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今日の
人間に関する名言
☆ ６月１０日 ☆
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1.
いざという場合になると
人間は卑怯か卑怯でないかの二色に分けられる。
（ 大佛次郎 ）
2.
人間は、単一、純粋、純血を高く評価し、
他方の混交、複雑をおとしめてきたけれども、
純一はつねに雑多よりすぐれているわけではないのである。
むしろ、悪しき単純をさけるのが英知である。
（ 外山滋比古 ）
3.
人間や働いて勝利の果てる命かな
（ 橋本夢道 ）
4.
わたしたちは、ひとりの人間を、
飢えとしてではなく、
食物として愛している。
わたしたちの愛は、
人食い人種の愛である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
5.
（禽獣は）鳴きながら鳴きながら家畜になり、
（人間は）泣きながら泣きながら人になる。
（ モンゴルのことわざ・格言 ）
6.
一度だまされたら、
二度とだまされまいとする
真剣な自己反省と努力がなければ
人間が進歩するわけはない。
（ 伊丹万作 ）
7.
人間は才能の無いところでは失敗しないが、
才能の故につまずくと言われるが、
何も人間には限らない。
主義でも思潮でもそういう傾向がある。
人生を解釈する上に非常に便利な思想というものは、
その便利さで身を滅ぼす。
（ 小林秀雄 ）
8.
人間は幸福のために創られた者である。
（ トルストイ ）
9.
人間は自然に対して傲慢になり過ぎている。
（ 倉本聰 ）
10.
人間の過大な愚劣さは、
名誉を追求することであるが、
それこそまさに、
人間の優秀さの最高のしるしである。
（ ブレーズ・パスカル ）
11.
常識というものは、
人間の意識が元型の侵入を受けて混乱しないように、
長い歴史をかけてつくりあげてきたようなものである。
（ 河合隼雄 ）
12.
人間は笑い、かつ（また）泣く唯一の動物である。
なぜなら人間は、あるがままの事実と、あるべきはずの事実との相違に心を打たれる唯一の動物であるからだ。
（ ウィリアム・ハズリット ）
13.
人間が存在する唯一の目的は、
単に生きることの暗闇に火をつけることである。
（ カール・ユング ）
14.
人間は隣人が金貨を蓄えると羨(うらや)む。
（ ヘシオドス ）
15.
人間というものは、
ただ一度の人生を送るもので、
それ以前のいくつもの人生と比べることもできなければ、
それ以後の人生を訂正するわけにもいかないから、
何を望んだらいいのか
けっして知りえないのである。
（ ミラン・クンデラ ）
16.
自然な世界を服従させるために
人間が発明した技術は、
人間自身に逆らって向きを変えた。
それは高まる自己疎外だけでなく、
むしろ最終的には
人間存在の一種の自己喪失にもつながった。
（ エルンスト・カッシーラー ）
17.
（人間と動物の）最大の違いは、人間が強い想像力を持っていて、言葉の助けを借りて思考するということです。
（ アインシュタイン ）
18.
文明の全体が、
人間と雄と去勢物の中間のものを
女性と呼んでいるのだ。
（ ボーヴォワール ）
19.
人間は、
真理に対しては氷、
虚偽に対しては火である。
（ アミエル ）
20.
歴史は人間を賢明にし、
詩は多才あるものにし、
数学は鋭敏にし、
自然哲学は深遠にし、
倫理学は重厚ならしめ、
論理学と修辞学は議論に秀でさせる。
（ フランシス･ベーコン ）
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