安逸な生活に入るとダメになる。
（ 加藤唐九郎 ）
（ Katou Toukurou ）
24.
（不要なものすべて捨てると）
今日という一日がのこる。
その一日を、せめて僅(わず)かな心遺(や)りをもって、
生きられたら、それで十分なのだと思う。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
25.
記憶に残る幕の内弁当はない。
（ 秋元康 ）
（ Akimoto Yasushi ）
26.
評判は最善の紹介状である。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
（ Judea ）
27.
芸術は生命なのに、金儲けの材料になったのでは世も末です。
経済万能の思想のせいですかね。
（ 帖佐美行 ）
28.
何故(なにゆえ)に人間の捕えた理想は空しいのか。
それは単なる人間精神上の戯れだからだ。
（ 小林秀雄 ）
（ Kobayashi Hideo ）
29.
いつぽんの冬木(ふゆき)に待たれゐると思へ
（ 長谷川櫂 ）
（ Hasegawa Kai ）
30.
私は自分の生涯を
小説のように物語ろうとは思っていない。
小説のように語ろうとすれば、
形式が内容を損なってしまうだろう。
（ ジョルジュ・サンド ）
（ George Sand ）
31.
読者は小説を読み、世の風俗や習慣や、乃至は感情や思想に就いて多くを学んだ積りでいるだろうが、ほんとうの処は、自分が世間を理解している以上のものは、何にも小説から汲みとっていやしないのだ。
いい小説は読者が進歩すればする程進歩する。
（ 小林秀雄 ）
（ Kobayashi Hideo ）
32.
人々が幸福を難しいことだと思うのは、
過去を実際より良く、
現在を実際より悪く、
未来を実際よりも不安定だと考えるからだ。
（ マルセル・パニョル ）
（ Marcel Pagnol ）
33.
人間は希望を持っていないと、
一日としてこの激しい生活に耐えて生きていけないのである。
（ ロバート・ルイス・スティーヴンソン ）
（ Robert Louis Stevenson ）
34.
女というのは魅力的なくらいわがままなものだ。
どの女も反抗している。
そして、自分自身に対しても、荒々しく反抗しているものなんだ。
（ オスカー・ワイルド ）
（ Oscar Wilde ）
35.
百パーセントべったりにならないで、恋人なり夫なりから一日のうち何時間か、何十分かは、全く心を離している時間を持ちましょう。
そのゆとりが相手にも安らぎを与え、同時にむしろあなたの愛から目が離せないぞという不安の緊張感を持たせるのです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
（ Setouchi Jakuchou ）
36.
ユーモアの重要性を忘れてはならない。
ユーモアのセンスは我々の文化生活の内容と性質を変える。
現代人は、あまりにも生活を深刻に考えすぎる。
（ 林語堂 ）
（ Rin Godou ）
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