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今日の
日本の文豪の名言
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10月27日
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1.
夫(そ)れ警察の法たる事無きを以(もっ)て至れりと為す。
事を治むる之(これ)に次ぐ。
(
国木田独歩
)
2.
(結婚して)半年位経った頃は
一番破綻の生じ易い時だという。
表には平和を装って居ても、
腹ではいろいろな不平が萌(きざ)す。
(
田山花袋
)
3.
みなさまが野辺をそぞろ歩いておいでの時には、
(私は)蝶にでもなって、
お袖のあたりに戯(たわむ)れまつわりましょう。
(
樋口一葉
)
4.
世の中を知る、ということは、
他人は決して他人に深い関心を持ちえない、
もし持ち得るとすれば
自分の利害にからんだ時だけだ、
というニガいニガい哲学を、
腹の底からよく知ることです。
もちろん、この利害という言葉には、
お金だけがからまっているわけではない。
名誉もあろうし、性欲もあろう。
(
三島由紀夫
)
5.
男の嫉妬の本当のギリギリのところは、
体面を傷つけられた怒りだと断言してもよろしい。
(
三島由紀夫
)
6.
なんとなく好きで、その時は好きだとも言わなかった人のほうが、いつまでもなつかしいのね。
忘れないのね。
別れたあとってそうらしいわ。
(
川端康成
)
7.
死にたければいつでも死ねるからね。
ではためしにやって見給え。
(
芥川龍之介
)
8.
誰しも「怠け者」と言われて名誉に思う者はないが、年中あくせくと働く者を冷笑し、時には俗物扱いする考えは絶無ではない。
(
谷崎潤一郎
)
9.
ああ婦人は窓にふる雨の点々、しめやかな音楽のめじろいのようなものだ。
(
萩原朔太郎
)
10.
行く年や猫うづくまる膝の上
(
夏目漱石
)
11.
自分を生んだから自分の母だ、母だから自分を育てたのだ。
そこで親子の情があれば真実の親子であるが、無ければ他人だ。
(
国木田独歩
)
12.
打てばひびくような人が好きである。
十の誠意で受けとってくれる人が好きである。
僕に十の誠意を要求するものは、また十の誠意をもって来なければならない。
(
武者小路実篤
)
13.
長い結婚は必ずしも出発に支配されない。
(
川端康成
)
14.
借りた金を返すことを考えない者は幸福なるごとく、
死ぬことを苦にせぬ者は幸福である。
(
夏目漱石
)
15.
如何(いか)な本人でも、之(これ)(=自己存在の目的)を随意に作る事は出来ない。
自己存在の目的は、自己存在の経過が、既にこれを天下に向かって発表したと同様だからである。
(
夏目漱石
)
16.
答えは、時が来てみれば、余りにも分かりすぎていたことである。
けれど、時の至る寸前までも、悟れないのが、人間の常であった。
(
吉川英治
)
17.
「真面目になる」ということは、しばしば「憂鬱になる」ということの外(ほか)の、何のいい意味でもありはしない。
(
萩原朔太郎
)
18.
人生にとって健康は目的ではない。
しかし、最初の条件なのである。
(
武者小路実篤
)
19.
たいていの男は意気地なしね、いざとなると。
(
夏目漱石
)
20.
もう愛してくれなくなった恋人は、電車のなかで人の足を踏んで空嘯(そらうそぶ)いている男のようなものである。
(
井伏鱒二
)
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