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今日の
詩作品の名言
☆ １１月１８日 ☆
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1.
過去も現在も未来もないんだ。
時間は過ぎ去りもしないし、新しくもやってもこない。
うつくしい時間は、つねに、いまここに、目の前にあるんだ。
静かな日の光のように。
（ 長田弘 ）
2.
生きるとは、年をとるということだ。
死んだら、年をとらないのだ。
（ 長田弘 ）
3.
何(いず)れの処(ところ)か酒を忘れ難き。
天涯旧情を話す。
青雲倶(とも)に達せず、白髪逓(たがい)に相驚く。
二十年前に別れ、三千里外に行く。
此(この)時一盞(いっさん)無くんば、何を以(もっ)てか平生(へいぜい)を叙(じょ)せん。
（ 白居易 ）
4.
心のくらい日に
ふるさとは祭のようにあかるんでおもわれる
（ 八木重吉 ）
5.
私は、
行かねばならぬ場所に
行くことによって学ぶ。
（ セオドア・レトキ ）
6.
やはりこの草むらが
私にいちばんふさわしい
ここで
天日(てんじつ)さまを仰ぎ
虫の修行　つづけます
（ 榎本栄一 ）
7.
私は思う。
今が一番大事な時だ。
もう一歩！
（ 武者小路実篤 ）
8.
悲しみは解ける、
五月の雪のように。

そんなに冷たいものなど
ありはしないように。
（ ジョージ・ハーバート ）
9.
海を見にゆく。
それは、わたしには、
秘密の言葉のように親しい言葉であり、
秘密の行為のように親しい行為だった。
（ 長田弘 ）
10.
美しいものを、美しいと思える、あなたの心が美しい。
（ 相田みつを ）
11.
平和とは
なんだろうか
敵(かたき)と共に生きられる
そんな
世界ではないのか
（ 浅田正作 ）
12.
人の気力を奪うのは、
行く先に横たわる山々ではなく、
靴の中の砂粒である。
（ ロバート・W・サービス ）
13.
どれほど不完全なものにすぎなくとも、
人の感受性にとっての、大いなるものは、
すぐ目の前にある小さなもの、小さな存在だと思う。
（ 長田弘 ）
14.
口は黙っていても、
手の動きはそれを裏切るだろう。

言葉じゃない。はじめに手と足。
二本の手と二本の足にまなべ。

足が歩いたところを、
頭はかんがえなければならない。
（ 長田弘 ）
15.
あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか。
（ 長田弘 ）
16.
偉大とされるものが、偉大なのではない。
美しいとされるものが、美しいのではない。
最小ノモノニモ、最大ノ驚異アリ。
（ 長田弘 ）
17.
雲からも風からも
透明な力が
そのこどもに
うつれ
（ 宮沢賢治 ）
18.
幸福は、窓の外にもある。
樹の下にもある。
小さな庭にもある。
（ 長田弘 ）
19.
小さい花でいい
独自の花であれ

小さい光でいい
独自の光であれ
（ 坂村真民 ）
20.
なぜ芸術を、人は理解したがるのか
夜を、花を、すべてのものを
理解する代わりに、人は愛するのに
（ 長田弘 ）
21.
男が仕事をする時は
常に捨身でなければだめである
捨身とは何も欲しがらぬことである
勝ち負けを捨てることである
（ 相田みつを ）
22.
人生におけるどんな波風、どんな屈辱にも堪えて、
真っ直ぐに自分の道を歩いてゆけるような、
しっかりした「いのちの根」を（子供に）作っておいてやる、
それが本当の愛情だと思います。
（ 相田みつを ）
23.
原因があって結果がある
というのは真実ではない。
事実はちがう。
はじめに結果がある。
それから、気づかなかった
原因にはじめて気づく。
（ 長田弘 ）
24.
ひとが誤るのは、いつでも言葉を
過信してだ。きれいな言葉は嘘をつく。
この世を醜くするのは、不実な言葉だ。
（ 長田弘 ）
25.
私の　このヘタな文字　つたない文章も
見てくれる人のおかげで書かせていただけるんです。
「おかげさん」でないものは
この世に一つもありません。
みんな「おかげさん」で成り立っているんです。
（ 相田みつを ）
26.
どうかしましたか。
誰かにそう言われる時は、
必ずどうかしている。
（ 串田孫一 ）
27.
無畏(むい)　無畏
断じて進め
（ 宮沢賢治 ）
28.
どうかして生涯にうたひたい
空氣のやうな唄を一つ
自由で目立たずに
人のあるかぎりあり
いきなり肺腑(はいふ)にながれ込んで
無駄だけはすぐ吐き出せる
さういふ唄をどうかして一つ……
（ 佐藤春夫 ）
29.
根さえしっかりしていれば
枝葉はどんなにゆれたって
いいじゃないか
風にまかせておけばいい
（ 相田みつを ）
30.
一生感動
一生青春
（ 相田みつを ）
31.
人生「なぜ」と坐ってかんがえるのもいいが、
知恵ってやつは「なぜ」だけでは解けない。
本質をたのしむ、それが知恵だ。
（ 長田弘 ）
32.
うつせみの世は夢にすぎず、
死とあらがいうるものはなし。
（ フランソワ・ヴィヨン ）
33.
純粋な言葉だけの言葉はない。
思いあがるのが、ひとの悪い性癖だ。
（ 長田弘 ）
34.
おとことおんな
おんなとおとこ
ひとのひめごとなんかはねえ
そっとしておくもんだよ
ひめごとだもの
（ 相田みつを ）
35.
私は教師。
私は戦士。
競争、否定、恐怖、偏見、無知、無関心を
敵にまわして戦う毎日。
（ ジョン・W・シュラター ）
36.
花に嵐のたとえもあるぞ。
「さよなら」だけが人生だ。
（ 井伏鱒二 ）
（ 于武陵 ）
37.
子供は、
憐れみを受けて育つと、
自分を可哀相だと思うようになる。
（ ドロシー・ロー・ノルト ）
38.
お母さん
わたしはお母さんから生まれたけれど
お母さんのものではないのです
わたしは私なのです
（ 六浦基 ）
39.
草花は、
根の深いところに
光をとどめている。
（ セオドア・レトキ ）
40.
幸福とは、単純な真実だ。
必要最小限プラス１。
（ 長田弘 ）
41.
人は、誰も生きない、
このように生きたかったというふうには。
どう生きようと、このように生きた。
誰だろうと、そうとしか言えないのだ。
（ 長田弘 ）
42.
ある日の　こころ
山となり

ある日の　こころ
空となり

ある日の　こころ
わたしと　なりて　さぶし
（ 八木重吉 ）
43.
花は何故美しいか。
一筋の気持ちで咲いているからだ。
（ 八木重吉 ）
44.
生命(いのち)は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
（ 吉野弘 ）
45.
（しっと）
一瞬にして純情も邪悪に
眼の清澄が消え、皮膚の艶が褪(あ)せる
（ 曾宮一念 ）
46.
生きているということは
死ぬいのちをかかえているということ
（ 東井義雄 ）
47.
私は教師。
私がかくも素晴らしい人生を送ることができるのは、
あなた方両親のおかげだ。
未来への最大の貢献とも言うべき子どもたちを、
私に託してくれたことに感謝したい。
（ ジョン・W・シュラター ）
48.
神は天にあり、
世はすべてこともなし。
（ ロバート・ブラウニング ）
49.
（海に）何をしにゆくわけでもなく、
ただ海を見にゆくということにすぎなかったが、
海からの帰りには、
人生にはどんな形容詞もいらない
というごく平凡な真実が、
靴のなかにのこる砂粒のように、胸にのこった。
（ 長田弘 ）
50.
人には「歴史型」と「地理型」がある。
歴史型は一ヶ所に定住して、反復と積みかさねの中で生を検証し、地理型は拠点をかえながら出会いの度数をふやしてゆくことによって生を検証してゆくのであった。
（ 寺山修司 ）
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